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良い事なんだか悪い事なんだか、ちょっとした展開があってだな

ああ、地理でまた指された。

たけど、教科書朗読、それだけ〜。

チャイムで3時間目終わり。

トイレ、トイレ。

手を洗ってると、視線が、鏡の中から?て事は後ろに?

振り返っもだれもおらん。

あり?

鏡をじっと視る。

あ!

口開けたらくわえてたハンカチ落としちまった。

拾おう。

鏡を視ながら手探りでひろう。

ハンカチはポケットにイン。

ビックリ!鏡のなかには、シャープなかわいい女の子が!

それはまあ良い。

てか、ビックリすんのは見るとこと違くて、女の子が制服着てる!!

いや、それもまあ良い。

僕の制服でなくて、姉ちゃんの。

違う。

あぁ、制服が女子用、ネックリボンで、下がスカートに白ニーハイ、上履き。

な、何で?

自分を視る。

うん、ネクタイだよね、ズボンだね。

あわてて教室に。

「きて、きて、来て!」

「いきなり、何?」

4時間目の英語の準備してたコマッちゃんを、手洗い場の鏡の前に引っ張ってく。

「みて、みて、視て!」

「また、鏡?っおっ!?」

コマッちゃん鏡を見つめて固まる。

横の僕を見る。

「ネイビーのネクタイ。グレーのスラックス。ボンヤリしたオスガキ」

指差し確認。ボンヤリしたっ?

前の鏡を見る。

「ネイビーのリボン。チェックのスカート。綺麗なおねぇさん!?」

コマッちゃん……今何か、ボンヤリしたとか何とかって……、まあ、まあ、まあ、良い。

「ちょ、ちょっと、頭がついてかない」

ふらふらとコマッちゃんが教室に戻る。

僕も後をおっかけた。

二人で席に座る。

「あれが太賀氏には前から見えてたのが」

「まぁ、そんなとこ」

昨日からだがな。

「あれが太賀氏に話し続けてたのか」

「うん、そうなんだ」

引っくり返った時だけだけどな。

あ、でも音で聞こえた声もそうか、名前と定型文。

「昨日の墓碑銘もあのおねぇさん?」

「ウィ」

コマッちゃんが天井を見上げてため息をついた。

改めて向かい合っている僕を見る。

「みょうな事を言い始めたから、出海みたいに、てっきり太賀氏もかわいそうに中二病を発症したのかと思ってたのに……」

おいおいおい、コマッちゃん。

いくらなんでもマサキチくんと、僕を同列には考えんでほしいのだが。

外見も中身も全然ちがうから。

4時間目の始まるチャイム。

「えぇ、英語の葛西先生も補佐のミング先生も出張なんで俺が代理。プリントやって提出〜。日直」

話ながら体育教師の担任先生が入ってきた。

「きり〜つ。礼、お願いしまぁす。着席」


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