責めるケン
ケンはヤマメにコーヒーを飲ませ、ボーっと呆けているヤマメを縛っている最中だった。天井に吊るしたロープで両手を万歳させて拘束し、両足を棒で固定して、閉じれないようにする。
ヤ「なんで…どうしたのぉ…?」
ケ「いや、なんか…くすぐりたくなったら、するならちょっとは本格的にしようかなぁ~なんて」
ヤ「…あんまり、苦しくしないでね?」
ケ「分かってるわかってるっ」
両手の指をワキワキと動かし、意気揚々とヤマメに迫る。が、思い出しかのように一旦その場を離れてタンスの中を漁る。それを見てヤマメは嫌な予感を感じていたが案の定、ケンが探し出して満面の笑みで持っていたのは、幾度となく自分の視界を奪ってきたアイマスクだった。
ケ「縛り+目隠しってのが、くすぐりの醍醐味だよな」
ヤ「うぅ…これ苦手なのよ…っ!?ぷっははははははははは!!ちょっと、いきなり、あははははははは!」
目隠しをされたヤマメは脇を突然くすぐられ、思わず吹き出してしまった。それを見てしてやったりな顔をするケンは、さらに脇を責め続ける。
ケ「ヤマメってやっぱり脇が弱いんだな。ほらほら」
ヤ「いや、ちょ、くふふふふ…ふぁあははははははは!」
身体を捩って抵抗するが、なんの効果も無い。それどころかその抵抗がケンのS心に火を灯し、もっと指の動きを加速させた。
ヤ「ひゃ!くふふぅ!は、は、はぁぁぁあはははははははは!!」
ケ「ヤマメは押すようにくすぐられるのが弱いんだよな。重点的にそうすることにするぜ」
ヤ「ちょっと、それは本当に止めて!んん~!!」
人差し指で脇を押し、下方向にツゥーっと下げていく。ゾワゾワとした感覚がヤマメの腕や背中を這い回る。目隠しされている分、何時、どこを責められるか分からないだけに指一本からくる刺激でさえ全神経を使って耐えるしかなかった。
ケ「おっ。やっぱり効いてるな…」
ヤ「はぁ…はぁ…。ね、ねぇケン…もう終わりにしない?そうだ、お腹空いてない?美味しいご飯作るから…ふぁっ!?はははははははははははははははは!!」
何とか話を逸らし、この現状を抜けだそうと言ってみたのだがその考えを読まれたようだ。ケンは突然くすぐりを開始し、ヤマメを笑わせる。執拗過ぎる程に脇をくすぐられ続け、ヤマメの息もかなり苦しくなってきている。それでもケンはくすぐりを止めない。
ヤ「ふああはははははははは!げほっ!げほっ!ああぁぁぁ!!」
ケ「おっとっとっと」
ヤマメの様子に危険を感じ、指を離す。やっと自分を苦しめる感覚から解放された身体は、今まで蓄積されたゾワゾワとする感覚を吐き出すように咳き込む。
ヤ「げほっ!げほっ!はぁはぁ…」
脚をカクカクと痙攣させ、指や腰も小刻みに震えている。
ケ「少し休憩しようか」
ヤ「えぇ…そうしてほしいわ…」
とは言ったものの…、アイマスクをめくってみると、涙目になり顔を赤くするヤマメを見て、なんだかゾクゾクと心が刺激される。
ヤ「はー…はー…。ひゃっ!」
アイマスクを戻し、先ほどのように指一本で脇を撫でるように刺激する。
ヤ「ちょ、ちょっと…んんう…休憩させてくれるんじゃ…ひゃん!」
ケ「さっきみたいに、両脇同時とかじゃなよ…指でなぞるだけ…なぞるだけ…」
自分に言い聞かせるようにつぶやくケンは、ジワジワとヤマメを責めていく。
両腕を降ろしたくてしょうがないが、ロープで縛られている以上、降ろすことは不可能だ。
ヤ「ふぅん…はぁ…っ!」
小さく声を漏らしながらも我慢し続けるヤマメを見ていると、より虐めたくなってくる。ケンのこのくすぐりは、もう1時間続いた。
今回もくすぐり回です…いいですよねくすぐり。健全健全…。
両手両足を動かせないようにして、ひたすら悶えさせるのがそそりますよね。
読者様につかの間の安らぎを
「kanisaku」




