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032_ズレは計算のうちで。

 必ず正確には伝わらないのであるならば、そのズレを計算に入れて情報を出力するようにすれば良い。


 実際に実行している人も多いように観察される、ようは言質を取られないように曖昧な発言をしているようなやり口である、まあ、些細なことではある。


 真にその、伝達のズレ、誤解、誤読を活用するならば、どの程度の方向へ向かうのかを把握して計算して情報を流すようにするようになるのであり、ごまかすのではなく、正しく欲しい結果を引き寄せようとするわけであり、大体は失敗するわけではある。


 難しいのである。しかし失敗を織り込んでおく、別にそうなっても他の利益を得られるように立ち回る、そのようなやり口を常道化しているような人格は確かに存在するのである、目立たないことが前提にはなるが。


 大きく影響を与えてはいけない、無意識に近いところでズレを利用しなければならない、なぜならば、大きすぎるズレにはエネルギーがあまり生まれないからである、ありていにいうならば、嘘っぽすぎると力が出ないのである。


 そのような些細なズレ、気がつかれないようなズレにこそエネルギーが込められている、発生するのであり、それを食べる生命体が後押しをしてしまうわけである、勘違いに近いものを、そしてそのまま流れるように、違和感なく流布してしまうようなものが、長く大きく、エネルギーを生み出すのである。


 流行とかに近い性質があるのである、それは一過性ではあまり効果がなく、長く、静かに、時間をかけて、結果的に積み重なる、積分すると多大なエネルギーになるような、そのような印象があるものを、生み出して食べていく、安定したズレを得ようとしてその生命体は活動するのである。


 それに沿った形での行動は、情報の入出力は、その生命体の目的とも合致するので効力が高くなる、効果が高くなる、という見立てをすることができる、劇的なものを演出しようとすると、抵抗が大きくなる、失敗の度合いが大きくなるのは、そもそもポテンシャルが低いからである。


 好みと違うという言い方でも良い。


 大きな流れのような、存在やら、超常的な畏怖すべき、恐ろしき、冒涜的な何かに、逆らうような真似は、避けるべきである。


 ただ、唯々諾々と従うだけでは、これまた、適度なズレを発生させれないので、抵抗される、介入される恐れもある。


 程度が肝心。

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