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伝説の鎧を目下捜索中でございます  作者: ユタカ
伝説の鎧を目下捜索中でございます

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カテキン・ショック、あるいは「苦みによるシステム・フリーズ」

軍手のバックアップを砂嵐で全損し、命からがら辿り着いたオアシス。サレナは渇きと乾燥で、白ペンキが「経年劣化によるひび割れ」を起こした廃墟のような姿になっていました。

其の一:決死のダイブ(不正アクセス)

「水……水よぉぉ! これでこのバリバリの白ペンキを洗い流して、ついでに喉の渇きをリセット(水分補給)してやるわぁぁ!!」

「いけない! サレナさん、事前の『**水質監査サンプリング』**が済んでいませ……」

田所の制止を無視し、サレナは時速120kmの「高負荷ログイン(飛び込み)」を執行しました。

ドッパァァァーン!!

其の二:苦みによる「実行時エラー(ランタイムエラー)」

水面に浮上したサレナの顔は、見るも無惨な状態でした。

そのオアシスに湛えられていたのは、澄んだ水ではなく、数千年の歳月をかけて濃縮された**「極限まで苦い、謎の濃縮茶」**だったのです。

「……ッ!! ……ッッ(※全損レベルの沈黙)」

「サレナさん!? 応答してください! ステータスが**『絶句フリーズ』**になっています!」

「……に、苦ぁぁぁぁぁぁぁ!! 喉から脳みそまで、苦みという名の『スパムメール』が一斉送信ブロードキャストされてきたわよぉぉ!! 苦すぎて……顔の筋肉が……変な形でホールド(固定)されて戻らないわぁぁ!!」

其 三:田所の「成分分析」

田所は冷静にオアシスの端に指を浸し、舐めるふりをして耳たぶの納豆を近づけました。

「(……いけない。この液体、カテキンの濃度が物理法則を無視してカンスト(飽和)しています。一口で一週間分の睡眠スリープモードを強制解除(覚醒)させる、**『致死量の苦み』として登記されています。……さらに、サレナさんの白ペンキと反応して、肌の上で『苦い石膏』**へと硬化し始めています)」

「ちょっと! 助けなさいよ! 顔が『苦悶の表情』のまま固まっちゃったじゃないのよぉぉ!! 勇者様、私の美貌が全損よぉぉ!!」

其 四:ダッパの「口直し(嫌がらせ)」

「ヒッヒッヒ! 管理職殿、ここは私の出番です! 苦みを中和するための新魔道……『グンーテ・マウス・ケア』!!」

ダッパが杖を振ると、サレナの口の中に「塩辛い汗が染み込んだ軍手」が物理的にインサート(挿入)されました。

「……ゴホッ!! お、追い打ち(二重苦)をかけるんじゃないわよぉぉ!! **『苦み』と『軍手の雑巾味』**が混ざって、私の味覚が完全削除デリートされたわぁぁ!!」

今回のリザルト:サレナの味覚および表情筋の全損

結局、サレナの白ペンキは落ちるどころか、苦い茶の成分を吸って「渋いグレー(くすんだ色)」に変色。一行は「苦すぎて言葉を失った」状態でオアシスを後にしました。

サレナの状態: 「苦い顔」のまま表情がロック。味覚センサーが応答停止(502 Bad Gateway)。

メリルの状態: 「ドラム缶の熱湯でこの苦い茶を薄めろ」という田所の無茶振りに、杖を振り回して拒否。

田所の判断: この苦い茶を**『強壮剤』**として空のポーション瓶にアーカイブ(収集)。

「サレナさん。その苦みは、社会に出た時の『理不尽な叱責』の味に比べれば、軽微なバグに過ぎません。目下、全力で耐えなさい」

「……アンタの耳たぶの納豆味よりはマシだと思いたいわよぉぉ!!(※苦すぎて涙目のサレナ)」

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