不思議の世界
【不思議の世界】
魔界の中でも特に下にある、崩壊世界に最も近い世界。
そこには混沌の属性、夢属性の魔力が満ちている。
それは、遥か奈落で眠る者たちが見た夢なのだとか。
※奈落とやらは《崩壊世界》の項を参照
【不思議の世界の役割】
不思議の世界には夢の力が満ち、それは観測者によってその姿形を変える。
支配地の拡大は支配者の直接的な力となり、極めて素早く現神が生まれる。
現神は世界変質の権限を持ち、現神の意図に関わらず各世界の境界は衝突する。
相性の悪い他者の固有因子が毒となるように、互いの伝説が互いの生存を許さず、争いは必然的に訪れる。
こうして現神たちの神話は統一され、星霊は誕生する。
誕生した星霊は、その強大な伝説によって不思議の世界を変質させ、理を齎し、奈落より這い上がる悪性の夢、悪夢を穿ち、崩して、世界の糧に変換する。
※現神は《神》の項を参照
※星霊は《世界知》の項を参照
【初代夢想神が残した物】
世界の信仰を集積し、結晶化する装置、神刻の砂時計。
集めた信仰の砂は整理され、プリセットされた神話を宿す原典が作られる。
原典は資格ある者に与えられ、資格者は原典保持者となる。
同じ原典を持つ原典保持者は、互いに争い、殺し合い、原典を奪い合う。
そうして原典は力を増し、歴史を積み上げ、やがて夢想神となる。
原典とは、天使の光輪や竜の竜玉と同じ、βコアの雛形である。
生まれた夢想神は世界を塗り替え、悪夢と戦う事となる。
神刻の砂時計は、初代夢想神が残した、世界を安定させつつも素早く夢想神を作るための星辰炉である。
※原典は《神》《魂の装備》の項を参照
【原典の成長】
原典は、同じ原典を奪い取る他にも成長する手段がある。
①別の原典を奪う
別の原典を奪う事で、その力の一端を獲得し、武器とする事ができる。
ただし、あまり多く性質の異なる原典を奪うと、それは深刻な汚染となり、やがて狂って原典の暗黒面に落ちる。
②自らの伝説を積み上げる
順当に現神として、自分だけの伝説、原典を積み上げる。
③詩片を収集する
伝説的偉業やそれに準ずる何かを砂時計が認めた時、詩片が発生する。
アクターたちはピースを集める事で、原典を強化する事ができる。
ただし、これも器に見合わぬ程積み上げると汚染の原因となる。
……原典を持たない者も、詩片を積み上げる事で、原典に匹敵する力を得る事ができる。
【原典の暗黒面】
不思議の世界は概ね良性の夢が集まるが、悪性の夢も溜まって行く。
悪性の夢の吹き溜まりは、不思議の世界の下に存在し、そこを奈落の世界と呼称する。
原典が保有する良性の夢は、状況や他者の観測次第で、悪性の夢と繋がることもある。
大きな力を持つ原典は、悪夢と表裏一体の存在である。
それを跳ね除けるだけの魂の輝きを持つ者が、原典保持者に選ばれる。
それでも、暗黒面に落ちる者は生まれる。
悪夢が凝固した存在を夜迷夢と呼び、それが更に力を増して世界変質を起こせるようになった者を彷徨う悪夢と呼称する。
そして、暗黒面に落ちた原典保持者の状態を、悪夢に彷徨うと呼称する。
例:悪夢に彷徨う・アリス





