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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第5章 ツチノコの証明 神樹さま、我のあの背負子、どうしたんでしょうね・・・ええ、夏にグラニーラムゼースミスの谷底で落とした、あの背負子ですよ
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新武器作成



 河原でハンナちゃんとエマさんが遅い昼食を準備中です…… 我、土魔法で簡単なテーブルとイスを出して、そこで食べてもらうことにしますよ。それが終わったら、ボルちゃんに午前中に購入したものを一式出してもらいます…… ヒカリ娘達も興味深げに見守ってますな。君たちのもちゃんと作るから、心配せんで昼食の準備をしたまえ!


「あぁ、私とエマさんで昼食の用意はできますから、皆さんの武器をお願いします」


あ、そうそう、君ら二人に渡しておいた靴もいったん戻してくれ。あれも改造しましょうそうしましょう。


 さてと、まずは胸当てか。これはどうもならないけど、着心地はどんななんだろうね?


「これは量産品だから体にぴったりというわけにはいかないな」


そんじゃそこら辺を改良しましょう…… 胸当ての防具に祝福魔法をかけましょうね。


“青魔法Lv.4祝福セレブレーション!”

“プップ~”

“どのような祝福を施しますか?”

“着用者にぴったりフィットするようにして、あとは防弾化・防刃化、おなしゃす!”


弾がこの世界にあるとは思えないけど、これやっとけば多少の尖ったものからはまもってくれるでしょう。防刃の方は、まあ気休めです。


“パヤヤヤ~ン”


【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと53!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと53!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと53!】


さて、次は、錆びた剣と槍だが…… 金魔法で錆び自体を分離すると、刀身自体が内部まで腐食していた場合、全部おなくなりになることも…… なので、刀部分から、水と酸素をとりのぞきましょう。唸れ、我の金魔法 


金魔法Lv.1抽出!

“ン デデデデーン”

“なにをどうされますか?”

刀身から水と酸素、柄からは土粒子を取り出して!

“テ・テ・テ・テーン“


戦場に長いこと放置されてて、見た目に汚らしかった剣と槍が見る間に綺麗になっていきます。ピカピカになりましたな!


「うわー! スネークまほー、ちょーすげー!」


子供のような感想やな!


「……軍支給のものよりかっこいい……。これ、きっとオーダーメイドだ……」


あ、ここにも子供が一人いた^^。でもちょっとだけ分析してるので知能が高いな。


「もしそうなら、1品大銀貨1枚や2枚しますわよね。買った値段が銅貨5枚でしたよね! 大儲けですわ、大儲け! 私の理想、濡れ手に粟の状態がこんなところに!」


汚れた大人が一人紛れ込んでいました……


「スネークよ、これらにも私の剣につけたような祝福をつけてもらいたい」


ああ、ボルちゃんが持ってた家宝の剣とおんなじくらいね…… ようがす!


青魔法Lv.4祝福セレブレーション

“プップ~”

“どのような祝福を施しますか?”

“頑強さと鋭利さを十倍増しというのはどうでしょう?”

“パヤヤヤ~ン”


【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと52!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと52!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと52!】


「ん? 今のは何したんだ?」


「よくわからないけど、スネ君、魔法使った?」


人をお金持ちの嫌味おぼっちゃまみたいに言うな!


「今のはスネークの祝福魔法だな。私の剣と同じ、頑丈さと鋭利さを10倍にしてもらった。剣はこちらのを差した方がいいな。鞘は私があとで革で作っておこう。槍は……今のところ使い道はないから荷鞍の中に保管だな」


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