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0384 とおりすがり
横目でちらと見ながら
行き過ぎてしまった小道
外から眺めるだけで
一歩も踏み込まなかった公園
もはやこの地に
来ることはないだろうに
来たとして、ここを
通ることはないだろうに
どこにでも見られるようでも
どこか必ず異なっている
町の小さな景色
ほんの一時の接触の後
永遠に隔たってしまう
しかし足を向けたとて
結局は記憶の底に
うずもれてしまうこと
その想いでさえ
ほんの一時のものでしかない
時は流れ、場所は移り
景色が変わり行くも
存在しているのは
ただ"この"一点
04-5.3-6.21
0376を、今度は今いるところに適用したもの。
全てを知りたい、理解したいとは思うけれど、それは人の身には余ること。




