魔力
【魔力】
創世記より拡散された神の力の粒子。神の指先とも。
凡ゆる物質、現象の根源であり、如何なる場所にも存在する。
精神に感応して活性化し、行使しなければ徐々に不活性化していく。
世界規模で魔力が不活性化している状態は『魔滅』と呼称される。
魔力は行使する事で様々な現象を発生させ、その後大気中に拡散する。
拡散時は濃度の変化が起こり、感知出来ない程に濃縮または希釈される為、再利用による連続的魔法の行使は困難である。
世界の魔力濃度は世界の魔力活性化率によって変化し、より薄い物は濃く、濃い物は薄くなって一定値を保つ働きがある。
これは魔力が本来持つ引き合う性質と、活性化による拡散する働きによる物で、活性率が上がることにより世界の外部から流入する魔力量が増加、平均魔力濃度が上昇する。
また、閉じられた空間などでは引き合う性質により魔力が結晶化する事もある。
※魔力結晶は《魔石》の項を参照
※閉じられた空間は《神》の項を参照
【魔力の呼称】
呼称は大別して2種類ある。
大気中の魔力を『マナ』と呼び、体内の魔力を『オド』と呼ぶ。
凡ゆる物、者はマナを摂取し分解してオドへ錬成する力を持つ。
また、他者のオドやマナは、その濃度や内包属性、残留意思次第では猛毒となる。
量や質、相性、特殊な緩和属性等が無い限り、基本的には毒である。
【魔力の錬成】
魔力は凡ゆる物質、現象の根源であり、概念の数だけ属性が存在する。
属性の錬成には精神力を消耗し、より専門的である程属性錬成は難しくなる。
一般的な属性は以下
・根幹属性
無 生
・基本四属性
火 水 風 土
・特殊属性
闇 光
・上位属性
火+水=霧
火+風=雷
水+風=氷
水+土=木
土+火=鋼
土+風=錆
・特殊上位属性
闇+生=毒 死
光+生=癒 聖
闇+光=影 空間
攻勢属性 武属性
斬 打 突
防勢属性 武属性
硬 軟
属性の錬成は縁により繋がる為、基礎的属性を錬成してから上位属性を錬成するとやりやすい。だがそれをしなくても錬成は可能である。
生育環境や遺伝により個々に得意属性と苦手属性があるが、これも属性概念との縁による物。
また、生属性は無属性の発展属性であり、生命の概念に固有の属性、生育環境や遺伝により変じる個人属性が混ざった物を主に指す。
生属性は生ある者ならば誰しもが持っており、体内を循環している。コレらを一般的に『オド』と呼ぶ。
固有の生属性は極めて物質、現象への変換効率が良く、通常時では不足する栄養素の代替や過剰な物質の分解に行使され、余剰分は体外へ放出されている。
魔法薬の類いは、基本的な薬効の他に生属性を多分に含み万病に効く反面、細菌、ウイルス、寄生虫、悪性細胞等には相性が悪い。
それを改善するには属性に指向性を持たせ、対象指定を行う必要がある。
指向性を持つ薬、即ち意志ある薬を、『神薬』と呼ぶ。
※魔力属性は《属性》の項を参照
※ポーションは《魔法薬》の項を参照
【魔力濃度】
濃度の高い魔力を練り上げる事で物質、現象の強度、威力が向上する。
それぞれの濃度とそれを行使する術の呼称、及び適正レベルは以下、
濃度の名称:技法:レベル
魔力:操気法:1〜30
練気:練気法:30〜60
闘気:闘気法:60〜300
仙気:仙気法:300〜600
真気:真気法:600〜800
神気:神術:800〜?
・操気法
『オド』、取り分け固有の生属性を操作するだけの術であり、『オド』を感知出来るようになれば、簡単に行使可能な術。
生属性は基本的な働きとして不足を補う性質がある為、強化するという意志に対し、それを補うような働きを見せる。
・練気法
生属性及び無属性の体内に存在するオドを行使し、活性化させて操る術。即ち、内在無属性を容易く操作可能な固有生属性へ変換して行使する術。
無属性は生属性と比較して操作難度が高い。そんな無属性を体内で循環させて生属性と擦り合わせ、練り混ぜる事で他属性への変換を容易にする。
魔力と魔力を擦り合わせる事で、質は徐々に上昇して行く。これを練り上げると言う。
より意思に従いやすい生属性を練成し、操る術。
・闘気法
練気法により活性化させた『オド』、固有生属性をより操作難度の低い自己の固有属性へ変換し、極めて強度の高い武属性へと再錬成する術。他の属性を武属性と同濃度まで練り上げる事も含む。
魔力が高濃度となる為概念に適応した色を持つようになる。武属性等の攻勢属性は主に赤色。
このあたりから魔力活性率が100%を越える。
・仙気法
体外魔力、『マナ』の操作や、体内はおろか魂表層部さえ操作する術。
『オド』を完全に掌握する仙気法を極めて行くと、病気にならず、老化もせず、頭が吹き飛ぶ程度の欠損なら再生する為、ほぼ不死身となる。
ただし魂魄表層部しか操れない為、何らかの方法で肉体が消滅すると死ぬ。
・真気法
魂魄浅層部までを操作する術。
その性質上肉体が滅んでも死なず、やがて復活する。
肉体に頼らないその身は精霊と同じであり、神へと至る第一歩である。
・神術
魂魄の全てを操る術。神気を操る為、得意属性の神域の操作や自らへの信仰により生じた神気を操る事ができる。正しく神となる術。
ただし得意属性、即ち縁の深い属性以外の操作は極めて困難である他、己への信仰により生じた神気が己の操作能力を越えると、自我が信仰に塗り替えられて行く。
神の名に宿る意思、神格を、『夢想精霊』と呼称する。
※神等は《神》を参照
【魔力の活性化】
魔力の活性化とは、魔力に意思を通す事を指す。
意思の影響を受けた魔力は活動が活発化し、動作速度、持続性、対他意思攻撃性ないし防御性に影響がある。
魔力活性率は100%を超えて動作させる事ができるが、意思の注入が止まるとパーセンテージは急速に低下し、100%に収まる。
活性度が高まるにつれて制御への負荷が上がり、拡散性が上昇する一方、属性の純度が極めて高いと引き合う性質が強まる。
※極めて高い属性純度は《神》の項を参照
※活性度の低下が齎す事は《魔滅》の項を参照
※魔力の引き合う性質で生じる物は《魔石》の項を参照





