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令嬢男子と乙女王子──幼馴染と転生したら性別が逆だった件──  作者: 恋蓮
第三部 【君と狂詩曲(ラプソディ)】
93/129

◆90.甘いのちょうだい?

 

「それはちょっと気になるな……」


 翌日、妃沙は莉仁(りひと)と二人で理事長室にいた。

 あのすぐ後に『長江 誠十郎(せいじゅうろう)について相談があるから時間を作ってくれ』とLIMEを送った所、莉仁から『明日、理事長室に一人で来い』なんて脅迫めいた返事が届いたのだ。

 確かに大っぴらにする話でもないし、理事長室ならそれなりの設備くらいあるだろう、と「解ったよ」と返事を返した妃沙。

 そしてやって来た理事長室は、コーヒーの良い香りが漂っていた。


「よぉ、莉仁。お前のことだからどうせ対策もしてるだろうし、ここでは素で喋って良いんだろ?」


 土産、と、ズイ、と差し出した小さな箱には、妃沙が唯一好きな甘味である手作りのモンブランが入っている。

 妃沙の好みで造ったのでかなり甘味は押さえてあるし、いつもはこれも作るマロングラッセも買い置きのものを使用しているけれど、一番好きな店のものを贅沢に乗せているので味は問題ない筈だ。

 ちなみに、知玲もこのモンブランは好物で、何かというと強請られるので常に用意出来るように材料をストックしているあたりが妃沙らしいといえば妃沙らしい。


「……妃沙、これまさか手作り?」

「モンブランはワタクシの唯一好きなお菓子ナノデスワー!」


 照れ隠しなのだろうか、ベ、と舌を出し、頑張って妃沙語を中の人(りゅうのすけ)が言った結果、その言葉は酷い発音になってしまっていて、莉仁の笑いのツボを酷く刺激する。


「無理しなくて良いって。今更だろ? 取り繕うことに意識を向けてたらせっかくのお菓子も楽しめないじゃないか。

 天下の鳳上(ほうじょう)学園の理事長室だぞ、防音の魔法がかかった設備の一つや二つあるし、爆弾が落ちてもここだけは影響ないくらい安全だよ……俺の存在以外は、ね」


 せっかくの色っぽい微笑みも妃沙にはまるで通用していないらしい。

 手土産だと言うのに自ら箱を開け、しゃーねぇからグラッセが大きい方はお前が食えよ、なんて言いながら箱の中に入れて来た紙皿にモンブランを乗せ、同じくプラスチックのフォークを添えて莉仁に差し出す妃沙。

 その、気が利いているのだか利いていないのだか解らない様子に、莉仁はプッと吹き出してしまう。

 本当は甘党の自分の為に用意しようと思った菓子、出来れば自分も一緒に楽しめれば良いなという考えで自分の唯一好きだと思う菓子を作ってしまったのだろうけれど……。

 好きだと告白をし、『契約』まで済ませた自分を相手に、わざわざ手作りのお菓子を持参するなんていう健気な態度に滾らない男なんていないのにな、と苦笑めいた笑みを漏らしている。


「……あ、グラッセ盛り過ぎて落ちてら。莉仁!」


 呼ばれて思わず妃沙の方に顔を向けると、唇に適度な硬度を持つ何かの塊が当たり、そこから鼻腔をくすぐるのは高級なラム酒の香り。

 思わず口に含めば、濃厚な栗とラム酒の香りが口の中に広がり、莉仁の口内を蹂躙する。


「クリームも零れてらぁ。もったいないからついでに食っとけ」


 そう告げて、次に眼前に差し出されるのは薄茶色のクリーム。鼻腔から既に甘さを押さえた栗の良い香りが漂って来る。


「頂きます」

「おう、食え食え」


 ペットに餌付けでもしているかのような気軽さで妃沙が莉仁の口内に箱の中に落ちていたクリームを放り込む。

 こちらは妃沙の手作りで、抑えているとは言え甘さを感じる優しいクリームの味に、元々が甘党な莉仁が感激しない筈もない。

 想い人の手作りというだけでも大興奮なのに、その味は有名店のパティシェもビックリなものだったのだから。


「……妃沙の味がする」

「キモッ!!」


 莉仁の甘い笑みどころか口説き文句も妃沙にかかれば形無し顔無し容赦無しである。

 コイツといるのは楽だな、という認識はあれども、あくまでそれは『男同士の付き合い』として認識している妃沙に対して恋愛の何チャラを持ち込むのは至難の技だ。

 前世から彼女を知っている東條 知玲──幼馴染にして元・婚約者という肩書を持つ彼でさえ苦労をしているのだ、絶賛初恋中の莉仁にどうにか出来る相手ではないのである。

 だがしかし、莉仁はそんな彼女の変化を少しずつ楽しみたいという態でおり、奇しくもそれは知玲と同じ思考であったので、妃沙のそんな反応に盛大な笑い声を返すのは通常通りの反応であった。


