第1話 初出勤 嵐の予感・・・?
「葉月さーん。今日から新しいバイトの人が入るらしいですよ?」
「新しいバイトかい?それは助かるねぇ。最近忙しかったからねぇ・・・」
「いったいどんな人なんでしょうか・・・。皇さん曰く私と同い年らしいんですけど・・・」
「同い年って事は17かい?私より2歳も年下か・・・。男の子かい?」
「みたいですね。もうそろそろ来るはずなので待ちましょうか!
「そうだね。そうしようか。」
〜数分後〜
「本日よりお世話になります緑川刹那、17歳です!よろしくお願いします!」
「はじめまして!私は日下静菜、君と同じ17歳だよ!」
「はじめまして、夜刀神葉月だ。年齢は・・・秘密にでもしておこうか・・・」
「? どうして秘密なんですか?」
「おやおや、礼儀を知らないようだねぇ?女は実年齢を知られるとその分だけ若さが減るんだよ?」
「なんだかよくわかりませんが聞かないことにしておきます・・・」
「それじゃあ、早速だけど仕事について教えるね!ここ、トレミーは24時間営業のコンビニで・・・ってこれはもちろん知ってるか。まず刹那君には品出しとレジ業務について教えるからね!一回しか教えないからちゃんと覚えてよ?」
「え!?一回しか教えてくれないんですか?」
「それがうちの方針だもの、仕方ないよ!さぁ、張り切っていこう!」
〜数十分後〜
「こんな感じかな!どう?覚えた?」
「ええ、なんとか・・・」
「なら大丈夫だね!あ、後敬語じゃなくて大丈夫だよ!同い年なんだし!」
「?いいの?それはありがたいけど・・・」
「もっちろん!私と葉月さんはそろそろ上がりだから帰るけど大丈夫?」
「それは多分大丈夫・・・」
「おやおや、頼りない返事だねぇ、男ならはっきりとしなよ?」
「すみません・・・。大丈夫です!」
「多分しばらくしたら誠さんが来るから、わからないことがあったら聞いてね!」
「誠さん?」
「私達と同じバイトだよ、歳は刹那より2つ上だったかな?」
「そうなんですか・・・。わざわざありがとうございます、葉月さん。」
「それじゃあ、頑張るんだよ?」
「はい!お疲れ様でしたー!」
「刹那君またね〜!」
〜数分後〜
「やあ、君が新しいバイトかい?」
「そうです!はじめまして、緑・・・」
「緑川刹那君、だろ?」
「?あれ、自己紹介しましたっけ?」
「ううん、初対面だよ?」
「じゃあなんで俺の名前知ってるんですか?」
「僕、あんまし知らないこと無いんだ。他にも色々知ってるよ?小学校2年生の時に告白されて以来一度も告白されてないとか、ついこの間友達が告白されてるのを見て羨ましがってたとか。他にも・・・」
「ストップストップ!なんでそこまで知ってるんですか!」
「何でだろうね?」
「真顔で聞き返されても・・・」
(このバイト、変わった人多いのかな・・・)
続く・・・




