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堕ちた英雄騎士  作者: CSS
第3章魔族の暗躍
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30話魔族の正体

その日の深夜。おれが、目を付けていた人物が

城から出てきた。おれは、気配を消して尾行を開始

する。その人物は、店通りを通りすぎスラムの方に

向かって歩いていく。おそらく、スラムに

集まる場所が、あるのだろう。

スラムでも滅多ヒトが通らなそうな道を歩きある

廃屋に人物が入っていった。廃屋の壁まで近づき

耳を傾ける。

「どお〜?首尾は?」

「はい、スラムを始め多くの亜人に憑魔の首飾りは

渡しており計画は順調に進んでおります。」

「なら〜いいわ。でも〜気をつけなさい。

私たちに勘付いて調べている奴がいるから。」

どうやら、おれことを言っているのだろう。

「残念だが、もう手遅れだ。」

中にいる奴らにひと言いれて廃屋に入る。

「な!?」

中には、商人の格好をしている男が1人。スラムの

格好をしている男が1人。そして、城から出てきた

1人。

「城の内部にも魔族はいると思っていたがまさか

きさまだったとはな。」

雲に隠れていた月が顔を出し廃屋の中に光が入って

人物の顔を照らす。

「ほら、何か言ったらどうだ?・・・エリア。」

月に照らされた顔は森の騎士団団長エリアだった。

「あら〜?以外に早かったのね。ビックリだわ。

それで?・・・どこでわかったの?」

「最初に疑惑に思ったのは首飾りを渡した

帰りの時だ。魔族のことはおれとレイしか知らない

はずなのにきさまは、何故か知っていた。

さらに、子供に聞いた情報でさらに、疑惑が

深まったが確信にはいたらなかった。」

「じゃあ?どうやって〜?」

「簡単なことさ。レイ聞いてみたんだ

《エリア以外に女性の騎士はいるのか?》とな。

答えは、いない。念入りに聞いたが間違いない

そうだ。それで、確信に至ったわけだ。他人に

忠告する前に自分が気をつけるべきだったな。」

「そうね〜私もそう思うわ〜」

ため息をつきながらエリアいやエリアの身体を

奪った魔族が言う。

「今度は、おれが聞いていいか?」

「どうぞ〜?」

「その、魂を植え付けられたヒトの魂はどうなる?」

「そんなの知らないわ〜でも、もうこの身体に

いないのは確かよ〜」

つまり、身体を盗られたヒトは生きていないか。

相変わらず、やることは非道だな。だが、丁度いい。

「・・・・そうか、それなら良かった。」

「何が〜?」

「これで、心置きなくきさまらを殺せる。」

「へ〜?勝てると思っているの〜?生意気ね〜

・・・・やりなさい。」

その言葉を合図に商人風とスラム風の男が向かって

くる。

「シィ!!」

商人風が懐に持っていた袋から鉄で出来た棍棒を

取り出し頭めがけて振り下ろす。それを、身体を

右にズラして避ける。

「死ね!!」

避けた先にスラム風がおり短剣で斬りこんでくるのを

後ろに跳ぶ。

(なるほと、下級と侮っていたが中々の実力だ。)

「だが!甘い!」

影からノートゥングを取り出しスラム風の男に

斬りつける。スラム風の男は斬りこんだために

避けることが出来ず首と身体が別れて倒れこむ。

「な!?」

商人風の男が動揺し動きが僅かに止まる。その隙を

逃すわけはなく。

「動揺したら終わりだ。」

右から左へ斬りおろし男の身体がズレて地面に

落ちる。

「さぁ。次はきさまだ。覚悟は出来たか?」

剣先をエリアに向けて言う。


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