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狂人転成  作者: 美味しい仮面
子供編
7/102

にゅーぶっく

はいはいはいはいはい……


……はっ、はいはいの化身に体を乗っ取られていた?

いやまあ嘘だけど。久しぶりのはいはいは素晴らしいね。体を動かしてる、て感じがするよ。


うん?今どこに向かってるかって?書庫かと思ったかい?残念この前行けなかったところを探索してまーす。あのね、多分文化レベルが違うわ。ビルとかは建ってないのは分かったんだけど。それにしては精密な石造りのものが多いし、機械でやったと言われてもおかしくない程真っ直ぐなものが下級貴族の家にあるんだよね。この前見た本。活版印刷が使われているのは見れば分かったけど、よくよく考えればあんなに本があるのかな?確か紙を木で作れることが判明したのが1800年代だったよね。にもかかわらず電化成品が全くこの家にないんだよね。まあ、電化製品と言っても電球とかそんなもんだけど。ここ、カエルぴくぴく電気の謎が起こらなかったのかな?


まあ、と言った感じに探検している訳なんですが……何で書庫に入らないか、監視の人がいるんだよね。

まあ、この人……いつもの人なんだけど、この人のおかげでわかったことがある。木の扉があっては入れなかったところ、あそこどうやら武器庫みたい。会ったことないけど父さんとその護衛が使うみたい。

んで、鉄の扉だけど、どうやら訓練場みたい。訓練場に入って土魔法使ってみたいけど、まあ、まだは入れないよね。

さて、ここにきてしまったね……


「ここは書庫ですよ。入ってみますか?」


おお!入る入る!

なんか手を振り回してめっちゃ入りたいアピールをする。


「ふふ、坊ちゃまは好奇心旺盛ですね」


これ、上手くいけば読んでもらえるんじゃない?よっしゃ!そうとなればあの本の応用編を探してみよう。

……これじゃないねー、これでもないねー、これじゃないけど、面白そうなの見つけた。


「あら?どうなされましたか?これは……」

「あーう、あーう、こ、え」


くっそ!『れ』が言えない!


「『かげまほうとひかりまほうはやくにたつ』・・・ですか?」

「そえ・・・そ!れ!」


よっしゃあ!言えた!やったーーーー!これはもう俺天才コースですね。間違いない。


「まあ!坊ちゃま!喋れるようになったのですか!?坊ちゃまは天才だわ!」

「う・・・う」

「ああ、これですね。はいどうぞ、大切に……っと、すみません、坊ちゃま。私が……と。もうお時間ですね、一緒に運びましょうか」


やったぜ!本ゲット!これで夜の時の楽しみが増える増える……ふっふっふ。

と言うことで戻りまーす。


ここがリニューアルあるされた、マイ、ルーム!

ま、ベッドが下に言ったこと以外変わっていないんですけどね。まあ、寝返りで落ちることがなくなったと思えばいいか。


「それでは、坊ちゃま、私は行きますのでおとなしくしていてくださいね?……と言っても坊ちゃまはいつもおとなしいですが……」


いえいえ、とんでもない、私あなたが見てないところでかなりやんちゃですよ?アイ、アム、ヤンチャボーイ。まあヤンチャって英語だといっぱいあるんですけどね。

さて、いったな? 見せてもらおうじゃないか『かげまほうとひかりまほうはやくにたつ』とやらを!

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