42.第二章 裏 [脱出成功]
kogetora_suguです、、、
投稿の間があいてしまい大変申し訳ございませんでした。
これからまた少しずつあげていきます!!
どうぞ宜しくお願いします!
「なんなんだあいつら!!いきなり斬りかかってくるなんて」と、先頭を走る剣術部の榊原海斗が後ろを振り向かずに話す。
「わからない、一先ず武道場へ隠れよう。出来れば学校を出たいが、どこに奴らがいるかわからないから様子をみる」と言ったのは神宮寺 勇。
「先生、大丈夫ですか?私の手を握ってください」と桜井先生の手を引くのは南 真央。
「あ、、ありがとう。ごめんなさい……」と震える手を引かれる桜井先生。
剣術部の5人に加え、桜井先生、空手部の 北山玲部長と須田、滝 真一郎と百瀬梨華の合わせて10人が体育館から逃げ出した。
「こんな事なら武器の1つでももってくるんだった」と悔しそうに話す榊原。
「鷹柳先輩も心配です。昨日倒れたまま病院ですよねっ?!」と福居。
「あいつなら大丈夫だろ、搬送先は叔父さんの知り合いの病院だって言ってたしな。
それに意識さえ戻ればアイツに勝てるやつなんていねぇよ」と滝が得意気に話す。
隠れつつ部室棟前を通りすぎ、武道場へとたどり着いた。
「よし、誰もいなそうだな。ただ警戒はして行こう」と先陣をきる神宮寺。
恐る恐る武道場へ入り辺りを見渡す。
「じゃ勇くんと海斗、国広、あと北山先輩と須田先輩は入口の封鎖をお願いします。
私と先生、真央と百瀬先輩、それから滝先輩は武道場に他に出入口がないか確認して塞ぎましょう。
あとは各々警察や救急に連絡して、どこでも良いから助けを呼びましょう。
あとは何でも良いから武器になりそうな物を探しましょう」と的確な指示をだす福居。
出入口の封鎖とバリケード設置が完了し一息つく10人。
「ご、ごめんなさい。私先生なのに皆に頼りっぱなしで……」と俯き話す桜井先生。
「そんな、全然気にしないでください。僕たちは各々出来ることをしているだけです。だから先生はここを抜け出した後のフォローをお願いします」と優しく語りかける神宮寺。
「そうそう、まずは学校から生きて逃げ出す事が先決だよな。相手は武器を持った大人で、数十人はいたよな。それをどうやって潜り抜けるか。
警察に連絡しても繋がらねぇし……」
「海斗っ!皆を暗くするような事言わないで!連絡はし続ければきっと繋がるよ、あとは助けを待てばきっと……」と強気な表情から不安な表情に変わる南。
「雪風くん……」と祈るように目を瞑る百瀬。
[体育館]
「まさか逃がしちまうとはなー」と部下を睨み付けるブライトシェスター。
「伊東と累達は正門と裏門を見張っててくれ、あとの奴は俺と一緒に残ったやつらを探しに行く。逃げたやつらの中に目標がいる可能性がある。見つけ次第連絡しろ。お前らじゃ相手にならないからな」
「「Yes sir!」」と部下達は左胸に手を当て返事をする。
脱走者を探すブライトシェスターに続々と逃げた生徒達の情報が入ってくるが、どれも目的の生徒達ではなさそうだ。
騒ぎの前に体育館に集まらなかった生徒や遅れてきた生徒等、その他の生徒の情報だった。
「とりあえず全員殺して一ヶ所に集めておけ」とブライトシェスターは部下に指示を出す。
これが1年D組に積み上げられていた死体の原因だった。
「おい、あの伊東とか累とかってやつは何者なんだ?」とブライトシェスターの部下の一人が近くの仲間に話しかける。
「あぁ、あいつらは隊長がこの街で見つけた適合者らしいぞ、薬に対応できたからアーティファクトを使って従わせたらしい」
「どうりで偉そうにしてる訳だ、俺たちの方は直轄の部下だってのに、、あとで遊んでやるか?」
「や、やめておけ!伊東ってやつもどこぞの流派で名を馳せた剣客らしいし、あの累ってやつは薬の複数服用にも耐えたバケモノらしいぞ」
「……まぁ今回は任務に集中するか」
「あぁ、おれらはこの街のやつらを殺しまくっとけばいいんだよ」
ブライトシェスターの部下達は一頻り話すとシェスターの後に続き、逃げた生徒達の捜索に向かった。




