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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第8章 忘却の最果てにて
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黄魔法の性能テスト

深夜にこっそり更新・・・


しかし初めてやったのに上出来やな。アナが目の前にいる、かのようだ。幻だよな。いないよな? 我、近づいて触れようとする…… あ、消えた………… はかない…… 人の夢と書いてはかないと読むんジャー! ねぇ、魔法の声の人、名前は確かニコ、とか言ったっけ…… 神様のお仲間ならニコちゃん大魔神と呼んだ方がいいかしらん?


”名前は呼ばない方向で4649(ビシッ!)”


なんか今、いにしえのヤンキーの挨拶を聞いた気がしたのだが? それはそうと、この魔法幻見せるだけで終わりなのかしら?


”レベルを上げて物理で殴りまSHOW!”



いやいや、黄魔法の場合、幻のレベルを上げても物理では殴れませんがな! でもレベルを上げれば幻が動いたりできるんかいなー? やってみる価値はある。しっかし、幻覚って言うのも曖昧なりな~、今んところ姿形しか現れてませんな! 幻視とかに名前変えた方がいいんじゃね? マボロシ~とか神様も言うとることだし。まあかっこよく幻視ファントムと命名しようではないか。


”テロリン”


あ、テロリン音来た。


”黄魔法Lv.1幻覚が幻視ファントムに名称変更したことをお知らせします”


あぁ、このお知らせもお久しぶりですね。それでは参ります。

ヤッホーラリホー黄魔法Lv.1幻視ファントム!等身大アナウサギ!


音もなく揺らめき出ずるアナウサギ。



”テロリン”


おやまたお知らせですか?


”黄魔法Lv.2”


オーーっと、レベルアップ音でした。さて、この魔法はどっちのタイプなんじゃろか?土魔法タイプか銀魔法・紫魔法タイプか…………


”黄魔法Lv.2幻視ファントム


あーーー、銀魔法タイプだったか………… こりゃ、レベルを上げても何も変わらんやつかな………… あれ? でも銀魔法も紫魔法も使っていくうちになんか魔法のLvの名前変わっていったよな…… とりあえず使ってみるテスト。



”黄魔法Lv.2幻視ファントム! 等身大アナウサギ! ”

”現したい幻視をどうしたいか思い浮かべて下さい”


え? 注文が入るのか? どうにかできるのかしら? それじゃあ…… 数を増やしてみましょ。とりあえず二匹。


『わわっ! アナさまが消えたと思ったら、二人に増えた! 』


ふふ、ラムちゃん驚いているようだな。ドラ、もっと数は増やせないかな?


”黄魔法Lv.2幻視ファントム等身大アナウサギ!”


ふむ…… 我の目の前には今、三匹のアナウサギがフンス!と仁王立ちしております、あ、最初の二匹が消えた……


”黄魔法Lv.2幻視ファントム等身大アナウサギ!”

”黄魔法Lv.2幻視ファントム等身大アナウサギ!”

”黄魔法Lv.2幻視ファントム等身大アナウサギ!”




せっかくなので黄魔法のレベルアップの練習がてらアナをたくさん出して、しかも少しずつポーズを変えて現します。



”テロリン”


そんなことしてるとレベルアップ音が。


”黄魔法Lv.3”


うん、これも幻視だよね。


“Exactly!(その通りでございます!)”


はーさよですか。それでは引き続き


”黄魔法Lv.3幻視ファントム等身大アナウサギ!”

”黄魔法Lv.3幻視ファントム等身大アナウサギ!”

”黄魔法Lv.3幻視ファントム等身大アナウサギ!”


心なしか幻視の現れてる時間が長くなったような…… パラパラ漫画みたい><。確か、アニメだと1秒で24コマの画像が使われるんだっけ? 今の状態だと、まだまだ修練が必要だな。


それでは皆さん、また次回にお会いしましょう^^

サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ・・・ (-_-)zzz

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