8/28 石油の地下保管
1:26 ゼレンスキー大統領はモルドバのキシナウを訪問し、マイア・サンドゥ大統領と会談。安全保障、エネルギー、インフラ、EU統合などを協議し、その後ルーマニアのニクショル・ダン大統領を加えた3者会談も実施した。モルドバ独立記念日に合わせた訪問で、ゼレンスキー氏はロシアと国境・近接関係を持つウクライナ、モルドバ、ルーマニアの協力強化を訴えた。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.president.gov.ua/en/news/zayava-prezidenta-ukrayini-pid-chas-spilnogo-z-prezidentami-106145
11:18 占領下ルハンシク州シャスチャのルハンシク火力発電所にドローン攻撃、施設で火災。占領下ドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソン各州で広範な停電が発生した。同発電所は占領地域の軍施設、修理拠点、炭鉱、鉄道などにも電力を供給しており、軍事兵站にも影響し得る施設。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050684/
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026/
13:54 ロシア軍がキーウ州スヴャトペトリウスケのNova Poshta仕分け・物流施設をドローンで攻撃し、施設を破壊。最初の命中から約1時間後、消防士が消火活動を行っている最中に同地点へさらに2回攻撃した。消防隊は事前に退避でき人的被害を免れた。物流拠点を攻撃した後に救助要員の活動時間を狙う再攻撃の事例。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050704/
15:30 ロシア軍がスームィを誘導滑空爆弾8発で攻撃。住宅地、工業地域、インフラ、車両整備施設などが被弾し、61歳男性1人が死亡、7人が負傷。Nova Poshtaの仕分けターミナルには4発が命中して施設が破壊され、トラック3台も損傷した。従業員は無事だった。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050713/
15:36 ウクライナに自爆ドローン攻撃。Shahed(一部ジェット推進型)/Gerbera/Parodiyaなど164機がオリョール、ブリャンスク、ミレロヴォ、占領下ドネツク、占領下クリミア・フヴァルディイスケなどから飛来。ウクライナは137機を撃墜・無力化し、16地点への命中と4地点への残骸落下を確認した。164機のうち約半数がジェット推進型Shahedだった。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050710/
https://www.criticalthreats.org/analysis/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026
15:40 ロシア・サラトフ州エンゲルス空軍基地周辺で爆発。後にゼレンスキー大統領は、SBU特殊部隊「Alpha」がEngels-2基地のTu-95MS戦略爆撃機1機を攻撃したと正式発表した。衛星画像ではTu-95MSの右翼部分に損傷が確認されたとISWが分析。Tu-95MSはKh-101/Kh-555/Kh-55巡航ミサイル発射に使用されるため、高価値航空目標への直接攻撃となる。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050735/
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026/
15:43 スウェーデンは沿岸警備隊の作業艇・高速艇10隻をウクライナへ移管すると発表。ウクライナ国家非常事態庁が受領し、河川での救難、曳航、輸送、機雷・不発弾処理などに使用する。またスウェーデンはウクライナ防衛支援に2億7,000万スウェーデンクローナを追加拠出し、このうち1,400万ドルをPURLへ拠出して米国製防空装備・弾薬購入を支援する。-@front_ukrainian(Ij)
https://government.se/press-releases/2026/08/sweden-donates-boats-from-coast-guard-to-ukraine/
https://militarnyi.com/en/news/sweden-to-provide-ukraine-with-10-coast-guard-boats-and-fund-air-defense/
16:18 ウクライナ軍参謀本部によると、前日の前線では250回の戦闘が発生。ポクロウシク方面40回、コスチャンティニウカ方面35回。ロシア軍は航空攻撃86回で誘導滑空爆弾274発、攻撃ドローン10,602機を使用した。ISWは8/28について、ウクライナ軍がコスチャンティニウカ方面で局地的に前進した一方、ロシア軍はポクロウシク、ノヴォパヴリウカ方面などで新たな確認済み前進を得ていないと評価した。
https://www.ukrinform.net/rubric-ato/4158465-war-update-250-combat-clashes-on-front-line.html
