予想外の展開なのか?予想の範疇の展開なのか?
「おはよう」
「お世話さまー」
「コマッちゃん来れたの?」
迎えに来た担任教師の車の助手席にはコマッちゃんが乗っていた。
「ありがと。心配ないよ」
後ろ座席に姉ちゃんと僕と、当然の様にメファシェハ。
「おはようございます。お世話になってます。いってらっしゃい」
担任先生に母さん挨拶、で学校へ。
「はよ。いあなぁ、お迎え」
「はよはよ、タケッちゃん。もう平気なん?」
昇降口前で、担任の先生の車から降りると、ちょうど友達がいた。
同じクリーチャースレイ・ビートでやってるけど、別パーティーのタケッちゃんこと、葉世川武尊だ。
タケッちゃんは姉ちゃんやハッシーと同じ2年1組だ。
2年で身長139cmの、僕、アッくんと並ぶ第3の男だ。
姉ちゃんが生徒会長の顔で声をかける。
「おはよう、葉世川くん、昨日までインフルでこれなかったのよね?」
「あ、アネさん、おはおは。病院で、もう学校行って良いて言われたから、体調、マッチし!」
タケッちゃん【マッチし!】で右手をグーにして、親指を出して左に向ける。
僕も同じポーズ。
姉ちゃんシラーッとまとめて無視。
僕とアッくんとタケッちゃんで3人揃えてこれすると、一部生徒だけだが【かわいいー。弟にしたいー】と言われてるんだが、実の姉ちゃんには通用しないな。
「……誰?かわいい子がいる?おはおは」
タケッちゃんがメファシェハに声をかけた。
「中野・M・花分だ」
メファシェハ素っ気ないんだが。
「花分、職員室行くわよ。太賀氏くん達は教室行きなさい」
「うぃ」
「そだ、昨日誕生日だったろ?1日遅れだけどプレゼント」
タケッちゃんが、クリーチャースレイ・ビートのビーチワームのメタルピンバッジをくれた。
「ありがと」
何か、くれるのみんなワームなんだが?
「はよはよ。コマッちゃんは何か顔青いけど体調悪りいん?」
て、タカッちゃん。
「うるさいのがいてな」
コマッちゃんがため息をついた。
朝の学活。
担任教師、メファシェハ連れてきてるんだが?
「はい、こんな時期ですが、転入生です」
「バチカン市国の日本人学校から来ました、中野エム花分です。エムでなく、花分て呼んでください。よろしく。生徒会長の中野舞沙枝とそその愚弟とは父親違いで腹違いの妹です」
姉ちゃんと全く同じネコが被さった顔でメファシェハはにっこり笑った。




