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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第8章 忘却の最果てにて
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空気を知ったコウの山

2024年度末でおま^^


今週の黄砂はキツかった。 咳がまだ止まりませんが・・・ もしかしてコロナ? それにしては熱もないし。

なんだかコウの山が苦しそうです…… 


そんな時は{呼吸}じゃ!{呼吸}を整えるんじゃ! 

まずは1秒間に10回の呼吸ができるようになれ!! その次は10分間息を吸い続けて10分間はき続けろ! 



「クェッ! 」

”できるかっ、そんなもん!”



あ、これ、波紋の呼吸法だったwww。正しくはこっちじゃ!

ひーひーふーーー! ひーひーふーーー!


「くぇぇぇぇ、くぇぇぇぇ、くぇぇぇぇ…… くぇっ!」

”ちっとも楽にならんのだが? ”



あ、これはラマーズ法だったかw。ヒトの女性が赤ちゃん産むときの呼吸法だったwww。


”お前、ふざけるのも大概にしとけよ! ”

ばっきゃろーーーーい、今は稽古中じゃ! 我のことは親方と呼べぃ!


”何の稽古なんだ……? 勝負の途中なのでは…… ”

もうすでに貴様は負けておるのじゃよ…… 

相手が勝ったと思ったときはすでにそいつは負けておるのじゃ!



”か、勝ったとは思っておらんが…… まだ負けてもおらんわ…… ”

ふむ、反骨心があるのは認めるが、もう長いこと我のいる高さまで上がってきておらんぞ? 

そら、さっさとここまで上がって来い来い!


”そ、そうは言うが…… ワシはこんな高さまで上がる必要あるのか?…… ”

なーに言ってるんだ? お前さ、南北に旅するときはここら辺まで上昇してから移動すんじゃねーの?



”め……”

め?


”飯食ったすぐに飛べるかぁーーーーーーーーー! ”

ああ、腹一杯だったのね^^。でも、その割には息が荒いな? あ、もしかして、う○こ我慢してる?



”誰が! 我慢などするかぁーーーーーーーーー! ”

あ、ウン○がプリッと落ちてった! 




こいつ! ここでお花摘み…… 空にはお花がないから、この場合なんと言えばいいのでしょう? などと馬鹿なことを考えている場合ではない! このまま落下した場合、神樹さまにぶち当たる可能性もゼロではないのだ! 


我は落下していく{落とし物}に向かって   

”風魔法 空気纏い(メンブレンスエア)+空気弾エアショット!”



無事に{落とし物}に空気を纏わせてひとかたまりにしたら

”風魔法 空気壁エアウォール!”


滑り台形状にして神樹さまの住まう山からは慣れたところまで転がってけー! 


我の狙い通り、{落とし物}はコロコロコロコロと滑り台を転がっていき、ある程度速度が増したらすぽーーーーん! 滑り台の出口から飛び出していった…… あの速さなら山はおろか迷い惑わしの森も抜けて行くに違いない…… ”おい” そういや、風魔法空気纏いって我自身だけじゃなくって他のものにも使えるみたいですねぇ…… ”おいこら” これはまたいろいろと使いでがあるような気がしますが、ボルちゃん達は知ってたような感じはしなかったのだが



「クェーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

”こらーーーーーー! ワシの話を聞けーーーー!”” 


おっと! 考え事してたらコウの山の叫び声(&念話)が! 大空お花散布をした直後でハイになっとるのか?



”何がお花散布じゃ! そんなことよりさっきの魔法はなんだ! ”

なんだって言われても、ただの風魔法だが? 見てただろ? 我が風魔法使ってるところ。


”あんな得体の知れない風魔法などあるか”

ん? 空気纏いは風魔法でも結構初めの方に覚える魔術だとボルちゃん…… 知り合いのエルフは言っていたが? ははーーーーん、お前さては空気纏いを知らないな? 知らないから使えないのは道理なわけで。よし、ならばお前はここで空気纏いを使えるように特訓じゃ!


”ど、どうやって特訓するんだ? ”

…… さあ? とりあえず使ってみれば?


”だから、どうやって使うんだと聞いておる! ”

さあ? 我、魔法のレベルが上がったら使える種類が増えるのよねぇ、その中に風纏いがあったから…… とりあえず、コウの山に空気纏いを使ってみるわ。


”風魔法 空気纏い”



我の魔力がコウの山を包み込み、そこに風が渦を巻くように集まり、そして繭のようにコウの山に纏わり付いた。



”こ、これが、空気纏い…… なにか息をするのが楽になったような…… ”

ああ、ここ結構高度高いもんね。気圧が地上の半分ぐらいにはなってるんじゃねー?


”キアツ…… とは? ” 

気圧がわからんか。わかりやすく言えば、空気の重さのことじゃ! 


”空気とは……? ”

えーーー、そこからかい! お前、空気纏いって言われても意味がわからんかったのか!


空気ってのは…… 知らない奴に説明すんのめんどい! お前の身の回りにあるものが空気なんじゃ! それが動くと風になるの! 風の元のこと!


”風の元…… 空気……  ”

そう、空気が、今、コウの山の周りに集まってるから、呼吸が楽になったのよ。これを解除すると……


”フッ! 息苦しくなったぞ?! …… これが空気?! ”

そう、これが、空気…… エア……A・I・Rよ…… ツチノコサリバン先生の再登場です^^。コウの山・ケラーさん、理解できたか? このとき、コウの山・ケラーに電流走る……



「グワバババババババ! グワッーーーーーーーーー!」

”こらーーーーーーーー! 貴様別の魔法使っただろう! あのウサギに見せた奴を使うな!”



あら、我が紫魔法サンダー使ったのばれた^^。



お読みいいただきありがとうございます(・_・)(._.)


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