魔法薬
【魔法薬】
魔力を内包し、それによって治療や強化を行なう薬類の事。
安価な素材を大量に用いたり、高価な素材を慎重に配合したりする。
【治療魔法薬】
単に回復薬とも呼ばれるスタンダードなポーション。
癒属性や生属性を多分に含む薬材を用いて作られる。
摂取や体への塗布、患部への塗布で効果を発揮する。即効性で傷を塞ぐ。
細菌、ウイルス、寄生虫、悪性細胞等は生きているため、ポーションを投与するとそれらも回復させ、病状の悪化を招く。
賞味期限はそこそこ長い。味は基本的に苦かったり渋かったりする。
癒属性の量や質によってランクが異なる。
種類とランクの比較は以下、
初級ポーション:1~15
下級ポーション:15~30
中級ポーション:30~60
上級ポーション:60~150
主な薬材は、薬草類、治癒系の魔物素材、魔石。
【魔力回復薬】
無属性魔力や生属性魔力などを多く含む薬材を用いて作られる、魔力を回復するためのポーション。
主に摂取する事で効果的に魔力を回復できる。吸収の工程があるため、やや遅効性。
賞味期限はやや短め。味は果実などを用いる物はやや甘かったり、発酵して酸っぱかったりアルコールが発生していたり炭酸になってたりする事もある。
回復量によってランクが異なる。
ランク分類はポーションと同じ基準に基づく。
主な薬材は、魔力の保持性が高い果実など、魔石。
【強化薬】
主に魔物素材などを用いて作られるポーション。
摂取する事で強く効果を発揮する。吸収の工程があるため、やや遅効性。
賞味期限はやや短い。味はとても飲めた物じゃないのが殆ど。
効果量によってランクが異なる。
ランク分類はポーションと同じ基準に基づく。
主な薬材は、薬草、魔物素材、魔石。
【進化薬】
主に魔物素材などを用いて作られるポーション。
種族によって必要な成分が異なる為、製法は複雑。
侵食性の因子を利用する方法や、必要な因子とエネルギーを供給し進化を促す方法などがある。
賞味期限は概ね短い。味は……そもそも人が飲むような物では無いのが殆ど。
強力な魔物素材を用いる場合が殆どで、まともな実験もできない為、往々にして暴走、激甚な副作用などがある。
よしんば上手く行ったとしても、その対象の才能による場合もある為、多くの犠牲が必要。
※《進化》の項を参照
【神薬】
別名、意思ある薬。
製法はさまざまあるが、主に癒属性などを的確に操り、情報を元に病原を分解したり欠損部位などを再生させる。
賞味期限は極めて長い。味は基本的に澄んでいる物が殆どだが、それが美味しいかは……。
進化薬の中でも良好な効果を齎らす物は神薬と呼ばれる。不老不死などを齎らすのも進化薬の神薬である。
一時的に超強化を施す強化薬も、莫大な魔力を安全に付与させる魔力回復薬も神薬である。
【他】
ポーションは概ね水薬を指すが、他の形態もある。
・塗布薬
塗り薬。固まる性質を持つ蜜蝋などの素材を用いる軟膏タイプや、クリーム状の物などある。
即効性は基本的になく、効果も低いが、魔力の拡散が起き辛いのでコスパが良い。
・丸薬
錠剤など。効果や性質はさまざまであり、突き詰めれば大体なんでも当てはまる。
特に低次の場合は、薬草をそのまま捏ねて練り込んだり、魔物素材を砕いたり裁断したりして投入するような物。コスパは良い方で、何より保存性が良い。味は……。
【主な製法と解説】
◆ポーション
乾燥させた薬草などを裁断し、煮出した液体に、水に晒すなどして固有属性を抜いた魔石の粉末を入れて混ぜる。
魔石は癒属性を保持する役割を担う。
◆マナポーション
果実などを濃縮還元して、固有属性を抜いた粉末魔石などと混ぜる。
◆バフポーション
魔物素材を刻み、その素材の主人の粉末魔石を固有属性を抜かずに投入、それによって生じる副作用などを薬草の癒属性で抑える。
例:鱗と魔石を投入すると、魔石が持つアビリティが鱗と反応し、硬化のバフを発動させたりする。
※魔物素材と魔石の働きは《魔物素材の利用》の項を参照
◆エボルポーション
バフポーションを強化した物の類い。魔物素材や魔石を混ぜて作られる。
概ね素材の侵食性を利用する物であり、急速な変質は癒属性に害と見なされる為、癒属性による調整は困難。
原作の例は、
・強力な魔物素材を用いて作られた、人間を強化する魔人薬。
・蚊型魔蟲の魔石を用いて、高位吸血鬼の力を取り込みやすいように調整した、吸血鬼を強化する闇血剤。
◆神薬
往々にして、信仰に繋がるように作られる。
酒や水などを満月に千度晒して作られる月の涙。
酒や水などに太陽光を収束させ、何十年をかけて作る太陽の雫。
霊峰の頂に咲く花、伝説的な魔獣の血、聖域の果実。
そう言った信仰と接続された因子を持つ素材を用いて、神薬は作られる。





