完治な感じ
プールでのリハビリを初めて早一週間。効果はかなり出てきたようで、今となっては一人で泳ぐまでは行かないが、プール内なら一人で歩けるほどまでに回復していた。
ケ「ふぅ…今日は、これくらいにしておくかな」
ヤ「そうね。じゃあ帰りましょうか」
ヤマメの手を借りてプールサイドに上がり、そのまま脱衣所に向かう。
ヤ「あぁ、そろそろケンの服を脱がせなくなるのね…さびしいわ」
ケ「脱がす時は無理矢理でも脱がすだろ」
ヤ「それもそうね♪」
ご機嫌なヤマメはケンの海パンをおろし、マジマジとアレを見つめる。
ケ「もう一人で拭けるからズボンもってこいっ!」
ヤ「痛っ。分かってるわよ…」
軽くチョップを食らったヤマメは渋々ケンのズボンを用意する。その間にケンはさっさと下半身をタオルで拭いて、ズボンを奪うように穿く。
ヤ「ケン」
ケ「何? ん…」
突然ヤマメはケンにキスをし、えへへと笑う。
ヤ「久しぶりのキスね…」
ケ「そうだな。悪くはない」
ヤ「もっとしようか?」
ケ「いや、続きは家に帰ってからにしよう。ここだと人目もある」
ケンの言う通り、脱衣所には何人かの男女が居るが、その殆どがヤマメとケンに目を向けている。ヤマメもそれを理解し、ケンを支えるながらプールの施設を後にした。
・・・・・・・・・・・・・・。
家に帰り、布団に寝かされたケン。ヤマメはその横に添い寝して、愛しの男性を眺め、抱きしめる。
ヤ「怪我してる間は、アナタは絶対に逃げられない…私が看病しないと動けない、なんだか素敵な話…。好きな人を好きにできるって良いわよね」
ケ「どうだかね…好きな人は好きにさせておくのがいいと俺は思うよ」
ヤ「こうして逃げれないアナタを横で眺め続けるのも中々いいわ」
ケ「…」
ヤマメが横で囁き続ける中、ケンはうつらうつらと目を瞑ろうとしている。
ヤ「眠いの?」
ケ「ん、ぁあ…超眠い…」
ヤ「そう、お休み…ケン」
ケ「お休み~…」
ヤマメに頭を撫でられながらゆっくりと誰にも邪魔されない深い眠りに着く。ヤマメも泳いだために疲れ、ケンの横で一緒に眠った。
・・・・・・・・・・・・・。
目が覚めたケンは、ある感覚に驚く。
痛みが無いのだ。全く、まるで怪我なんてしてなかったかのように。手を開いたり閉じたりしてみるが、力を入れる腕が痛むことはない。脚や腹も、何ともない。
ケ「すげぇ…治った。寝てただけなのに」
未だにヤマメは寝ているが、そのヤマメに頼らずとも自分から何時ものように立ち上ることができる。そして包帯を外して寝室の窓を開ける。
ケ「治ったー!」
大通りには聞こえない程度に、それでも大きな声で叫ぶケンは喜びながらヤマメの横に添い寝してヤマメを抱き寄せたりキスしたりする。
ケ「ありがとうヤマメ!俺治ったよ!」
テンションの高いケンの行動でほぼ無理矢理起こされたヤマメも、ケンの姿を見て驚いている。
ヤ「け、ケン…治ったの?」
ケ「おう!」
ヤ「良かった…、これでまた前みたいに○○○したり××××とか▽▽▽▽や□□□□□とかできるのね!?」
ケ「いやそれはまだ早い」
ヤ「全然早くないわ!ケン。脱いで、いや私が脱がせるわ」
ケ「う、うあああああ!」
襲うようにケンに飛びかかったヤマメ。ケンの抵抗も虚しく、服を脱がされていった…。
やっとケンの怪我が治りました。これでヤマメとのプレイにせいがでますね…。
しかしこの小説、一体何話まで続くのでしょうか。まぁ…限界まで、続けますよ。
読者様につかの間の安らぎを
「kanisaku」




