8/7 物流問題の波及
2:06 ゼレンスキー大統領は、ウクライナが国産弾道ミサイルを開発中で、試験では「強い可能性」が確認されたと発表。実用兵器化を急ぐよう国家安全保障・国防会議、情報機関、国防省、空軍、Brave1などに指示した
https://www.president.gov.ua/en/news/ukrayina-pracyuye-dlya-togo-shob-u-nas-buli-vlasni-balistich-105741
4:14 ロシア軍のBanderol巡航ミサイルがドニプロペトロウシク州パウロフラードのUkrposhta郵便仕分け拠点と移動郵便局車両基地を破壊。職員2人が死亡、整備士1人が負傷した。同拠点はパウロフラードと周辺農村への年金、医薬品、郵便物、荷物配送を担っており、Ukrposhtaは非常運用へ移行した。ロシアによる物流・配送網への攻撃継続例。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/06/8047645/
5:28 ロシアに自爆ドローン攻撃。ロシア国防省は8/6夜~8/7朝に203機のウクライナ無人機を迎撃したと主張。スヴェルドロフスク州エカテリンブルクを含むロシア深部まで攻撃が及び、後にWildberries物流センターへの命中が確認された。203機という数字はロシア側発表で独立確認されていない。-@front_ukrainian(Ij)
https://apnews.com/article/russia-ukraine-war-wildberries-ballistic-missiles-6101ca4702e1f66e8cb8a15819cd5931
https://www.reuters.com/world/russias-wildberries-target-ukrainian-drone-campaign-reports-another-attack-urals-2026-08-07/
13:14 占領下クリミアのフヴァルディイスケ軍用飛行場にドローン攻撃。現地では複数回の爆発後に大きな火災が発生し、燃料・潤滑油貯蔵施設の炎上と弾薬誘爆が報告された。同飛行場はロシア軍がShahed/Geran系攻撃ドローンの発射に利用している。後にウクライナ軍参謀本部も同地域の攻撃ドローン保管・準備・発射拠点への攻撃を正式確認した。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047673/
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047708/
14:19 ウクライナ軍参謀本部によると、前日の前線では233回の戦闘が発生。コスチャンティニウカ方面25回、ポクロウシク方面26回など東部で高い攻撃密度が継続。ISWは8/7について、ポクロウシク、ドブロピリャ、コスチャンティニウカでは新たな確認済みロシア軍前進を認定していない一方、ノヴォパヴリウカ・オレクサンドリウカ方面では最近の双方の前進を確認している。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047676/
https://www.criticalthreats.org/analysis/russian-offensive-campaign-assessment-august-7-2026
15:02 Reutersの衛星画像分析などによると、7/18以降のウクライナによるWildberries物流施設攻撃で、少なくとも118万平方m、同社全倉庫能力の約5分の1が破壊・損傷。攻撃された倉庫は少なくとも20か所に達した。ロシア銀行への債務再編を求める出店業者が増加しており、クレムリンでは国有銀行融資、税制優遇、補助金などの支援策を検討している。単なる物流損害から小売・金融部門への波及が明確になってきた。
https://www.reuters.com/world/ukrainian-attacks-wildberries-strike-heart-russia-inc-2026-08-07/
https://www.reuters.com/world/russias-wildberries-target-ukrainian-drone-campaign-reports-another-attack-urals-2026-08-07/
15:24 ロシア軍ドローンがスームィ州ビロピッリャ地区の市場にいた住民を攻撃し10人負傷、うち2人重体。スームィ州では8/4の滑空爆弾攻撃、8/6のスームィ市への4発攻撃に続き、民間人口が集まる場所への攻撃が続いている。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047680/
15:52 ポーランドは、ワシル・ボドナル駐ポーランド・ウクライナ大使によると、退役したMiG-29戦闘機4機をウクライナへ移譲する政治的意思を示している。4機はポーランド軍を退役し兵器庁へ移管済みで、ウクライナ専門家も機体を検査した。ただし実戦投入には相当規模かつ高額な近代化が必要で、資金・部品・第三国からの装備供給が課題。このため「移譲決定済み」ではなく、具体的な移譲・近代化条件を協議中の段階。-@front_ukrainian(Ij)
