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18話:なんだかよく分からんクラス



()はレア種の魔物が、リョウ君のクラスによって発する事ができるようになった言葉です。リョウ君、女神様と天使などの心が読める人達、リョウ君の従魔にしか聞こえません。






今日は成果もあったし、強敵もやっつけたので、帰る事にした。

帰りの道中に出る魔物は、うちの勇者様におまかせだ。

魔物を見付けるや否や、血に飢えたケモノの様に突っ込んで行くので、もうほっとく事にした。


マルタが必死にカティにブレーキをかけようとするが、全く効果は無い。

もうほっとけばいいのに。どうせ魔物を蹂躙して帰って来るんだから。


さっき戦ったフォレストウルフとクッコロオークの群れ。

あれと同じ様な規模の群れが居たのだが、カティがまず突っ込んで行って、途中からみんなで援護に入ったのだが、あっさり倒してしまった。

さっきの苦戦はなんだったのだろう。


しかも、この森で一番強いと言われている、怪力ベアーという熊っぽい魔物も見付けたが、カティがタイマンで倒してしまった。


もう、勇者様1人でいいだろ。

何なん?ちょっと怖いよカティ。

10歳だよ?怪力ベアーって3メートル位あったぞ?

どうやって倒すのよ?


「この剣凄いね!リョウありがとね!!」


剣が凄いらしい。

確かに、カティが持っていた銅の剣は、無理が祟って怪力ベアーとの戦闘で折れてしまった。

魔剣はカティの無茶な戦いにも、ついてきている。

ちょっと刀身が短いのが戦い難そうではあるが。




「ねぇねぇ。スラ太郎。やっぱりあの指輪、あたしが貰ったら駄目?」

(だめ・・・・・・あとスラ太郎、ちがう。)

「駄目だってよ。」

「んもー(`ε´ )」


スラ太・・・スライムを倒した時に出たあの綺麗な青い宝石の付いた指輪だが、今は僕が装備している。

それは何でかって言うと、スライムが僕に着けてくれと言ったからだ。

元々はスライムから出てきた?物だし、願いを聞いてやろうって事だ。


しかし、肝心なのが指輪の効果である。

鑑定士なる者に見て貰わないと駄目かと思っていたのだが、効果はスライムが知っていた。

それが・・・、


(体、柔らかくなる・・・・・・少し・・・・・・。)


だそうだ。

聞いての通り体が柔らかくなるだけらしい。

レア種のスライムのドロップアイテムだからと言って、スライムの様に軟体動物になれる訳では無い。普通に人間として柔らかくなるだけだ。

開脚出来るなんて41年生きて初めてだぞ。


この性能を聞いてから、リタは完全に指輪への興味をなくした。

そりゃそうだよ。ぶっちゃけ僕もガッカリだよ。もっと冒険に役立ちそうなさ。あんだろ?いろいろ。

まぁ、スライムが可哀想なんで、言いませんけどね。体柔らかくなったって困る事は無いよね。


カティは指輪の性能とか関係無いので、まだ諦めれないみたいだ。

魔剣あげたんだから、満足して欲しいもんだ。



しかし、レア種の魔物が落とすレアアイテムってのはこんなのばっかなのか?

と思ってセリスに聞いてみたのだが、実は結構あるそうだ。

とんでもなく強い物を落とすレア種もいるらしいが、がっかりアイテムも多いらしい。

なんじゃそりゃ。

じゃあ今回はそのがっかりアイテムを引いたと。

う〜ん。スライム・・・いやいや、スライムのせいでは無い。

“魔物誑し”の性能も分かった、新たな仲間が増えた。それでいいじゃない。


因みに、普通の魔物、上位種の魔物もアイテムを落とすらしい。

レア種が確定で落とすのに対し、普通と上位種は確率で落とすそうだ。

こっちの方がRPGっぽいよな。レア種は一回しか戦わないボスってところか。


今のところドロップアイテムを見付けた事は無いが、個体によって確率も違うそうだ。

ただし、レア種と違って、落とすアイテムは面白味の無い物が殆どだそうな。

パイマーンから出てすぐの草原に居る魔物達は、256匹に1匹の確率で薬草を落とすらしいです。


渋っ!!しかも薬草って!

そこら辺をちょっと探したら生えてるぞ!薬草なんか!

