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第29話 伝説の巻物

 疑問を抱えつつ、俺達は最下層まで来た。


「イダには鏡があったから、ここにも何か……?」


 そう思いながら進むと、謎の巻物が置いてあった。持って行けばいいのだろうか。


 巻物に手を伸ばすと、声が聞こえてきた。


「勇者よ。魔王の元に行くのですか?」


 また戦わなきゃならないのか? と思ったが、そうではないらしい。


「どうしたんですか?」


 声はリリには聞こえていないようだ。


「伝えなくてはならない事があります、聞いてください」

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