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三話

「お前ら、この山は獣が多いんだぞ?」

荘兵は崑夜叉と太吉に言う

「う、うん・・・」

太吉は荘兵の言葉に頷いた

「荘兵、戻ってきたのか?」

崑夜叉は言うと

「嗚呼・・・」

何をしたか言わない

「日が暮れる前に下りるぞ」

「「うん。」」

太吉とも返事をする

(この時代獣の他に山賊とか居るからな山賊は心配ないけど・・・獣だな後獣道

崑夜叉がそう思いながら歩こうとすると

「あ、」

「崑ちゃん!!」

石に躓き、転んだ

「っつ・・・痛い・・・」

「崑夜叉、大丈夫か?」

荘兵が聞いてきた

「多分・・・」

「見せてみろ」

短袴から覗く膝からは擦りむいており血が出ていた

「これじゃ下りのは無理だ

俺の背に乗れ」

「え・・・(おんぶか)」

戸惑う崑夜叉に荘兵は

「今薬を持ってないからお前の家に行って手当てだ」

「うん・・・」

荘兵はもう一人の兄の様に慕っているので荘兵の広い背中におんぶされながらも山を三人で下りるのだった。


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