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堕ちた英雄騎士  作者: CSS
第1章始まる物語
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9話情報収集

あいつらを、始末してから3日間、歩いてファイに着いた。門から少し離れたところで、一旦とまる。

「通信石と転移石を、渡しておく。」

通信石は、大きさによって連絡できる距離が、変わる石だ。手のひらぐらいだから街中だったら可能だろう。転移石は、通信石の転移版だ。片方が、魔力をそそぐと、相手の場所に転移できる仕組みだ。こちらも手のひらぐらいの大きさはある。

「タウ伯爵ついて、噂が真実か調べろ。夜に、必ず連絡しろ。」

「わかりました。でも、調べるんだったら一緒にやった方が、良くないですか?」

「いいから、いけ」

納得しない顔しながら、門に向かって歩いていく。

「さて、タウ伯爵。きさまは、どちらかな?」

おれは、そう呟いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「タウ伯爵ついて?」

私は、露店を営んでいる老人にタウ伯爵ついて聞きました。

「そうだな〜、亜人に、酷いことしてるっていう噂ぐらいで、あとは特にないなー」

特に情報は、ありませんでした。お礼と言って先ほど貰ったお金で店に、売っていたパンを買います。中間に切れ込みを入れて中には野菜や肉が挟んであり、とても美味しい味かったです。

「んー。さっきから、聞いて周りましたが、これといった情報は、掴んでいません。

「亜人に、酷いことしてる・・・か」

どうして、そんなことするんでしょか?私には、よくわかりません。そんなことを、考えていたら日が暮れてきました。

「ほら、さっさと帰ってきな。早くしないと、死神に

魂を盗られちゃうよ。」

子供を迎えに来た母親が、そう言うと子供は母親の元に駆けつけて一緒に帰って行きます。

死神は、勇者の物語に次ぐ有名な絵本の話で、嘘つきの青年が、嘘をつき過ぎて死神に魂を盗られてしまう。そんな話です。私も、よく母親に言い聞かされていました。結局、2日間調べてみましたが何も、得られませんでした。

2日目の夜。通信石で連絡をとります。

『街中では、だめだったか。』

「そうですね。噂は、あったんですが、確たる物が無くてあくまで、噂の範疇で治っている感じです。」

グレンさんが、しばらく黙り込みます。

『ふむ・・・。やはり、直接行くしかないか・・・』

「今、変なこと言いませんでした。グレンさん?」

『よし。直接確かめに行くぞ。』

「無理ですよ!どうやって、屋敷に入り込むんですか!」

『その辺りは、考えてある。』

考えを、変える気は無いようです。

『明日の夜に、決行する。おれの、言うことをよく聞け。わかったな。』

それを最後に、通信を切ります。

「・・・・寝よう」

そうして私は、ベッドで横になります。もうどうにでもなれば、いいんです。


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