だが、これでも確率が高い方らしい。そりゃドロップアイテムなんて見ない訳だ。



後は、スライムの名前だが・・・。

ホントにどうしよう・・・。

スラ太郎とかスラ子は、みんなが駄目って言うし、スライムも嫌って言うんだ。


でもさ、魔物の名前って単純にするのが、通例じゃね?

スライムって言う種族の名前も入れつつ、分かりやすい名前にしてるんだよ?

ほら、某有名RPGだってそんな名前ばっかりじゃん。

やっぱりスライムってのはそういうものなんだよ。


でもスライムが嫌って言うのなら仕方ないか。

名前を付けて貰えてないせいか、心なしか不機嫌な気がするし。



そのスライムは、今は僕の頭の上に乗って居る。

最初は後ろから付いて来ていたのだが、面倒臭くなったのか僕の頭の上に乗って来た。

それでも体長30センチ位あるので鬱陶しかったが、先程戦った時に体を大きくさせた要領で、今度は体を縮こませて体長を10センチ位にして頭の上に乗って居る。

何でもありだなコイツ。

不定形の魔物っていう特徴を遺憾なく発揮している。



・・・?

スライムちゃん。不機嫌だと思っていたのだが、キョロキョロと何かを探しているようだ。


「どうした?何か探してるのか?」

(馬車・・・・・・ない・・・・・・。)


馬車?

何だ馬車って?持ってる訳ないだろ。


・・・・・・・・・ああ!!

もしかして駆け込みたかったのか?


「いや、無いよ馬車。・・・なんかゴメンな。」

(いい・・・・・・預り場、いく。)


何処それ!?何処に行く気だ!?


(魔物じいさん・・・・・・いる。)


誰だ!?ホントに居るのそんな人!?




何処かに行こうとするスライムを何とか宥めて、街まで戻って来た。


「あ〜・・・、そういえば、スライムって街の中に入っていいのか?」

「そういえばそうだね。全然分かんないや。」

「魔物使いの方もいますし、大丈夫なのでは?流石に街の外に置いておくのはスライムちゃんが可哀想です。」


エリオとマルタも分からんらしい。

せっかく仲間になったのに、外にはおいておけないな。


「門番さんに聞いてみればいいじゃない!お〜い、門番さ〜ん!あっ!この前の人!」


カティが門番を呼ぶ。

この前の人?

うわっ!脚フェチ門番!!何故こっち側に居る!?


「やぁ。昨日の綺麗なあs・・・人だね。」

「えー!超絶可愛いなんてそんな・・・あたしにはリョウが居るのに・・・。」


今コイツ脚って言いかけたぞ。

危険だ。何でこんな奴が門番なんかしてんだよ。



「まぁ、貴方なら話が早い。魔物を仲間にしたんだ。どうすればいい?」

「魔物?・・・あぁ。君は魔物使いなんだね。そうだね・・・従魔やペットの通行料は銀貨1枚だよ。後は、銀貨1枚で君のギルドカード・・・は持ってないよね。通行許可書に登録してあげるよ。」


ふーん。そんな感じかぁ。

ていうか、通行許可書って身分証明書みたいになってんのか。

僕は脚フェチ門番に銀貨2枚渡した。


「じゃあ、登録まで頼みます。」

「いいけど、その従魔は何処だい?」

「僕の頭の上で垂れている奴です。」

「・・・スライム?かな?分かったよ。トマ、やって来てくれ。」


脚フェチが部下っぽい奴に僕の許可書を渡した。

・・・コイツ、結構偉いのかな?脚フェチなのに?



脚フェチ門番は僕達の通行許可書をチェックしてくれている。

勿論、目線は女の子達の脚だが。

ちゃんとチェックしろよ。


「しかし、魔物使いなんて珍しいね。長い事門番やってるけど、見たのは2回目かな。」

「へぇ。その人はどんな魔物を連れてたんですか?」

「確か、蛇と猫と紫の球体みたいな魔物だったね。男女の二人組だったけど、二人共魔物使いだったみたいだよ。」


ゲバルド氏が言っていた、カーリンって人かと思ったが違ったか。

しかし、二人共魔物使いとは。

凄いパーティーだな。

ちょっと嫌な予感がするから、会いたくないものだが。


「凄いね!二人共魔物使いなんて・・・あたしも魔物使いだったらなぁ・・・。」


他の人が言うなら分かるが、勇者のお前が贅沢言うんじゃないよ。


「そういえばね、その猫の魔物が変わっていたんだよ。なんと二足歩行で言葉を喋るんだ。」


っかぁーー!!やっぱそうかぁー!!!

