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終章 日常の変化(2)
赤城焔はとある路地裏にいた。
そこは、ホープの『裏』とされる場所。
黒神よりも数日早く退院した赤城は、ずっとこの場所を探していた。
「……来たか」
彼の視線の先に、1人の少年が現れる。中肉中背で、ショートの赤髪。その爽やかな顔立ちからは、とてもここにいるような人間とは思えない。
「それはこちらの台詞ですよ、焔さん。最終確認ですが、本当に宜しいんですね?」
どこかの学校の白を基調とした制服を着た少年は、優しい口調で問う。
「ああ。そのためにここに来た」
「そうですか……それでは、ようこそ『裏』の世界へ。そしてようこそ『白』へ!」
少年と握手を交わし、赤城焔はエデンの『裏』の世界へと足を踏み入れる。
彼の日常もまた、変わっていく。




