15 ホイミン活躍してよ......
えー、早速ですが、(忙しい人のための)前回までのあらすじです。見なくても良かったら飛ばしてください。
学校に入学して早々、友達ができたり配りものをしてから何故かドッジボールをすることになったリーナさん。公平にくじでチームを分けたはずだけど、何故か見たところの戦力が偏っていたり、リーナさんがぼーっとしてたせいで始まってすぐに当たってしまうという悲劇が起こったり、ホイミンが薬液に浸かりたがったり(ホ「そんなわけない」)、魔法でドーピングしてくる貴族がいたけど膝狙ったらすぐに退場したりしました。いろいろ端折ったけど、ざっとはこんな感じです。、
今回の話はどんな話なのでしょうか、それではどうぞ!
とりあえず厄介なやつが一人消えたね。すぐに消えたってことは2機もちじゃなかったんだね。2機持ちが誰なのかなんだけど、貴族かあの美少女だよね......。
まあいいや、1人ずつ倒していけばなんとかなるしね。能力があっても事前の知識が無いせいで
絶対に魔法が使えない平民を狙うのがセオリーじゃないかな、このドッジボールはさ。ただの小2相手ならドッジボールに対して技量の高い方。つまり僕が勝つってことさ! ......はぁ、小2相手に何盛り上がってるんだろ。大人気ないなぁ。
「これで人数は19対20だな。まだ時間はあるぞ、思いっきり楽しんでおけよ。これ以降は楽しい時間はしばらく取れないからな」
おぉう、しばらく勉強漬けってことかな。低レベル過ぎて楽しくないんじゃないかな。特に数学とかさ。
それはさておき、こっちがなんとか倒した貴族は四天王の中でも最弱だ。とか言い出さないよね? 貴族だから魔法を使えるって言うのはやだなぁ。平民に手が差し伸べられないじゃん。
『はーい、ここで唐突に入るセルビスタイムです。
彼はとても凄かったですね。魔法は10歳になれば誰でも使うことができますが、10歳未満だと魔法を使うという行為をできる人自体がかなり少ないです。
もし魔法の効果を発現できる人の中でも魔法をすぐに自分の思った通りに操れる人は、ほんの砂を一握りした時の手の隙間からこぼれていく程度しかいないんだよ。
そういう人はそのそこそこの学校じゃなくて、真面目に魔法を学ぶ学校に入ってるか、国に召し抱えられてるから、その子はかなり頑張った方の部類だと思うよ。
たまにこういう豆知識的なことが起こるかもだからね、ご都合主義とかそういうのでは無いです。別に言ってもいいよなぁってくらいの情報しか渡さないからね。
魔王は角の付け根をかかれると何も出来なくなるとか、そういうことは言わないからね。それでは!!』
び、びっくりしたぁ。てかさ、ちゃっかり言っちゃってるしね......いやいやいや、魔王いるのかよ。勇者召喚されてどうのみたいなこと起きちゃったりするかな? それはそれで楽しそうだけど、魔王の噂なんて聞かないんだよね。まあ、まだ弱いんだろうね。どこにいるか聞いても答えてくれないだろうし、しばらくは放置で。
魔王よりボールを探せ。今はボールはトリカが持っている。いやいや、トリカ運動神経いいな。女子だろ? 小6男子とドッジボールしても余裕で勝てそうな運動神経してるんだけど......実際に勝てるかどうかは置いておくけどね。
ドッジボールで避け専っていう部類の人たちがいるじゃん? トリカはそういう人でもないんだよね。しっかりあてちゃってるから。この子何者だよ......。
ん、僕? 僕は避け専に徹しますよ。当たりたくないし、トリカ狙いの子が多いからね。その流れ弾に当たらないようにしなきゃだから、そこまで難しくはないよね。
すいません。嘘吐きました。途中から相手がトリカ以外の人を攻撃することを覚えたので、かなり大変になりました。まあ、魔法でドーピングって人はいなかったけどね。最初っからあの魔法貴族の仕業だったんじゃないかな。
「人数は4対3になったな。これはわからなくなってきたぞ。どっちも頑張れ! 先生はみんなのことを応援しているぞ」
残念なことに3人は僕らの方である。そして相手にはまだ2機もちが万全の状態で生きている。誰かはわからないけどね。ストック的には5対3というわけである。こっちきつくない? まあ、よく戦力差やばそうなチーム分けだったのにここまで来れたことがすごいんだよな......。これは負けてもしょうがないな。
「えいやっ!!」
「リーナ!!」
わー、こっちに向かって豪速球が飛んでくるよー。まあ、こんなのは簡単によけれるわな。
「だいじょッッ」
盛大に躓いた。とっさのことで移動もできず、私の胸あたりを狙ったボールは躓いて頭の位置が下がっていた私の顔面に......。
「リーナァ!」
消えゆく記憶の片隅でそんな声とボールが落ちた音が聞こえる。てか、ホイミン出てこいや。
「うぉぉぉお、寝ていた」
