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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Beyond the tomb
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生からの解放

人間は忙しい時も暇な時も遊びを希求してやまない

しかしこれから行われるゲームは遊びではない


集められた選ばれた闘士

片方はまるで血の様に赤い軍服を纏い

もう一方は夏の空のように青い軍服を纏っている


話し合いで決着をつけるには赤と青を混ぜると何色になるのか

を知っているかどうかのごとく少し難解で困難


創始の原子 熱伝導 師はどこに行ったか

元帥はみんな最前線で善戦


血を流すのは少女のリストカットよりも死に近い多量の裁量

狂戦士バーサーカーは銀色の斧を磨いている


争いが終わる時女神は聞く 貴方の斧はどれだけの血を吸いましたか

すいません とても説明できる量ではありません


そうですか 貴方にふさわしい最期を与えましょう

そう言って 殺人鬼に苦しい口づけをする


体が痺れ意識が遠のく毒 ああ人はいつも孤独

解放されるヴイ罪深き戦士は天使に生まれ変わるのだろう


人は地獄は信じないが天国は信じる それでなければバイブルの意味も無いだろう

死んでまで苦労を買い取りしたくは無いし 罪を清算する重みと重荷を背負うのも

かくあるべきという修身論で縛り付けられる人間のわざ


死者にそれを求めるのは酷だろう

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