何でこの世界にはこんなのばっかりなんだ!!


「凄いねその猫!あたしも会い・・・。」

「会いたくない!そうだな!カティ!!会ったって、やな感じ〜になるだけだ!!!」

「えっ?・・・うん・・・。」

「なぁ。もう通っていいんだろ?僕の許可書はまだか?」

「え?うん。もうちょっと待ってね。部下が持って来るから。それと一つ注意事項だ。従魔が街中で問題を起こしたら、主人が責任を取る事になるから。しっかり面倒を見ておくように。」


ペットは責任を持って飼いましょうってか?

犬猫なら可愛いもんだが、魔物だからな。

人を殺せたりする奴等だし、注意が必要だろう。

まぁ、うちの子は大丈夫よ。・・・大丈夫だよね?


(キリッ。)


大丈夫だそうです。




通行許可書を返して貰って、孤児院に向かう。

さっさと戻りたいのだが、セリスとカティが屋台に捕まって帰ってくれない。

何時もの事であるが、今日は一味違うようだ。


「ウマシカのお肉がこんなに美味しいとは。今日狩れてよかったですね。」

「脂っこく無いから、何本でもイケるよ。」

(モグモグ・・・・・・おいしい・・・・・・。)


食いしん坊が1匹増える事になった。よかったね。



「見てたら僕も食べたくなっちゃった。」

「エリオット君。もうちょっとしたら晩御飯ですよ?」

「スライムって串焼き食べるんだね〜。」


リタがそんな事を言うが、スライムは食べてると言うよりは、体内に取り込んでいるって感じだが。

モグモグとか言っちゃってるけど。

串ごと体内で溶かしてるじゃん。ゴミが出ないとは、エコな魔物だな。



「もういいじゃない!明日もやってんだよ屋台は!」

「あぁっ!せめて!せめてあのお饅頭だけお願いします!リョウさん!」

「リョウ!あたしあのビロビロ〜ってなってるオモチャ欲しい!」

「いったい何に使うんだよ!金の無駄だ!」

(たりない・・・・・・もっと、肉・・・・・・血・・・・・・。)