周りは暗く濁っている感じの空間で自分以外には誰もいないが、空中にドッジボールの様子が映し出されてるところがあった。いや、保健室とかに連れていけよ。こんな亜空間じゃなくてふかふかのベッドとかにさ、保健室のベッドって妙にふかふかで寝心地がいいよね。
いや、話がそれた。空中に映し出されている映像らしきものを見ると、私の他にもう一人いた男の子がいなくなっていてトリカ一人になっていた。
そしてトリカはポールを投げる。そのボールは一番前にいた少年の太ももあたりを掠ってから後ろにいる唯一の女子である美少女さんに当たった。一番前にいた少年は消えたが、美少女さんは消えなかった。美少女さんが2機もちだったんだね。
「えー、トリカさん、誰を復活させますか?」
あ、復活させる人を選べるのトリカなんだ。てっきり僕が選ぶんだとばかり。まあ、いいや、復活させられませんように、復活させられませんように、復活させられませんように。よし、これで願い事が叶うね。まあ、流星じゃないから叶わないけどね。
まあ、トリカも今日知り合ったばかりの僕を復活させないでしょ。
「あ、選ぶの私なんですね。じゃあ、リーナさんでお願いします」
ハーハッハッハー......まじかよ。いや、今日であったばかりの僕を選ぶのかよ。それは見てなかったなぁ。僕じゃなくて適当に運動神経良さそうな男子選べばよかったのに。え? 運動神経の良さそうな男子はこっちチームにはいない? あ、そうでした。
そう思った瞬間、体がピカっと光って気がついたらコート内にいた。
「おー、すごい」
その場にいたみんながそう言って拍手をしていた。多分向こう側でも拍手されている。なんだよちくしょう。
そんなことは置いておいて、今のところは3対2である。かなりいい勝負なのは誰が見てもわかることだ。最初のthe戦力偏ってますーってチーム分けからこんなに僅差に持ち込めるなんて誰が予想しただろうか。
そしてボールはあっちのコートにある。だがしかーし、現在進行形でゆっくりではあるがこっち側に転がってきているのである。このまま僕に中網を向けさせれば......注目を浴びるってどうすればいいんだろう。
【悲報】僕注目の浴び方を忘れる
いやいや、クラスの隅でお弁当とかそこまで寂しくはなかったけど、運動部のエースほど陽キャでもなかったからだからね。ちゃんと友達もいたし、僕は断じてイ......すまない、ここから先は言ってはいけないような気がしたよ。なんか、背中に冷や汗をかいてしまった。
まあ、話がずれてしまった。どうすればボールがこっちコートにつくまで相手にバレないかが議題でした。じゃあいっそのことUFOだ! とてもいえば引っかかるんじゃないか、下ネタでも言っておけば男子は食いつくんじゃないか、などというかなり大人気なかったり女性としての尊厳をドブに捨てようとする考えを実行に移すか迷ってましたよ。
あ、取られた。まあ、そりゃ気が付くよね。僕がボールの方をチラチラと見てればさ。これで気づかないのはやばいよ。ここで出たブーメランらしき何かがトリカに飛んでいくのは、ね。
「おい、僕が投げたい!」
「いや、僕だ! お前なんてどっかいけ! このボールは僕がとったんだぞ!」
「なにおう、お前こそどっかいけよ、このスカポンタキン!! 僕は貴族だぞ!」
す、スカポンタキン? まあ、それは置いといて、残っていた相手の男子ふたりが争い始めた。ん、これはラッキーなのでは?
「り、リーナ」
なにやらトリカが呼んでいた。体調不良の訴えかな?
「どうしたのトリカ。もしかして具合悪い?」
「いや、リーナは投げたがったりしないよね? 残りのたまは全部私が投げていいよね?」
あー、私を復活させた理由がわかったよ。ほかの男子は投げたがるもんね。小2だしね。それにしても理由がなぁ、正直へこむよ。
さあ、前書きで前回までのあらすじとか入れてみたんですけどどうでしょうか。前の更新から1週間はたってるのでざっと流れを思い出してもらえればなぁと思います。まあ、この作品自体まだあんまり長くないので最初から読んでもらうというのもそれはそれで...
まあ、それはさておき、リーナさんがアウトになって戻ってきました。そして、戻された理由を聞いてちょっとしょんぼりしてしまったリーナさんでした。
さて、次回の更新は誠に勝手ながら休むか遅れるかも知れません。ほぼ休むと思っていてください。変な期待をさせてもあれなので(* ̄□ ̄*;
ブックマーク登録や感想、評価、レビューなど、どしどしお待ちしております。感想とか評価は来ないのにブックマークだけ徐々に増えていくという。
ほかの作者様の作品は感想とか評価が早々につくというのに...なぜこうも差がつくのだ。なぜだ、才能か、コミュ力のせいか、どっちなんだ、どっちもか、そうなのか、はぁ。まあ、次回の更新は頑張りますが、ちゃんと更新はないと思っててください。再来週は絶対に更新しますので。