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026/
17:40 8/26~27夜間の占領下ドネツクにあるロシア軍主・予備指揮所へのウクライナ攻撃で、ロシア第41親衛諸兵科連合軍司令部作戦局の上級将校アンドレイ・ヴィクトロヴィチ・モイセーエンコ中佐が死亡したとOSINT調査で判明。家族側の訃報でも死亡が確認されたと報じられている。攻撃自体は8/26実施で、8/28に高級将校の死亡情報が表面化。-@front_ukrainian(Ij)
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026/
https://censor.net/en/news/4020710/russian-lieutenant-colonel-killed-in-donetsk-command-post-strike
17:50 ウクライナ特殊作戦軍などがロシア・ヤロスラヴリ州のSlavneft-YANOS製油所を攻撃し火災。ウクライナ側によると年間約1,500万トンの原油処理能力を持ち、ロシアで上位5施設に入る製油所で、ガソリン、ディーゼル、航空・ジェット燃料を生産する。2026年に入り同施設は複数回攻撃されており、修復後の再攻撃で精製能力を継続的に低下させる狙いがみられる。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050730/
https://www.criticalthreats.org/analysis/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026
18:27 ウクライナ軍参謀本部は、占領下クリミア・オレニウカのNebo-SVおよびP-18レーダー、フルンゼ付近の無線中継局、セヴァストポリのロシア軍訓練センターを攻撃したと発表。さらにザポリージャ州ウスペニウカ、ドネツク州クラホヴェのドローン管制拠点も攻撃した。8/24攻撃でロストフ州カライチェフのKastaレーダーを破壊したことも確認し、ロシア防空・通信・UAV管制網へのSEAD/DEAD攻撃が継続している。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050741/
https://understandingwar.org/research/russia-ukraine/russian-offensive-campaign-assessment-august-28-2026/
20:03 ウクライナはロシアのミサイル・ドローン攻撃から戦略燃料備蓄を保護するため、石油・石油製品備蓄の一部を地下に保管する制度を開始。地下タンク、岩塩空洞、枯渇油・ガス田、その他地下構造を利用する最大2年間の実証事業で、2027年から最低備蓄に含まれるディーゼル燃料の少なくとも20%を地下保管することを義務化する。全燃料の20%ではなく「法定最低備蓄のディーゼル部分」が対象。-@front_ukrainian(Ij)
https://zakon.rada.gov.ua/laws/show/1037-2026-%D0%BF
20:44 ドイツのドブリント内相は、バルト海沿岸諸国が無人機・ハイブリッド脅威への対処を目的とする共同ドローン防衛タスクフォースを設置する方針を明らかにした。狙いは不審ドローン情報の迅速な共有と共同対応。バルト海では海底ケーブル損傷や軍事物流施設周辺の不審ドローンなどが続いており、NATO北東部で対ドローン警戒態勢を制度化する動き。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050763/
21:05 ウクライナ農業政策・食料省は、ロシア軍の攻撃により国内の「近代的な商品倉庫」の約90%が破壊されたと発表。食料不足や飢餓の危険はないとしているが、小売業者は在庫を大型倉庫へ集約する従来方式から、商品を必要時に直接配送する「ジャスト・イン・タイム」方式などへの転換を迫られており、物流コストや商品種類に影響する可能性がある。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050774/
21:32 ゼレンスキー大統領はHURの報告として、ロシア内部文書では8月に一部輸出品目が最大80%減少し、ウクライナのドローン攻撃によって黒海艦隊艦艇がノヴォロシースク港から事実上行動できなくなっていると主張。ロシア側は商船への小火器・電子戦装備・軍人配備を検討しているという。輸出80%減という数字はウクライナ情報機関が入手したロシア内部文書に基づく主張で、独立確認されていない。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050782/
23:03 ウクライナ大統領府長官キリーロ・ブダノフは、現在の軍規模を維持するためには毎月少なくとも3万人の動員が必要だと発言。「3万人未満にはできない」とし、強制的な動員手法には改善余地があるものの、必要人数そのものは大きく変えられないとの認識を示した。ウクライナ側が月間必要動員数を具体的に示した点で人的戦力面の重要情報。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/28/8050796/