「そんなキャラでしたっけ!?」



「賑やかだね。」

「関わらなければ〜、面白いね〜。」

「・・・やはり、この方達の手綱はリョウ君しか握れません。」




何とか饅頭だけで満足させる。

今は二人と一匹で仲良く饅頭を食べている。


孤児院に戻ってみると、外にゲバルド氏とディーノ氏が居た。

丁度良いわ。ゲバルド氏に用事があったんだ。

カティ達は孤児院に入って行った。晩飯の手伝いをするそうだ。

セリスも今日獲った獲物がアイテムボックスに入っているので、ついて行った。


「司祭様、丁度良かった。頼みがあるんですが。」

「む?おお!リョウ氏。帰って来たのか。セリス殿や他の子達は?」

「先に中に入りましたよ。今日はウマシカとクッコロオークを1匹づつ獲りましたよ。」

「大猟だな。しかし、森まで行ったのか。セリス殿やエカテリーナが居るとはいえ、余り無茶はするな。」

「分かってます。」

「む。ディーノ、聞いての通り大猟でな。腐っても勿体無いし、少し持って帰らんか?」

「おお!有り難く頂戴するである。妻や息子も喜ぶだろう。リョウ氏、感謝するであるぞ!」

「ええ。どうぞ持って帰ってください。」



「ところで、リョウ。頼み事とは何だ?」

「えぇ。・・・ゲバルド氏、コイツの事なんですが・・・。」


僕は頭の上に乗って居る奴を指差す。


「何であるか?変な帽子であるな。」

「いえ、ディーノ氏。コイツはスライムです。今日、僕のクラスの能力で懐いたみたいで。仲間になってくれたんですけど、ここで暮らしても大丈夫でしょうか?」

「なに?スライムだと?もしかして、あの時の青いスライムであるか!?」

「ほぉ。あの時リョウ氏を助けてくれた・・・。やはり仲間になったのだな。・・・随分小さいようだが?」


ディーノ氏もゲバルド氏も覚えていてくれたようだ。


「いえ、コイツの能力でしてね。自分の体を大きくしたり、小さくしたり出来るんですよ。」

「その様な能力が・・・。やはりレア種は変わった能力を持っているであるな。」


まだ、触手とかもあるけどな。まぁ、そこまでディーノ氏に言う事もないだろう。



「ん?リョウ氏。その指輪はどうした?魔導具のようだが?」


ゲバルド氏がスライムを指差した僕の手を見て言った。


「あぁ。コイツを倒した時にドロップしたアイテムですよ。随分変わったレアアイテムでした・・・よ・・・??」


ゲバルド氏とディーノ氏が不思議そうな顔をしている。

何言ってんだコイツ?って感じだ。

僕何か変な事言ったか?


「何を言っているのだリョウ氏?スライムはそこに居るではないか。」

「いえ、ですからゲバルド氏。このスライムを倒して・・・。」

「・・・倒したと言うのは、暴れていたから大人しくさせたと言う事であるか?」

「いえ、トドメを刺しましたよ?カティが。・・・だからドロップアイテムを持っているんですけど、ディーノ氏、何か可笑しいですか?」


おやぢ達が驚きで呆然としている。

どういう事だ?


「いや!いやいや!可笑しいも可笑しくないも!何でトドメを刺した魔物が目の前に居るであるか!?」

「リョウ氏、トドメを刺したようで刺せてなかったのでは?・・・いや、それだとアイテムは手に入らないか。」


いやまぁ、ディーノ氏とゲバルド氏の言い分も尤もなんだけど。


・・・そうか。やっぱ可笑しいのか。

そりゃそうだよな。あんなにカティに派手に斬られたのに、ちょっと目を離したら傷が跡形も無くなって生き返ってるんだもんな。

僕の知っているゲームだと、一回倒した後起き上がって仲間になるから、こんなものだと思っていたよ。



「普通は・・・“魔物使い”はどうやって魔物を仲間にするんです?」

「む。・・・一度、カーリンが魔物を仲間にしているところに立ち会った事があってな・・・。」


ゲバルド氏とディーノ氏がその時の話をしてくれた。


その時はゲバルド氏とディーノ氏、カーリンさんともう1人で山岳地帯を移動していた時だったそうだ。

移動中、魔物を蹴散らしながら進んでいたそうだが、1匹変わった様子の魔物が現れた。


その魔物はキマイラ。

獅子と山羊と竜の3つの顔を持っていて、背中に翼、尻尾が大蛇になっている異形の魔物だ。

その地帯はキマイラの生息地なので、キマイラが現れる事は不思議では無いのだが、そのキマイラは一定距離を保ったまま此方を眺めているようだったと言う。


だいたい魔物っていうのは、発見されたら敵意をむき出しで襲いかかって来るもんだ。

一部、戦闘の最中に逃げる奴も居るが、そんな奴でも最初は取り敢えず襲いかかって来る。


そして、そのキマイラはそんな様子が無かったそうだ。

ゲバルド氏達が臨戦態勢をとっても眺めているだけだったようだ。

すると、カーリンさんが態勢を解くように言い、独りでキマイラの方にゆっくり歩いて行ったそうだ。


カーリンさんが近付いてもキマイラは襲いかかったりする様子は無かったそうだ。

キマイラに接近したカーリンさんは魔法を使い、キマイラに従魔紋と言う、自分の従魔の証のような物をキマイラの体につけた。

此方に帰って来る時は、キマイラを従えて帰って来たと言う。



「・・・それでカーリンから、このキマイラは自分の従魔になったのであると、キマイラの名をカブレラとして従魔紋に刻んだと言っていたのである。」

「そんなところだな。その後聞いたのだが、従魔の素質がある魔物は、あっちから近付いて来て、様子を伺うようにずっと見てくるのだそうだ。カーリンがロックホークのサファテと友になったのはクラスを授かる前だと、前に言ったな。あれは、ロックホークがカーリンに、クラスを授かるまでずっと付いてきていたそうだ。」

「当時は魔物にずっと見られて、気味が悪かったと言っていたであるな。その後は、餌をあげるなりして、仲良くなったそうであるが。クラスを授かってから納得したそうであるぞ。」



・・・・・・・・・。

何だそれ。全然違うじゃん。

従魔紋って何よ?従魔の証をつける魔法を使うだって?そんなのやってねえぞ!?


