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探偵少年コウキ  作者: たま


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子育て

霧子(きりこ)は子育てに悩むお局OLだ。

「先輩、なんで結婚してないのに子育てで悩んでるんですか?」後輩の桜子(さくらこ)が呆れている。

「仕方ないじゃない。姉が子供産むだけ産んで自分は死んじゃったんだもん。5年頑張って育てたけど、もう正直キツいのよ〜思春期の子供って…」AIのめざましい活躍で経理部だったのに今や総務管理部と無ばかりの倉庫番となった霧子がため息をつく。

姉は漫画家の夢を叶えて売れっ子漫画家をしていた!はずだったが、いつの間にか父無し子を産み、ある日突然自殺してしまった。

昂輝(こうき)は当時10歳。霧子姉妹の両親はすでに他界していたので霧子が唯一の肉親となった。

が、姉が私生児を産む時にえらい姉妹喧嘩をしてしまい、それ以降関わりは無かった。

つまり葬式で昂輝(こうき)と叔母の霧子は初めて出会ったのだ。

それ以降、気まずい家族ごっこを始めたが意外にすぐに仲良し親子になった。

昂輝(こうき)はメンタルが不安定な母と暮らしていたので苦労してたようで、怠惰なOLの霧子とは過ごしやすかったようだ。だらしないOL霧子の尻を叩いて働かせ自分は完璧な家事能力を発揮していた。

がしかし、思春期入りだんだん昂輝(こうき)の口数が減った。

「年の割に大人びたしっかりした子だったから、ズボラな私と凸凹で上手くいってたのよ〜でもさ、中学からだんだんイライラしだしてさ、この頃じゃすっかり無視だよ。」霧子(きりこ)がしょんぼりと語る。

「先輩スボラな大食いで、後輩の私から見てもイライラしますもんね〜そりゃ年頃の男の子から見たら幻滅モノですよね〜」桜子が先輩の机に腰掛けて足を組み力強くうなづく。

この倉庫には会社のお荷物達が集まっている。

霧子はサボりの大食いで〜桜子は、男にダラシない。

すぐにつまみ食いをする。くせに飽き性で捨ててしまうのだ。おかげで色んな男の恨みを買ってる。

「お〜い、そこの2人〜ムダ話してないで仕事してよ〜」遠くの席からハゲ頭の部長が声を掛けるがガン無視だ。

「部長〜アイツラに何言っても聞いてませんて。それよりこのゲーム面白いっすよ?一緒にやりませんか?」イケメンだが、手癖が悪くて左遷された小久保が課金制のオンラインゲームに部長を誘う。

「はあ、今夜からバスケ部の泊まり合宿だって。

私のご飯、誰が作るのよ〜お腹空いたよ〜」霧子は、今夜から昂輝のご飯が食べられなくて悩んでいたのだ。

大食いだが、作るのは面倒臭いタイプだ。

帰りに牛丼大盛りにコンビニ菓子を買い込むのが楽しみだったが、昂輝と暮らしてからは身体に良い食事にありつけ、体型もかなり標準体重に戻ってきた。

おかげで既製服のLサイズが買えるようになって嬉しい。

なのに、ご飯のリクエストしてもガン無視されて、この頃ろくすっぽ口を聞いてくれない。

その上、今夜から夏合宿で学校にお泊りだそうで…霧子はひもじい。

「仕方ない!私とショッピングモールでどか食いしましょう。ねっ?今夜は狙ってた男にドタキャンされたし、空いてます。」携帯見ながら桜子がウインクする。

桜子は霧子と歩くと自分が映えるので、結構付き合ってくれる。

「ありがとう!アンタは本当に良い女だよ〜」霧子が桜子に感謝する。

すみません。出版社の闇を書くのは、まだまだ私には重荷だったかも?妹の統失も原因はそこなので、またボチボチと書けたら…やっぱり重い話しはキツかったあ〜

もし、漫画家デビューしてたら今頃どんな話描いてたかな〜と妄想。

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