「ひどいお、おねーたん! こんなカッコ可愛い純情男子に対して!!」

「そんな生物がいたらお目にかかりてェわ! 良い年したオッサンが何言ってんだ、ばーか!」


 アハハ、と笑う妃沙の表情は莉仁の心を奪った彼女のものに他ならないのだけれど。

 ……何故だか、そこに一粒の害虫(ライバル)の色を感じて、グッ、と唇を噛む莉仁。

 自分の立場は後出しジャンケンすら成立しない程に不利なものではあるけれど、前回のデートでは彼女から全力の笑顔を引き出せたに違いないと確信している。

 なのに、あのデートから今日に至るまでの短期間の間に、妃沙に心境の変化を及ぼす何かと知玲(ライバル)の策略を勘繰り、実力行使に出た。



「俺、甘党だしさ……もっと甘いの、ちょうだい?」



 見る人が見れば腰を抜かしそうな程の甘ったるい笑みを浮かべ、妃沙の手を取ってその指先についているクリームをペロ、と舌を出して舐め取る様はイケナイ映像を見ているのではないかと錯覚させる程である。

 ……だがもちろん、我らが残念系主人公には全く通用していなかった。


「クリームもっと付けろってか? しゃーねぇな、こっちのクリーム分けてやるからそれで我慢を……」

「妃沙きさキサ!? ねぇねぇ、そういう事じゃないんだっていい加減気付こうか!? なんだったらさ……」



 ──付きっ切りでレッスンする?



 そう言いながらズイ、と顔を寄せる莉仁に対し、爆笑する美少女の様子をどう表現したら良いのかは、作家が集う会合で議題に挙げたとしても良い表現は出て来ないかもしれない。

 少なくとも莉仁は傷付いた……ようである。自分の本気がまるで伝わらなかったのだから。

 だが、彼は大人で、妃沙のそんな所に惹かれているのは事実であるので、涙すら浮かべて笑い続ける妃沙の頬をキュッと抓り上げて言った。


「……まったく。そういう鈍感で可愛い所は俺にしか見せて欲しくないんだけどな……。まぁ、妃沙には無理か。

 少し、あの残念な美少女ちゃんから恋愛脳をお裾分けして貰った方が良いんじゃないか? そしたら俺も……副会長の苦労も少しは減るかもな」

「ええぇぇーー!!?? 莉仁サマ、そんなキサを見たいのォォーー!!??」

「ってオイ!? いつの間にモノマネ出来る程に接近したんだ君はァァ!!??」


 ねつ造だよ、と楽しげに笑う妃沙を見て、莉仁はホッと胸を撫で下ろした。

 まったく、この規格外な美少女は自分の心を奪っただけではなく翻弄する方法まで学びつつあるらしい。

 敵わないなぁ、と苦笑しながら溜め息を落としつつ、今日の所はこんなものかな、と認識を改めるあたり、やはり彼は大人であると言えた。


「ぶりっ子するには大胸筋の厚みが足りないようだね」

「うるせェ、セクハラ理事長! 訴えるぞ!!」


 ドゴン、と良い音をさせて莉仁の頭を引っぱたく妃沙に手加減などあろうはずもない。

 だがもちろんそれは、無意識下での妃沙の手加減が影響していて……嬉しそうに笑う莉仁の表情がそれを物語っていたのである。




 ───◇──◆──◆──◇───



「……それで、長江先輩は自分に気を付けろって言いに来たんだ。何でも、あの河相っつー女子の魅力には抗えないっつーか……本能が理性を凌駕しちまうって感じの反応だったから気になってな……。

 知玲から聞いた話では、全国区で有名な選手だったんだろ? それが今年に入ってからはすっかり鳴りを潜めてるって言うし、部活にすらほとんど参加してないらしいしな……」


 目の前に置いた自作のモンブランを少しずつ咀嚼しながら、妃沙が眉を潜めてそんな事を語っている。

 なお、小食で甘いものを余り好まない彼女なので、いかに一番好きな甘味で自分好みに作ったものであろうがバクバク食べられないのは仕様である。

 幸いなことに今世での妃沙はどんなに食べても全く太らない体質ではあるので、体型を気にしてのことではないというあたり、これまた世の女性達の反感を買いそうである。


「彼の不調は俺としても残念に思っていたんだよ。柔道界に於いて最も有名で、この国を背負うだろう選手だと目されていたからな。

 河相(かわい) 萌菜(もな)……彼女の能力(スキル)が魅了だってことは判別できたし、その対象は心に決めた相手のいない異性だということは解っているが、彼がその闇に落ちたとは俺も信じられないな」