(かっこいい・・・・・・私も、つけて。)


うるさいな!付けれるんならもう付けてるわ!!

それに、従魔紋と一緒に名前も付けるのか。

これって名前を付けないと従魔にならないって事か?


(なまえ・・・・・・はよ。)


喧しいわ!!何でお前は従魔紋も名前も付けて無いのについてきてるのよ!?


それと、従魔の素質がある奴はあっちから近付いて来るし、様子を伺うだけで襲って来ない??

確かに、このスライムには何度か会った。何を考えてるか分からない行動をしている時もあった。

でもコイツは襲い掛かって来たぞ。

ついさっきだ。

しかも、カティに斬り裂かれて死んだ。ドロップアイテムは魔物が死んだ証だとゲバルド氏も言ったぞ。


解せぬ。解せんぞ!

何故こうも違うのか?

これが“魔物使い”と“魔物誑し”の違いなのか?



僕はおやぢ達に、スライムの事を詳しく話した。

おやぢ達も難しい顔をして、考え込んでいる。


「・・・襲い掛かって来て返り討ち。従魔紋も名付けも無し・・・であるか。」

「・・・これがクラスの違いによるものなのか、それとも、レア種だからなのか・・・。流石に私もレア種を従魔にしたと言う話は聞いた事が無い。」

「我輩もだ。まだまだリョウ氏のクラスは分からん事が多いであるな。」


無いんだ・・・。

それはカーリンさんだけの事では無く、魔物使い全体でだよね?

まぁ、この二人が知らんだけかもしれんが。


「・・・まだ1匹目では分からないでしょうか?」

「そうだな。リョウ氏はまだクラスを授かったばかりだ。慌てる事は無い。さぁ、飯にしよう。ディーノもどうだ?」

「ふむ・・・いや、我輩は遠慮しておくである。リョウ氏、我輩の方でも調べておくである。」



「ありがとうございます。何から何まで・・・あっ!そうだ!ディーノ氏にお礼がしたかったんです。通行許可書の件でも世話になったんで。」

「これくらいの事、お安い御用であるぞ。お礼など・・・・・・ふ、ふおおおおおおおおおォォォォォォォッッ!!!コレはッッッ!!!?」

「何だ、煩いぞディー・・・・・・ぬうぅぉああああぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!コレはぁッッ!!!?」

「実兄の娘JS老舗の銭湯編!!?し、しかも・・・。」

「近所の生意気なJS公園の遊具編・・・だと・・・ご、豪華2冊組ッッッッ!!!?」


「ふおおぉぉぉ・・・。リョウ氏、貴方は我輩の神である・・・。」

「り、リョウ氏!!2冊あるということは!勿論もう一冊は私のだな!!?」

「何を言っている!!!リョウ氏は我輩にお礼としてくれたのである!!ゲバルドは我輩が3回ずつ読むまで待っているのである!!!」

「むぅ!!ディーノよ!どうせ同時には読めぬだろう!!貴様こそ私が複写するまで待っていろ!!!」

「貴様は保存用、観賞用、布教用とか言って3冊書くではないか!!布教用などと、女神教でナニを広める気であるか!!!」

「ぬうぅ!!貴様が先に読むといつも作品に白いゼリーを落としているではないか!!!カピカピになる前に複写させるのだ!!!」

「ふおぉぉっ!!そんなの絶対に落として無いのである!!貴様の白いゼリーであろう!!!」

「私は実戦用として4冊目を複写するのだ!!絶対にありえん!!!」

「ふおおぉぉぉ!!卑猥な!!ナニを実戦しているであるか!!!」

「ぬううぅぅぅ!!それは貴様が一番よく知っているだろうが!!!」


「ふおおおぉぉぉあああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!」

「ぬうううぅぅぅあああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!」



・・・何か喧嘩しだしたぞ。

もういいや。放っておこう。


(あれは・・・・・・溶かしていい肉?)


駄目です。腹壊すぞ。




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