表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
お言葉
900/900

もっと悲しみをください

もっと悲しみをください 

涙腺が崩壊する程の 今でもいっぱいいっぱいだけど


世界を救いたい 僕の目に入る範囲だけでいい

今の僕には何も無くて ロボットみたい


琥珀色の夕焼け色を成して 戦慄と虚無と眩暈覚え

嘘で塗り固められた人生を もう一度照らし出して


救いが欲しい 君が欲しい 君の生きてる世界の色は何色?

恋焦がれても 叶わない


生きている事が 急に 早く感じる 鼓動の様に 音高鳴り出す

それは 破滅への プロローグなのに


あの日読んだ小説を引っ張り出して もう一度読んでみた

その時は分からなかった事が 今では分かる 時の流れは残酷で

段々聡く 蛇の様に狡くなっていく 自分を愛して下さいなんて

とても君には言えない


だけど 寄り添っていれば 一瞬だけでも孤独を忘れられる

一緒に映画を観れば感動を分け合える それは素晴らしい事


一人じゃない そう言える事が強さ


今は そっと 微かなため息をついて 川の流れに身を任せ

ただ 流れて行こう 何時かは 藁をも掴みたくなるかも知れないから

お別れと慰みを封印して 歩いていこう 次のステージに移行するまで


悲しみが無くなったら 涙も無くなってしまう 

そうしたら雨上がりの虹が美しく見えないから

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