七罪
【七つの大罪】
それは、全ての生きとし生けるものが保有し、常について回る欲望、または願い。
その信仰は強大であり、他の信仰と比較しても多大な神気を生産している。
【大罪が引き起こす事】
強大な信仰は寄り集まり、神域を形成。
βコアが生成され、生まれながら罪を背負う神が誕生する。
それらは宿命に従い大罪を執行、やがて数多の世界を滅ぼす事となる。
また、大罪の神が生まれる過程で、罪にまつわる信仰を受けた現神が依代となり、災禍を引き起こす事もある。
何にせよ、大きな力は神を生むが、生まれた神は賊神と成り果てるので、大罪の信仰は適切な処理が必要となる。
※《神》の項を参照
【適切な処理】
賊神の発生原因は、被害を生む信仰が寄り集まる事である。
よって、それを妨害する事で、賊神の発生を抑制ないし阻止する事が可能となる。
①制御
大罪の信仰を受け取っても自我を呑まれず、コントロールできる神が、大罪の信仰を受け取る。
受け取った力を消費し、夢想精霊の抑制を行うことが肝要である。
それを怠れば、夢想精霊に呑まれ、賊神となってしまうリスクがある。
②結晶化
莫大な力が集結しないように、細切りに纏める事で、βコアの発生を抑制する。
溜め込むばかりでは別途問題が生じるので、その後の処理が肝要。
③分解
神気を分解できる程の力を持つ強大な神が、大罪の神気を解く。
継続性や負担などを考慮すると、あまり現実的では無い。
④討滅
大罪神性の処理の中では最もメジャーな方法。
程よい罪の依代を擁立し、それを神性に馴染ませて、殺害する。
これにより、宿った神気は魂を通して他の属性と中和、弱体、死滅する。
即ち、自然的に現神が依代となるケースは、世界の免疫反応の一つである。
問題のある神性を宿した者は他者に攻撃を仕掛け、やがてその他多くの神性に淘汰される。
それでも尚大罪神性が強いと賊神は生まれ、問題のある世界を滅ぼし、別の世界の神に討たれる。
これもまた、無数に広がる世界というモノの、免疫反応なのかもしれない。
【利用】
幾らかの神は、④の方法を用いて魔王を擁立、勇者も生み出し、魔王を討たせる英雄譚を作る。
自らが加護を与えた勇者が魔王を討つ事により、大罪の神気を処理しつつ、自分への信仰も獲得でき、更には戦いにより世界全体の活性率上昇まで狙える、一石三鳥の策である。
得られるモノに比べれば、その間の被害など然したるモノでは無いのであろう。
また、大罪の神性が強くなり過ぎた際の緊急避難として、大罪の神気を流すが自分から動く事はしない、大罪の神器などを作っているケースもある。
【大罪の大まかな性質】
どれもが強力な力を持ち、強力な夢想精霊となって精神を汚染する。
◆傲慢
己の強化と相手の弱体に適性
◆暴食
回収した力の分解と貯蓄に適性
◆色欲
配下の生成と異性への魅了に適性
◆憤怒
己の強化に極めて高い適性
◆強欲
他者の力の強奪などに適性
◆嫉妬
他者の力の模倣などに適性
◆怠惰
他者の弱体化や防御に適性





