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0028 ゲーム / 無題
与えられたサイを
僕は振った
何が出ても
僕の負け
なぜって
僕は手放してしまったから
サイの振られるまでが
本当のゲーム
これを振らなかったら
つなぎとめられたかも
そう君の心を
そして転がったサイが
何かの目を出して止まり
僕の手の中から
それと同じように
君が去っていく
ゲームは終わり
僕の負け
君は勝者の証に
僕の心を
持って行ってしまった
07-10.28-12.24
※※※※
人の群れ
歩む心
いずこかを
見つむる目
雑念の満ちた
都会の公道
家屋そして
精神そのもの
今日は今日
昨日と同じ今日
今日と同じ明日
変わらぬ毎日
それでも時は巡る
人々の目が
そこに向けられるのは
いつのこと
さあ?
07-10.28-12.26
イブにこれですかあ。後編は、なんか疲れていたことだけ判る/w




