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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第8章 忘却の最果てにて
773/786

実は偉かった…… のかな?

2023年11月24日、本日をもって本作品連載は4年を超え5年目に突入><

このペースで完結するのか?


 

ゲフップゥー!


コウのタローよ! 派手なゲップだしたな! 


慌てて食べるから空気も一緒に大量に飲み込んだな? う○こと同じで出るモノ拒まずかよ!


! 

”ワシだってどこでひり出すか、わきまえとるわ! ”


ホッホー、すると何かい? 以前、ここで我が赤い実やった後で、恩知らずにもうん○爆弾を我にぶっかけて逃げ去ったのは、わきまえてるからやったと言うことだな?




”ぷふっ! お前、あのときワシのクソに当たったのか! そりゃおめでとさん! ”


おめでとさん、ジャねー! なんもめでたくないわ! 何をわきまえているというのか!




”そりゃお前、飛び立つ前には体を軽くしてないといかんだろ? ”


うんこ(あ、もう全部言っちゃった)したのは、体を軽くして飛ぶのに負担掛けないようにしたと言うことか? お前なぁ……  


と、我、首を傾げた。こいつ、赤い実結構食ってるから、魔法の力上がってるはずなのに、最初に見たときと何にも変わってない感じがする。



我、指を折って…… あ、折る指ないや…… 目算で幾つこいつに赤い実やったか数えます。ひぃふぅみぃ…… 覚えてない><



”おい、なにをやっとる! ”


何って、お前にやった赤い実が幾つだったか勘定しとるのだ! お前、前に赤い実は年に3、4個食えば十分とか言ってたよな? もう一年に食う分以上の数をやっているはずだ! 


あれは食べるとIPが10増えるんだが、お前、魔法の威力が増したわけでもないよな! これは一体どういうことかな?



”赤い実食っただけでは魔法の威力は増したりしないぞ? ”


ん? どういうこと? IPって魔法の威力が増えたりするんじゃないの?



”正確には、魔法の知力が上がる、ということです”


またまた登場、魔法のことならお任せ、ニコちゃん大魔法先生です。魔法の知力ってなんじゃろか? 



”もっと正確には、魔法だけでなく技能の精度も向上します。魔法に関する場合、より複雑な魔法ができるようになる、ということです。しかし、より複雑な魔法を使う場合、その程度によっては莫大な魔力を必要とします。あなたの場合はその制限はないようなものなので、これからもたくさんマルス・プミラの実を食べてください”



まあ、我は言われなくてもそうするのですが、他のもの、例えば、このコウのタローの場合、赤い実食べたらどうなるのですか?



”特にどうもなりません”


どうもなりませんか。じゃあなんで食べてるのかな?



”さあ? 食べたいだけではないのですか? ”


食べたいだけか…… だったらやる必要ないな! 




 我が一匹ひとり、うんうん頷いていると、神樹さまが不審そうに聞いてきました。




「御子? どなたかと話をされているのですか? 」


あ、はい、魔法の声の人とちょっと。



「魔法の声の人…… もしや、アマテラス様から神託を受けているのですか!? 」



誰!? 


また怪しげな名前! そして何? 


神託?? 


なんかお供えもの寄越せーって言う神託は来たことあるのですが? 

あれは地母神さまからだったような?




「やはり…… 御子は神の御子でしたか…… 」



なるほどなるほどとうんうん頷く神樹さま。ちょっと! どういうこと?




「アマテラス様は我ら光のマルス・プミラの守護神だったのです。それが、我らが不甲斐ないばかりに神の力を失われてしまったのですが…… 御子は話ができるのですね! 」



ちょっとニコちゃん! どういうことだお? あなたも神様だったんですか!



”今は昔の話です…… もう神ではありません。そう光のマルス・プミラに伝えて下さい”


と、言われましたので、そのまま神樹さまにお伝えします。それにしてもニコちゃん、アマテラスというのは名前なのか? 




お読みいただきありがとうございます。

それではまた次回(。・ω・)ノ゛♪


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