侵略的亜人
【侵略的亜人】
亜人種の中でも、何らかの理由により高い侵略性を持つ亜人種。
器用な四肢を持ち、攻撃的な肉体を持つ、その性質から、迷宮などが亜人種を生成する場合はこれらが選ばれる傾向にある。
高い知能は不要、ただ命令に諾々と従い、敵を討つ獣であれば良い。
【ゴブリン】
人間の子供ほどの大きさの亜人。
寿命は長くとも30年程であり、知能は全体的に低く、戦闘力も低め。
特性として、生まれてから成体になる速度が極めて早く、数日で狩りに参加できる。
雌の出生率は約10%程度だが、早いサイクルで妊娠と出産を行うため、数は急速に増加する。
また、雌の少なさ故厳しい競争社会を形成し、強い雄やその傘下が多く子孫を残す。
それはそのまま縦社会の軍勢を形成する。
他種族と交雑が可能だが、その場合は繁殖ペースが遅い傾向にある。
全体的に貧弱な種であるが、それ故小刻みに進化し、より強く、または環境に適応していく。
進化したそれらが強い雄となり子孫を残す事で、ゴブリンは環境に適応していく。
また、軍勢を率いて知的種族の町などを襲い、餌や雌、優れた武装などを確保、勢力を増加する。
【オーク】
戦闘に特化した肉体を持つ亜人。
肉の塊のようなそれは、脂肪の鎧を纏っているだけで中身は筋肉の塊。
寒さに強く暑さに弱いため、山などに生息し、砂漠などにはあまりいない。
繁殖サイクルは人間よりやや早いくらいだが、雌の出生率はやや少ない。
そのかわり一度に産む数が多く、しばしば軍勢を形成する。
他種族と交雑が可能だが、その場合は出産数が少なく、繁殖ペースが遅い傾向にある。
滋養たっぷりの肉体は上位の獣の恰好の餌であり、比較的強種族とはいえ森の中では常に危険と隣り合わせ。
その為、知的種族の築く防壁やその城砦都市などを奪うため、侵略を仕掛ける。
危険な森で生き残り、知的種族を襲う程に勢力を増したオークは、皆歴戦の戦士である。
【オーガ】
大鬼とも呼ばれる巨躯の亜人。
全体的に残虐な性質をしており、遊びで他種族を狩る事もある、生来の強種族。
圧倒的な膂力は木々を易々と薙ぎ払い、その頑強な皮膚は並の鈍を寄せ付けない。
あまり大きな群れは作らない傾向にあり、繁殖ペースは遅め。
他種族と交雑可能だが、他種の人類種は基本的に獲物なので、交雑する例は稀である。
知能が低いのは考える必要がないためであり、ちゃんと育成すれば人並みの知能は持つ。
他の知的種族を従えて人間の町を襲う例もある。
人間に捕まって変えの効く兵士として戦場に投入される例もある。
げに恐ろしきは知恵であろう。
【コボルト】
人間の子供ほどの大きさの亜人。
犬に似た姿をしており、二足で活動するが四足でも行動可能。
似た種のゴブリンより強い種であるが、繁殖ペースが遅く、数で負けて淘汰される傾向にある。
種として強者に従う傾向が強く、雌雄問わず皆戦士であり、連携をとって戦列を形成する。
だからといって数の暴力に勝てるとは限らないが、狩りは上手い。
【リザードマン】
蜥蜴人とも呼ばれる亜人。
森や湿地に生息し、村規模程度の群れを作る。
知能はやや高めで、比較的強めな種だが、繁殖ペースはやや遅い。
また、死ぬまで体は成長を続ける為、老練な個体程体が大きく、身体能力も高い。
その反面脆くなっていくので、結局現役を引く事になる。
……まぁ、大体現役の内に戦死したり、傷が原因で病死するので、生き残りの個体は当たり前に強い。
【レッサーハーピー】
旧神時代に存在した風神の神族を起源とするとされるが、あまりにも落ちぶれた種。
人の女性の上半身を持つ割にあまり高い知能は無く、大きな群れは作るが文明は作れない。
雄の出生率が低いが繁殖サイクルはやや早く、それなりの速度で繁殖する。
狩りやすい獲物を集団で狩る。仲間が死んでもあまり気にしない。
一方で、生存の為安住地を求める性質があり、囲まれた場所を好む。
そう、ちょうど柵などで囲んでなけなしの防衛力を持つ村なんかを。





