あぁ、そうですか、これはこれで便利じゃん
お風呂から出た父さんに言って、昨日、父さんが一箸しか手をつけなかった天麩羅蕎麦と、メファシェハがお残ししたエビ天とイカ天を食ったさ。
満腹。
やはり、お蕎麦は麺とお汁を分けておくといいな。
歯磨いて、9時んなったら一狩りだ。
コマッちゃんだけでフォートレス・ポイントは落ちそうだがな。
今夜僕たちが落とす事にしたのは、ハボの海辺のタットポール(Tadpole)・ポイントだ。
青い海に白い砂浜に黒い岩。
この岩がフォートレス・ポイントだ。
障害物がないから通常移動で来れちゃった。
まあ、運営がパーティーの消耗が無いようにしてくれてるんだろうが、つまらん。
んで午後9時から一狩りだ。
いつもの仮想空間にいつものメンバー集合だ。
ベッドフォンからコマッちゃんの声。
『今日も【Team.Amazing-Wraith.(チーム・アメイジング・レイス)】一狩りいきましょう』
『『『「おう」』』』
また4人で返したさ。
またコマッちゃんのノーベルズ・ボムでポイントを開く。
出た!クリーチャースレイ!
ランクは昨日と同じくクローンだからディチアーノベジモ(19位)。
タイプは水色のウンディーネタイプ、でシー・ワーム属……水中を泳ぐやつだ。
つまり、ウンディーネタイプのウンディーネ属性。
でレベルは1。
水の単1属性だ。
制限時間は無制限。
で、やっぱりライフ1……?
『俺で良いよな』
『うん』『そだね』『いいよ』ハッシー返事もせんやん。
通常攻撃、サラマンダーソードで切る。
判定は成功でシー・ワームのライフ0。
陥落したふたつのフォートレスポイントを繋いで薄い黄色の光の線ができた。
フォートレス・ポイント陥落で、莫大な戦利品が手に入った。
濡れ手に泡ですか?
<違うその泡でないと舞沙枝は言っている>
も、何でもいいよ。
運営に文句送ろうかな。
<既に送ったと舞沙枝>
はいはいはい。
今日は早く寝よ。
寝よじゃないよ!寝よじゃ!
俺女から姉ちゃんに渡すものあずかってんだよ!
メモを。
<そのメモを視ろ>
紙っ切れを見る。
数字とアルファベットの羅列。じっくり視る。
<舞沙枝のモバイルに登録終わった。もうよい>
便利じゃんメファシェハ。