 美味しそうに自分に提供されたモンブランを食べながら、表面上は表情を崩すことなくそんな真面目な台詞を言い切った莉仁。

 だが、自分の分を食べる合間に、度々妃沙の前に置いた菓子を突く様を見ていたので、どうしたって真面目を貫けない莉仁に少しだけ呆れているようである。

 妃沙としては、こんな時間にケーキを食べてしまっては夕食を食べられなくなる可能性が高かったし、食べたかったらこっちも突けよ、なんて許可を出してしまった故の行動であるので表立って文句は言えないけれど、

 普通、大人というものはそう言われても遠慮するものだと思っているので、あまりに自分の欲求に素直な莉仁には呆れ半分、そしてもう半分は自分の作った菓子をそんなにも気に入ってくれて嬉しいという気持ちもあったりする。

 それより今、莉仁によって明らかにされた萌菜のスキルについての言葉に引っかかるものがあった。


「……待て。それが本当ならあの子の能力(スキル)は俺には通じねーんじゃねぇの? 曲がりなりにも女生徒だし……」

「自分で『曲がりなりにも』なんて言ってるあたり自覚があるんじゃないかと思うけどさ……前例がないから解らないけど、『魅了』なんて精神に作用するスキルなんだから精神(こころ)に影響するんじゃないか?

 妃沙、見た目と違う性別を宿しているせいなのか、君の心に誰かが棲まっていたからなのかは解らないけど、君に彼女の能力(スキル)が通じないのはこの先一生変わることはないだろうね」

「何でだよ?」

「キミのココロにはボクちんが永久に棲み着く予定だからァァーー!!」


 うぜェ黙れ、という妃沙の絶叫と。

 黙らないィィーー仮想事実を現実にお迎えしようとしてる健気な青年をいたぶるなァァーー!! という莉仁の絶叫が室内に響き渡る。

 けれども、莉仁が語っていた通り、この部屋ではどんなに騒いでも外部に迷惑を掛けることはない。

 万が一の時の事を考え防犯カメラは設置しているけれど、今はその録画も切っている。

 想い人と二人きりで個室にいて、ましてや相手は生徒で美少女で、自分に対する評価が低すぎる人物なのだ、多少の危険は感じてはいたのだけれど、何しろ初めて知った恋は今まで知っていた自分のキャラをも崩壊させるものなのである。

 普段の莉仁であれば証拠保全の為に映像は残しておくのだけれど、妃沙と対峙していると『普段の自分』はまるで通用しない。

 ましてや全力を出して口説かなければならない程の不利な立場にあり、その全力(・・)は時に実力行使をしなければならなかったので、映像に残すのは立場上マズいよな、と思ってのことだったのだけれど。


「満室ですぅー!」

「それなら財力にモノを言わせて増設するしィーー!!」


 ……一番の原因はお互いのその残念すぎる会話の為であるに違いがなかった。


「……まぁ冗談はさておき」

「冗談だったのォォー!? 妃沙カナシイ!」

「それ止めて、妃沙。襲うよ?」

「……スミマセン」


 そんな会話の後、二人はキュッと表情を引き締める。

 莉仁も妃沙も……中の人の年齢を鑑みれば良い年をしたオッサンであるので真面目になるべき所は理解しているようだ。


「いずれにしても、長江のその情報だけでは判別出来ないな。調査してみるから、妃沙……君は安易に誘いに乗ったり心を砕いたりするなよ?

