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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第4章 ドラゴンへの道
423/786

ナーギー取りがナーギーになる

ちょっとアダルトな表現が入っていますので短めにしました><



 我、再び壁の外に出る。先ほど使ったお湯の入った1石鍋に全員の服を入れ水でぬらしてから石鹸をつけます。ごしごしごしごし! あ、生け簀に入ったナーギーに氷を入れるの忘れてた。ちょっと生け簀の方に行って、氷魔法?をつかいます。火のように見える白い炎を当てますとなぜか当たったものの温度が下がる不思議…… 我、しっぽを水に入れますと、ちめたいですな! ちめたい! 水の中でウニョウニョ泳いでいたナーギー達ですが動くのをやめたようです。じっとするようになりました。これでよし!


 さて、洗濯に戻ろうと思ってたら宿屋の大将とハンナちゃんが一緒にやってきた。


「おう蛇公! もうナーギーは静かになったか? 」


あまり動かなくなったからもういいんじゃね? 


「それじゃ、とっとと…… って! なんだあれ? 」


ああ、あれか…… あれは銭湯というものだ。


「スネークちゃんが銭湯をここにも作ったのですね? あとで私もはーいろっと」


「銭湯ってなんだ? 」


「銭湯というのは温かいお湯に入る施設のことです。気持ちいいですよ! 」


「中を見てもいいか? 」


今、エルフ族の女どもが入っているが…… 覗きをしたいか?


「今は隊長たちが入ってるみたいですよ? 」


「そうか、それじゃ今はやめておこう。俺には愛するマイハニーがいるからな! 」


そうか…… よし、覗こうとか言ったら、大将のナーギーを捌くつもりだったのだが、残念です……


「大将のナーギーとは何ですか? 」


「俺様のナーギーはマイハニーしか食べさせないからな! 」


下品なことを言ってないで、さっさとナーギーをもってけ!


「ははーん。わかりました。大将のナーギーとはご主人の一物いちもつのことだったのですね! 」


いらないところで名探偵の灰色の脳細胞が働きだした! 無駄に高性能!


「ばっ、ばっきゃろー! 一物いちもつなんて言葉、どこで覚えてきた? 」


「ご主人の奥さんが言ってますが、なにか? 大将のナーギーは、愛するハニーの蜜壺目がけ一直線に向かうと、壺の周りの蜜を慈しむかのように舐めとっていき、そのあとは荒々しく壺の中にここを常世とこよ寝床ねどことすべく滑り込んでいった……」


だーかーらー、R15にしてへんのや! 見つかったらえらいことになるんや! そういう表現は止めなさい! 確かにナーギーは狭いところが大好きだけれども! 壺を住処にするけれども! もう、さっさとナーギーを獲って{かば焼き}を作ってこいや! そう言えば一物いちもつをナーギーやオットセイに見立てる漫画が昔あったような気が……


「やる気鰻鰻ですね!」


何をこいつは言っているのか?


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