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メカの力で異世界を無双する  作者: 東山 西尾
異世界でメカの力が使えたので活用する
1/6

唐突な異世界転移

主人公はメカオタク設定ですが、作者は違います。

非現実的なことも有りますが、フィクションですので、ご理解の後に読んで頂けると幸いです。

挿絵(By みてみん)

ガチャガチャ....

キュッキュッ...ミシッ

ドライバーでネジをしめる音がする。

「よし、出来た。」

メカニックが好きな機道 未来(きどうみらい)は、眼鏡を外して額の汗をドライバーを持ったままの左手で拭った。

目の前にある機械は未来の背丈より少し高い170センチあり、幅は50センチ位の箱状のものだ。


器具等を片付け終わり、未来は目の前の機械の左側に設置していたパネルに左手をかざした。

《ピッ、認証しました。》

ウィーン...

音声の後にドアが開いた。

「自分のミスが無ければ未来に行ける筈...。」

時計が19時なのを確認した未来は機械の中の椅子に座り横のダイヤルを5に合わせた。

ウィーン...

《転送を開始します。シートベルトを装着してください。》

ドアが締まり、音声が流れ、転送が始まった。

ウィーーーン...


正常に働く音が聞こえて、未来がホッとしたそのときだった。


《エラー、エラー、エラー。エラーが発生しました。強制終了します。》

ウィーン...

音声が流れた後に再びドアが開いた。

「え....?此処何処??」

そんな言葉が自然と(こぼ)れた。

周りを見渡すと見覚えのある部屋は無く、洞窟らしき場所だった。

あたりを見渡した後に、再び機械に入りダイヤルを0に戻した。

が、《エラー》と発声するだけで起動しなかった。

取り敢えず、光が射す方に足を運んだ。

洞窟を抜けると...

日本とは思えないような木で組んである建物があった。

建物周辺を調べるように歩いていると、

カサカサ...と草むらが動いた。

未来は警戒するようにスタンガン付き腕時計を構えた。

姿を現したのは茶髪で緩めのポーニテールの少女だった。

未来が構えた腕時計を下ろし、

「どなた様ですか?」

そう尋ねると、よく分からない言葉で返してきた。

《ピッ、認識不可能な言語を確認しました。感情や表情から割り出します。》

左耳にしていたイヤホンの音声が流れた。

「《あなた、誰?何故そこにいるの?言葉を話してよ。》」

「言語が違うのか、だったら..」

未来はポケットからイヤホンに対応したリモコンを取り出し設定を変えた。

《設定を、変更しました。翻訳した言語から言葉の意味を割り出し、発声モードを追加します。》

「自分の名前は機道 未来です。自作した機械を使用したら何故かこの付近に居ました。今、自作のイヤホンの設定を変更したので会話できると思いますが、どうですか?分かります?」

そう聞くと、少女はコクッと頷いた。

《「キドウミライ?珍しい名前ね。キカイとかイヤホンとかはよく分からないけど、何となく事情はわかったわ。私はペア。行くとこ無かったら取り敢えず家に来る?」》

「成る程。苗字の概念が無いのか。」未来はイヤホンが認識しない位小さい声で呟き、続きを認識されるように普通の大きさで喋る。

「なら、ミライって呼んで。てか、良いの?そうしてもらえると自分は凄い助かるんだけど....警戒とかしないの?」

《「私、感情認識って能力持ってるから怪しい人かどうか分かるの。あなたは嘘もついてないし怪しさも無いから信用してるだけ。」》

ペアは少し間を空けて続けた。

「《それと...それなら、決まりね。暫く家に泊まって良いわよ。両親は2年前にモンスターに襲われちゃったから今は私1人なの。家族が増えて少し嬉しいわ。》」

未来は「...能力とかあるのか。自分にも発現するのかな?」とボソッと言った後に、

「色々大変なんだな。自分も見知らぬ地に着いて不安だったから凄く心強いよ。ありがとう。ペア」

とお礼を言うとペアが笑顔で言葉を返してきた。

「《うん。もう暗くなってきたし中に入りましょ。》」


そうして、未来の異世界生活はペアに会えた幸運のお陰もあり、無事1日目を終えた。

読んで頂き有り難うございます。

不定期投稿になりますが、コツコツ書いていくつもりです。


宜しければ、今後とも宜しくお願いします。

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