抵抗
パルスィ「カズヤ、次はこれを付けて」
カズヤ「嫌だ」
パルスィ「なら私がつけてあげるわ」
両手を縛られ、ろくに動けないカズヤの首に、緑色の首輪を巻き付ける。首輪には鎖が繋がれていて、その先はパルスィが持っている。
パルスィ「これでカズヤは私のもの…私の所有物。私の自由にできるわ…うふふふ」
カズヤ「俺は何もしないぞ」
パルスィ「何もしなくてもいいわ。私からするもの」
カズヤ「なぁ、一日でいい、俺を家に帰してくれ。親が心配してる」
パルスィ「ダメよ。そんな事言って戻ってこないつもりでしょ?妬ましいわ、こんなにアナタを愛してるのに…それに答えてくれないアナタが、妬ましくてしょうがない…なのに、そんなアナタを愛しく思えてるの。絶対に何処にも行かせないわ」
カズヤ「冗談じゃない。俺はお前なんか大っ嫌いだ。なんで俺がこんなことに…。俺は元の場所に戻りたいんだ。家族だって居たし…それに…」
パルスィ「彼女もいた…とか?」
カズヤ「あ、ああそうだよ!大事な人だ!彼女も俺のことを心配してるんだ。だから帰してくれよ!」
パルスィ「ダメだって言ってるでしょ?アナタ戻ってこないんだもの」
カズヤ「いや、約束する。絶対に戻ってくるから、だから、これを外してくれ」
壁に繋がれた鎖をジャラジャラと音を立てながら引っ張り、パルスィの前にズイッと突きつける。
パルスィ「何度言ってもダメなものはダメよ。聞き分けのない人は嫌い」
カズヤ「そうか。なら俺は全力で嫌われるようにするよ」
パルスィ「…ふふっ。でも、嫌われようとするってことは、私のことを思ってるってことでしょ?だって私のことがどうでもいいなら、嫌われようなんて思わないもの…」
カズヤ「…」
パルスィ「ねぇ、アナタって、初めてはまだなの?」
カズヤ「なんだよ…」
パルスィ「…アナタ、勿体ぶってその彼女とはまだしてないのね…?表情で分かるわ」
ニタニタと笑みを浮かべるパルスィは、自分が突き出した両手を片手で横に退かし、顔を近付けてくる。ギョロリと爬虫類のように見開いた緑色の目は、瞳一杯に自分の怯える姿を映し、より一層恐怖を際立たせる。
パルスィ「貰うわ。アナタの初めてを…」
カズヤの服を乱暴に掴んで引き裂く。慌てて足をバタつかせるも、パルスィの腕力は今までに無いほど力強く、無理矢理ズボンを脱がす。そのままろくに抵抗できない自分の前で服を脱ぎ、何も纏わない白い身体で、何度も自分を押さえつけるように両手でつかんで、快楽を貪った…。
気が付けば、自分は泣いていた。初めての相手は彼女だと決めていたのに、それをいとも簡単に奪われてしまったのだ。情けなく涙を流しながら肩を震わす自分に対し、服を着直すパルスィは、満足気な表情で、ニッコリとほほ笑みかけてくる。
パルスィ「さ、ご飯にしましょ。何が食べたい?」
カズヤ「何も、食いたくない…」
パルスィ「チャーハンでいいわね」
カズヤ「…」
目を背けて時間が経つのを待つ。
しばらくすると、二つの皿に乗せられた熱そうなチャーハン。スプーンですくい、自分の口元まで持ってくる。
パルスィ「アナタ、昨日なら何も食べてないでしょ?無理はしなくていいわ。大丈夫、毒なんて入ってないから…」
カズヤ「…」
黙って口を開けると、嬉しそうにスプーンを口の中に運ぶ。火傷しそうな程熱くて、ブワッと涙が出ると、それをいち早く察したパルスィは、コップに水を入れて持ってきてくれて、自分に飲ませてくれる。
カズヤ「はぁ、はぁ…ありがとう」
パルスィ「ふふ、どういたしまして…」
彼女の優しさを、初めて見れたような気がした瞬間だった。
本番中の部分は書きませんよ。えぇ書きません。書いたら、R18キーワードつけなきゃいけないじゃないですか。それを付けるのは、自分のポリシー(笑)に反します。なので、激しくイチャイチャするだけで済ませます。
読者様につかの間の安らぎとジェラシーを
「kanisaku」




