ヤマメ観察日記
母さん。俺は今、幻想郷という場所に住んでいます。母さんが住んでいる日本とかとはまた違う別の異世界みたいな場所です。そこに居た妖怪の女の子に好かれてしまい、現在はその幻想郷の地底のアパートで暮らしています。
心配していると思うので、彼女の事について書き綴っていこうと思います。
ヤ「ふぁ…ケンおはよう…」
彼女の朝は早く、自分より早く起きて食事の準備にとりかかる…。ということはなく、一緒に起きて一緒に食事を作ります。彼女はどうやら愛に飢えているらしく、気に入った男性が常に近くにいないと禁断症状を起こしたように狂ってしまうみたいです。
ヤ「ケン、何書いてるの?」
ケ「ん~、親に送る手紙~」
横から覗きこむヤマメに適当に返事を返し、特に気にすることも無く私生活を書き綴る。もちろん恥ずかしいことまでは書かないが…。
ヤ「…って、これ私のことしか書いてないじゃない」
ケ「そうだよ。自分の嫁になる人がどんな人なのか教えておかないといけないからな」
ヤ「よ、嫁…。そそそそうよね、私はケンと結婚するんだから、当たり前よねっ!」
ケ「でもまだ結婚届け出さないっていうのも不思議だよな」
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ヤマメは昼は特にすることはありません。一緒にテレビを見たり、買い物に行ったりです。そんなことでさえ、彼女は自分と一緒に居れるのだと喜んでいます。彼女のそういう姿を見て、自分も嬉しかったりするんです。
ヤ「今日は…血でも混ぜてみようかしら、ケンなら気付かないわよね」
稀に少し怖いことが聞こえてきますが、聞いてないフリで通してます。それでいいんです。
ケ「ヤマメって、血液型は何型?」
ヤ「Aよ」
ケ「同じだな」
ヤ「そうなの?ふふ、ケンとお揃いって嬉しいわ。今日はごちそうするわね」
きっとごちそうというのは、いつも以上に血の量を増やすという意味だと思います。けど、今のところは身体に異常は無いので大丈夫ということにしておきます。
ヤ「ふふふ…貧血になっちゃうかも…♪」
ヤマメがそんなことを言うので、つい自分も口走ってしまった。
ケ「なら、俺も血入れようか?」
ヤ「え…いいの?」
ケ「いいよ。貧血にはなりたくないから、少しだけね」
ヤ「…あ、ありがとっ!ケン大好き!愛してる!」
ヤマメはよく抱き着いてくる。今まで会ったどの女の子とも比べ物にならないくらい可愛いので、満更でもなく受けれいています。そんな彼女を抱き返すのも、もういつものことで…。
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夕方は二人で風呂に入って、一日の汗を洗い流してます。この時ばかりはヤマメも、いつも以上に上機嫌で身体を洗ってきます。かならず彼女に自分の身体を洗わさせてあげないと機嫌が悪くなるんです。
ヤ「ねぇ?どうして今日は洗わせてくれないの?私に何か隠し事でもしてるの?ケンは私に飽きちゃった?なら言って、私はどうしたらいいの?どうしたらケンがもう一度私を好きになってくれるの?私はケンが大好きなの…お願いだから見捨てないでよ…ケン…」
凄く鬱っぽくなるんですが、泣きそうな顔ですり寄ってくる彼女が可愛く思えるんです。だから、少し虐めたくなったりもします。
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ヤ「ひゃっ!あははははははははははは!ふぁ、強すぎるよぉあはははははははははははは!!」
寝る前に彼女をくすぐります。こうするとぐっすり眠れるそうです。暴れると怪我をするので、大抵は両手や足を縛ってくすぐってるんですが…。
ヤ「………」
ケ「ん?ヤマメ?ヤマメ…、ヤマメェェェェェ!!」
たまにやりすぎてしまいます。
そして、寝るときはいつも一緒の布団で仲良く眠っています。
ヤ「今日も素敵だったわ、ケン…。明日もよろしくね。ああ…、ケン…。私の大好きなケン。絶対に離さないわ…、他の女にも男にも渡さない。私だけのケン…」
寝る前はよく愛を囁いています。毎日のように聞いていると少しうっとおしくも思えそうですが、彼女が可愛いので全く苦にはなりません。
30分程愛を囁き、キスとかした後はぐっすり眠ります。こんな一日を過ごしています。
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ケ「むぅ…こりゃダメだな」
ヤ「どうして?!いい文だと思ったのに…」
ケ「考えてくれたのを一通り書いたけど、これ余計に心配されそう。こんな病んでる人と同居してるなんて親が知ったらショック死しそうだ」
ヤ「そんな…オーバーすぎるわよ…」
ケ「今日はもう疲れた、手紙はまた今度書き直すかな」
ヤ「え~」
ケ「疲れた!疲れすぎた!くすぐらせろ!」
ヤ「ちょっと、どうしてそうなあははははははは!やめ、て…やめて!くすぐった、あははははははははは!」
母さん、今日も俺は元気です。
やっぱりくすぐりっていいですね。こうして、毎日くすぐらせてくれる可愛い子がいないかな~と妄想しております。
読者様につかの間の安らぎを
「kanisaku」




