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体は、光る。暖かい太陽のように包まれていく。すると、私の周りから花が咲く。
黒かった髪の毛は、白銀からピンクのぐらグラデーションになって服は、淡い緑色と白色のドレス。
私は、もう花じゃあなくなったんだね。
「アークル」
目から涙が溢れる。もう私は、帰れない。もう私は、進むしかない。
世界を守るんだ。
「イフティナ…何故そんなに生命…生物を愛する?」
どうして?決まっている。私は、この世界が好きだからそして、
「アークルと同じ。
アークルと同じで、世界を愛して世界を守りたいって思ってる。でも、あんたは間違ってる。それじゃあ、世界が喜ばない」
アークルは、考えている。
私の手を握れば、生物が生まれる。握らなかったら世界はきっと滅ぶ。
アークル…うんん、アルト。
私は、信じているよ。
「解った。イフティナ、貴様を信じよう。もし、この世界が破滅しそうになったらそいつを封印し
もし、俺がこの先世界を滅ぶ選択をしたら俺を封印してくれ」
「うん。解った」
約束するよ。
聞いているよね?
生まれるよ。
生きても良いんだよ。
すると、何か光輝く者が大樹の前に立っていた。
《ありがとう》
ありがとう。
その言葉を言って大樹に触る。すると、大きな、大きな卵が光包まれ現れた。卵は割れて、世界に初めて生命が生まれた。
「始めまして」
end…