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Entwined complexity  作者: emiru
現在編(第一章)
22/109

Section20

Teana

旅行に出発してからもう5日目!

私たちは今、アルジェント行きの電車の中。

みんなでトランプゲームをしたり外の景色を見たり、楽しくお話しているのはいいんだけど……

(――それにしても昨日は驚いちゃった……)

……まさかクレアちゃんがいきなり泣き出すとは思ってなかったし……

何でクレアちゃんはいきなり泣き出しちゃったのかな?

直接聞くのはちょっと悪いし……かといって知ってそうなルーシェちゃんから聞くのも……

……でも知りたい!

私が力になれることとかないかな……?

いろいろ考えても分からないのでとりあえず話しかけてみることにしよう!

「クレアちゃん、クレアちゃん!」

「……え?なに?」

「ええと……ええと、クレアちゃんほしいものとかあるかな……?」

慌ててなんか変なこと言っちゃった。

「……ほしい物かぁ。うーん、クレープ食べたいかなー」

クレープ……クレープ私も食べたいなぁ♪

「私もクレープ食べたい!」

「じゃあラトフィアに着いたらクレープ食べる?」

「うん!クレアちゃんと一緒にまた食べたい!」

……また一つ楽しみが出来ちゃった!

って……そうじゃなくて!

クレアちゃんを楽しませなきゃいけないのに、私が楽しんじゃ駄目だよね……

「ええと、ええと、クレアちゃん!」

「今度はなに……?」

「私、クレアちゃんの好きなクレープ買ってあげる!」

「……いいよ、悪いし」

「悪くないよ、大丈夫!」

「もしかしてティアナ、私に気使ってる?」

……う。

ばれちゃった!!どうしよう!

「……ええと、ええと、使ってないよ!」

「……明らかに使ってるでしょ。昨日の事ならもう大丈夫だよ、結構落ち着いたしね。なんかいろいろと心配かけてごめんね」

「ううん大丈夫だよ!クレアが元気なら私も元気!!」

「今、久々にちゃん付けしなかったね」

……え?そうだったかな?

あんまり気にしてないから、わかんない!

と、私がそんな事考えてるとクレアちゃんは続けて言う。

「みんなが心配してくれるのが本当に嬉しいんだよね、まだ知り合ってからそんなに経ってないけどすごく仲が良い友達みたいな感じで接してくれるし」

「……私クレアちゃんと仲いいよー!」

「うんうん、だから私も嬉しい」

「私も嬉しいよー!」

クレアちゃんが喜んでくれると私も嬉しい。

……いろんなことがあっても、この旅行が終わっても、これからも仲良くしたいなぁ。

そんな事を考えながら私はクレアちゃんと一緒に延々と電車の中で話していた――

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