前へ目次 次へ 46/62 第46話 目的 俺は今一番気になった事を聞いた。知りたくなかった。禁書の意味など知らない。来てと言ったのは世界の理の方だ。 「……言ったでしょう、あなたには、世界の法則を曲げる力があると。私も、本来名前を持たず、会話は出来ぬ存在でした。こうしてあなたと話せているのは、あなたの力のお陰……。……世界の法則を曲げ、あなたの存在が正しく理解されれば、消滅は免れます。希望はあります」 世界の理は、そう言い残し消えてしまった。