https://militarnyi.com/en/news/poland-plans-to-transfer-four-retired-mig-29-fighter-jets-to-ukraine/
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/06/8047548/
15:54 ウクライナに自爆ドローン攻撃。シャヘド(一部ジェット推進型)/ガーベラ/イタルマス/パロディヤなど147機が飛来。ウクライナは114機を撃墜・無力化。29機が15地点に命中し、迎撃残骸が4地点に落下した。発射地点はオリョール、クルスク、プリモルスコ=アフタルスク、占領下ドネツク、占領下クリミア・フヴァルディイスケなど。-@front_ukrainian(Ij)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047678/
16:29 ロシア・スヴェルドロフスク州エカテリンブルクのWildberries物流センターにドローン3機が命中して火災。州知事は地域上空で8機を撃墜し、そのうち3機が物流センター屋根へ落下したと発表。従業員約800人が避難し、人的被害は報告されなかった。ウクライナ国境から2,000km前後離れたウラル地方まで物流拠点攻撃が常態化し始めている。
https://www.reuters.com/world/russias-wildberries-target-ukrainian-drone-campaign-reports-another-attack-urals-2026-08-07/
16:33 Wall Street Journalが米情報機関の新たな評価として、プーチン政権が今後数年間にNATO加盟国への限定的な攻撃・挑発で集団防衛の意思を試す可能性を米当局が警戒していると報道。想定例にはサイバー攻撃、所属を隠した武装集団、東部加盟国への限定的越境などが含まれる。大規模侵攻の可能性を示す評価ではなく、限定的行動のリスク上昇についての情報評価。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047688/
17:49 ロシア軍のMolniya型ドローンがヘルソン州ノヴァ・クバン付近の道路を走行していた民間乗用車を攻撃。77歳女性が死亡し、70歳男性が重傷。ヘルソン州ではFPVや固定翼徘徊型ドローンによる民間車両への直接攻撃が継続している。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047710/
17:55 ウクライナ軍参謀本部は、8/6~7夜間にロシア軍の無人機運用・後方支援網を攻撃したと発表。対象は、クリミア・オレニウカの早期警戒レーダー、フヴァルディイスケの攻撃ドローン保管・準備・発射拠点、オレニウカとヘルソン州ザリズニー・ポルトのShahed管制中継局、メリトポリの燃料・潤滑油倉庫、ヤキミウカの修理部隊。Shahed管制中継局はオペレーターと機体の通信を維持し、運用距離と有効性を高める設備であり、ロシアの長距離ドローン作戦を地上インフラ側から削る攻撃。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047708/
18:58 ウクライナ国防省が7月のロシア航空攻撃を集計。ロシア軍は弾道ミサイル195発を使用し、ウクライナが迎撃できたのは29発(14.9%)。40発は別の理由で目標に到達しなかった。巡航ミサイルは265発中187発を迎撃。攻撃ドローンは8,653機が探知され、5,143機を撃墜した。国防省は弾道ミサイル迎撃弾が「重大な不足状態」にあったと説明。7月後半から顕著になった、巡航ミサイル・ドローンと弾道ミサイルの迎撃率の差を月間数字でも確認できる。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047727/
21:45 ルクセンブルクがウクライナ・エネルギー支援基金へ800万ユーロを追加拠出。同国の基金への累計拠出額は3,000万ユーロとなった。冬季を前に、ロシア攻撃で損傷した発電・送配電設備の修復や必要機材の調達に使用される。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047769/
23:06 ウクライナ国立銀行(NBU)は、ロシア攻撃による黒海海上輸出停止が2026年後半だけで20億ドル超の直接的な輸出収入損失を生むと試算。通常は農産物を月400万~450万トン輸出できるのに対し、鉄道・道路・ドナウ川港による代替ルートは月約250万トンしか処理できない。干ばつによるドナウ川の低水位も能力を制約している。
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2026/08/07/8047786/