 出来れば河相、長江の両名への接触は控えて欲しい所だけど……その表情を見るに君、長江に同情したりなんとかしてやりたいなんて思ってるんだろ?」


 ハァ、と溜め息を吐いてガシガシと頭を掻く様はとても様になっていて、大人の色気すら感じさせる程だったのだけれど……当然、妃沙にそれが通用しているはずもない。

 彼女は今、莉仁に何故だか言い当てられてしまった自分の心情を胡麻化そうとするのに必死だった。


「ソンなことネェでごぜぇますわよ理事長!? アテクシは他人には興味を抱かない性質(タチ)であらないかもしれないワケでご覧じろ……」

「妃沙、俺に対して繕っても無意味だって知っててやってるなら天才だけどさ……表情は素直だよ。可愛いね、君は」


 くつくつと笑う莉仁に、何処か妃沙も負けず嫌い精神を刺激されたのだけれど。

 イヤイヤ、ここはモンブランをアテにして危険人物について語り、学園内と言うよりは自分の周囲に危険が及ばないようにする為に来たんだろ、と自分に言い聞かせる妃沙。

 自分が世界の平和を護るッ! と言い切れないあたり、残念な正義のヒーローである。


「……莉仁、真面目に聞いてくれよ。俺は、長江先輩があのカワイ子ちゃんの能力(スキル)に影響されたせいで苦しんでるなら助けてやりてェんだ。

 稀代の柔道選手がこんなことで姿を消すなんてもったいなさすぎるだろ。長江先輩の筋肉を見れば解る、あの人はすげぇ選手だ。だから、本気の試合を見てみたいんだよ……!」


 キュ、と莉仁の手を握って涙すら浮かべながら上目遣いで懇願する自分の様を鏡で見たら、妃沙も卒倒しそうな程に愛くるしい姿であった。

 想い人のそんな姿に莉仁が発奮しない筈もない。

 理事長とは言え、彼は今、絶賛初恋中の残念なオトナなのである。


「長江があの残念な子から剥がれたらずっと対策も打ち易くなるだろうけど……残念ながらその未来は訪れないだろうな。能力(スキル)に起因して張り付いていると言い切れないなら尚更だ。

 だが、俺としても生徒である彼の純粋な想いを台無しにしてしまう作戦はごめんだな。妃沙、君は特別だけど……他の生徒達だって俺には大切な存在だからな。

 一人ひとりの恋の応援や具体的な施策はしてあげられないが、長江は特別」


 何故? と問う妃沙に、莉仁はニヤリとニヒルに笑って言った。


「優秀な運動選手の育成は学園をあげて行わなければならない義務だ。学園の名声を上げ、今の一流の評価を不動のものにする為の広告塔には打ってつけだからな。

 彼が理性を取り戻せば河相さんも落ち着くかもしれないし、正直、厄介な問題が起きる前にその状況に持って行きたい所ではあるんだが……」


 妃沙、と囁いてそっとその華奢な身体を持ち上げ、自分の膝の上に座らせる莉仁。

 当然、妃沙からはヤンキーめいた制止の言葉が飛び出て来るけれど、莉仁には美少女の愛らしい唇から飛び出すその言葉の数々にツボを突かれまくっているらしく、妃沙から手を離して腹を押さえ、ずっと笑っている。


「頑張るにはご褒美がないとなー。いくら俺が優秀な理事長だからって、ボランティアでむさくるしい(ヤロー)の手助けをするなんて酔狂でもないし」


 くつくつと笑いながら妃沙を抱き締め、漂う甘い香りを堪能している表情はまるっきり悪戯っ子のそれである。

 実際、莉仁は、人を好きになるということやそれが齎す効果について、自らの身体で検証しているフシがあるので、スキンシップも甘い言葉も彼にとっては『実験』だと捉えており、その為に遠慮せずグイグイ押せるのかもな、という自己分析をしている。

 そしてまた、そういったことに慣れていない『対象』もまた、言葉とは裏腹な初々しい反応を見せてくれるので、現状、莉仁の『実験』は順調であった。


「理事長なんだから生徒の為に尽力するのは当たり前だろッ!」


 照れているのか、少しだけ頬を染めた妃沙が存外に強い力でピン、と莉仁の額を弾く。


「けどまぁ、こっちが言い出したことだしな。協力してくれるなら、またこうして甘いモンでも作って持って来てやっても良いぜ」

「……ねぇ、妃沙……。俺ってばまがりなりにも理事長だし君よりだいぶ年上の大人だし男なんだけどさ、そんな可愛らしい報酬で釣れると思われてるのは何でかな?」

「残念だからだろーが!」


 再びピン、と莉仁の額を弾く妃沙の表情はとても楽しげで。

 膝の上に載せた程よい重量と温かさと、想いを寄せる相手がこんな風に気さくに話してくれるという喜びと……そして、この『言葉』は自分以外には聞こえていないのだという事実に、莉仁は深い幸せを感じていた。


「ショートケーキワンホール! 妃沙のあーん付き! 妥協はしない!」

「甘ったれんな良い大人が!!」


 ドゴン、と響くのはきっと妃沙が莉仁に腹パンでもしたに違いない。

 その様子はまるっきり喧嘩っぷるのそれであったのだけれど、そんな事は妃沙は否定するだろうし莉仁を喜ばせるだけなので、この日この時間の理事長室の様子が録画されていなかったことは幸運であったと言えよう。


◆今日の龍之介さん◆


龍「ほれほれ、食え食え、秋の味覚だぞー」

莉「ちょっ!? 俺を犬か何かと間違えてないか!? 仮にもこの学園の理事長だぞ!?」

龍「……食べないのか……?」(上目遣い)

莉「いっただきまァァーーーす!!!!」(音割れ)

龍「(……フッ、チョロい)」


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