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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第8章 忘却の最果てにて
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ツチノコ昇り立つ

令和7年7月20日海の日(祝)に、ちょっと山のお話^^;

 そら、コウのタローよ、これで息はできるようになっただろう! それではここで、蛇の山部屋の稽古をするぞ。


”な、なんじゃ? 稽古というのは…?”



常々の稽古を締めてする人は 晴れなるときも心惑わず、という教えがあってな? 練習を本番のようにしていると、いつしか本番行為ができるようになるということジャ! そら、いつまでもぐだぐだ言ってないで、さっさと飛ばんかい!



”だが…… 魔力が…… ”


ほんと~か~? その目は嘘をついている目だなぁ~! 我、ツチノコ・アイでコウのタローを見てみます、キュピーン!特に技能でもなんでもない、このツチノコ・アイ。だけど、技能【気づく】の影響かなんか知らんけど、見たら魔力くらい残っているかどうかわかるみたいなのだ! そしてコウのタローは…… ギルティ! 魔力はまだまだ残ってる! そら、きりきり飛ばんかい!



”魔力が…… ないとは言っとらんわ…… ”


ん? なに? どういうこと?



”この高さまで来ると…… ワシの放つ魔法では…… ”


体力の限界! ではなく、魔力の限界ということ? もっと言うと、魔力の量ではなく、強度ってことかな。なら、マルス・プミラの赤い実食べればいいのか? ああ、だから赤い実欲しがってたのかな? だがしかし! 自力で特訓するのが修行というもんじゃ!




”もうとっくに…… ここまで来たのは他力なんじゃが…… ”


何やら目がうつろですな。意識ももうろうとしているようで。ここら辺、もう相当な高度のようです。


ようこそここへ、我のアホな鳥、クッククックー・クッククックー、アホな鳥~♪



”な、何を言っておる…… ?”



あ、いっけねー、こんなところでご機嫌になっていた、ようこそここへクッククックー♪ 


ここは白龍の地獄!

いいか、水分は一日4L必要だ!

高度7千m越えたら意識が弱まる、気を引き締めろ!





”な、何を言うとるんだ……? お前…… ”


お前ではない! 我のことは、りん隊長と呼べぃ!!!

山岳部隊の隊長ではないぞ! あれは魚が火だからな!

ウロコが着いてるから、鱗隊長じゃ!




“ッポーン!”

”仮名4;りん隊長となりましたことをお知らせします!“


ああしまった><

名乗ると仮の名が着くという謎システムが発動してしまった……

久しぶりにやらかした。





お読みいただきありがとうございます。


さてさて、本日は参議院選挙の投票日でした。開票速報でも見ながらのんびりしてます^^

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