表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我はツチノコ  作者: あいうわをん
第8章 忘却の最果てにて
718/786

我、ホーンラビットに、喝ッ!

誤字脱字報告ありがとうございます。適宜訂正させていただきました。



と、いうわけで、わけのわからない時間帯に投稿><


ウサギの女の子同士のご対面も終わったことだし、もう少し黄魔法の練習をしながらフタツノウサギのことをどうしようか考えます…… ファントム・アナにはラインダンスを踊らせてみましょう。技能【分ける考える】の訓練や! 多分、と言うか確実にこれは分割思考のことだろう。あとは高速思考も増やしたいのだ! どうやったら身につくのか? まあそのうちなんとかな~るだろーう♪ 


と、言うわけでファントム・アナを10人、と言っていいのか?10羽と言ったら完全に動物扱いだし、10人でいいか。ラインダンスと言えば、カステラ一番電話は二番三時のおやつはふんふんふーん♪ のラインダンスですな!



”カステラとは? ”


あ、魔法の声の人、まだいたんだ。



”私はどこにでもいますし、どこにもいません。それよりカステラとは?”


なんか哲学的というか宗教的というか………… カステラというのはおやつのことでっせ。パンよりも甘く、ふわふわしっとりの食感です。ケーキのスポンジにも使われますな。もしかして、食べたいのかな? 言っときますが、今の我には作れませんぜ? 材料がありませんからね。作り方もよくわからんし。それよりさぁ、北に行ったら水の神樹さまがいるんですか? 



”その道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ”


はい?



”迷わず行けよ、行けばわかるさ”


はいー?



”元気ですかー? ”


こ、こいつも巫山戯ているのか?



”今のは私ではありません”



なんなの? もぅええわ! でもちょっと声が違ってたような気もした。 行けば分かるのね? そりゃそうだ。そこに答えがあるか、ないかのどちらかだからな。




……などと脳内で魔法の声の人と話しながらファントム・アナを使って黄魔法の練習をしています。フタツノウサギのラムちゃんも目を見開いてアナのラインダンスを見ておりますな………… 



はっ! なんかいやな視線を感じます! あっ! ラムちゃん以外のツノウサギの野郎どもがファントム・アナに向かってダッシュ! ダッシュ! ダンダンダダン! スクランブルーーーーダッシュ!



”ぅおーーーー! 雌だーーーー! ”

”俺らとは違うがウサギ族の雌だーーー!”

”よか雌っこがおるぞーーー!” 

”オニゴなんかよりはるかにいい雌! ”

”ダイナマイトバディやーーーー!”

”子供たくさん産ませようぜーーーー!”

”マグアイヤーーーー! ”



ラインダンスを踊ってたファントム・アナに次々と突撃をかますツノウサギ達。だがしかし、お前らの目標は幻なんや。触れたとたんに消えてしまう幻想…… ウサギの夢と書いてはかないと読むんや……そしてすこーし離れた場所に我、黄魔法で再びファントム・アナを出現させます…… ほらほらこっちよ、ウサギさんこちら手の鳴る方へ…… おほほ、うふふ、くすくすくす…… ツノウサギの野郎ども、幻に翻弄されております! アナを手籠めにしようとするやつは許さん! 我が直々に喝(カーッツ!)を入れてやるわ! そらそら、狂兎ども、走り狂えぃ!


ウサギのせいで話が進まない><

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