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桔梗紋  作者: 翠泉
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織田の挙兵

 「織田が挙兵したようです」

と慌てた様子で左馬助が部屋へ飛び込んできた。

 今この場には、叔父上と広忠殿、そして自分が居た。

 「いよいよ来たか……」

と広忠殿は呟いた。

 「兵の数はいくらだ!」

と自分は左馬助に聞いた。

 「正確な数は分かりかねますが、三千は超えているようです……」

 三千は超えているということは兵数では負けているか……


 織田が出陣した那古屋城から、ここ長山城までは北東の方角におよそ五十九kmの距離がある。

 時間にすればおよそ八時間はかかる。

 主な戦場になるであろう稲葉山城へは北の方角に四十三kmあり、時間にすれば七時間はかかるだろう。


 ここで問題なのは織田勢は長山城まで兵を送り込むかどうかだ。

 稲葉山城は堅固な城なので攻めている間に我ら明智勢が後ろを取ることも可能である。

 しかし明智の兵力は300程なのであまり役にたたないかもしれない。

 放置される可能性もあるかな?

 少なからず戦が始まるのは稲葉山城が先で間違いないだろう。


 勝利の条件は今川が尾張に攻め込むまで時間を稼ぐ事だ。

 稲葉山城を落とすのは相当難しいので落ちることはないと思うが……

 どれだけ被害を抑えれるかが重要になってきそうだ。

 「相手の出方を待ちましょうか」

 ここで先走って動くのは得策ではないだろう。

 沈黙は金ともいうしな……


 戦火は刻々と美濃にむけて広がっていた。

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