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0029 守りたいのに / 囚われて
そう、それが
僕にとっては
とても悲しい
誰か見も知らぬ人が
君の名を口にし
余りに無造作に
君を扱い
ああなぜ君は
僕一人のものに
なってはくれない
全ての人の冷たい目から
君を守ってあげるのに
誰の口からも
誰の手からも
誰の心からも
守ってあげるのに
それをする力がないのが
僕にはとても悲しい
僕には指をくわえているしか
―本当に
他に何も
できやしない
僕にはそれが
身を切られるように辛い
16-6.29-7.13
※※※※
我が心捕らえしなれ
我が心捧げしなれ
なれゆえに我はあり
なれの呼ぶ声に
我は抗うを得ず
さながら燈による
虫の様に
我はなれのもとから
逃げることもそして
飛び去ることもできはせず
なれそれを望むにあらざれば
なれの目の内に
我が喜びはあり
なれの心の内に
我が心はあり
ああそはすべて恋ゆえに
我なれに抗うを得ず
なれの美しさに抗うを得ず
16-6.29-7.29
あなたや君はあっても、さすがになれはまず出てこない。汝と書いちゃうとちょっと違う気がする




