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アパートごと異世界に転移したが、俺だけ収納スキルだったので住民を支配することにした  作者: 飯尾 意緒
第2章 腐敗の連鎖と「女」の商品化

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35/70

第35話:無限の湯

いつもご愛読ありがとうございます!

前回までのあらすじ:佐藤に救済を求めた咲希は、チョーカーによる隷属と服従の教育を経て自身の「影」の能力を覚醒させ、彼への絶対的な依存と献身を誓う唯一無二の「所有物」へと変貌を遂げた。


それでは、第35話をお楽しみください。


※本作は規約遵守のR15作品です。過激な描写にご注意ください。

 アパート『シャン・ソレイユ』を囲む樹海に、二十七度目の陽光がねっとりと降り注いでいた。窓の外に広がる原生林は、昨日よりもその深い緑をどす黒く変色させ、逃げ場のない圧迫感で視界を遮っている。廊下を吹き抜ける風は、腐りかけた下草の匂いと湿り気を帯び、外界の変容が加速していることを住人たちの肌に刻み込んでいた。

 一階の空気は、すでに人間の尊厳を削り取るほどに淀んでいた。汗と体液、そして微かな腐敗が混じり合った重い臭気が肺の奥まで染みつき、呼吸一つで吐き気を催す。102号室では田中健太が苛立たしげに舌打ちを繰り返し、香織と陽菜を床に這わせて無造作に貪っていたが、その動きさえもどこか虚ろだった。水も満足に得られず、身体の汚れを落とすことなど夢のまた夢。肌はカサつき、髪はべっとりと脂で固まり、かつての色香など微塵も残っていない。

 そんな地獄の只中で、二階の201号室だけは別世界だった。

 佐藤悠はリビングのソファに深く腰を沈め、目の前に跪く四人の女たちを無機質な瞳で見下ろしていた。田中美咲、金井綾香、鈴木舞香、そして五十嵐咲希。それぞれが佐藤の影響を受け、微かにだが妖しい艶を帯び始めていた。

「……恩賞を与えてやる」

 佐藤の短く、絶対的な言葉に、女たちの肩がびくりと震えた。

「風呂だ。俺が再現してやる」

 佐藤は立ち上がり、キッチンへ向かった。カセットコンロに大きな鍋を置き、水を注いで火をつける。シュンシュンと小気味よい音を立てて沸騰し、白い湯気が立ち上る。佐藤はその熱湯の入った鍋を、一切の躊躇なく自身のスキル『支配庫ドミネーション・ストレージ』へと収納した。

 浴室へ移動する。四人の女たちが、期待と不安が入り混じった表情で後に続く。浴槽の前に立った佐藤は、スキルを発動させた。ストレージ内の「熱湯の入った鍋」を起点に、『アイテム複製』を連発する。空間が歪み、次々と具現化された熱湯が、滝のような音を立てて浴槽へと注ぎ込まれていく。瞬く間に浴槽は溢れんばかりの熱い湯で満たされた。仕上げに冷水を加え、至高の適温へと調整する。

「……っ! お湯……本物のお湯……」

 美咲が震える声で呟いた。佐藤は、以前綾香に持って来させて『支配庫』に保管していた高級石鹸と芳醇なシャンプーを複製して取り出し、女たちに手渡した。

「二人ずつ入れ。まずは金井姉妹。次は美咲と咲希だ。その身に染み付いた下層の汚れを、俺が直々に落としてやる」

 最初に呼ばれたのは、綾香と舞香の姉妹だった。

 白く煙る浴室で、二人は佐藤の手によって交互に洗体されていく。佐藤はまず姉の綾香を椅子に座らせ、豊かな肢体をきめ細やかな泡で包み込んだ。完璧主義な彼女の肌に執拗に指を這わせ、その肢体の最奥、最も秘められた場所までを丹念に洗い清める。

「あ……う、あぁ……っ! 佐藤、様……」

 綾香は羞恥に顔を染めながらも、極限状態での「清潔」と「愛撫」がもたらす混濁した快楽に抗えず、佐藤の指に翻弄されてその場で激しく身悶え、意識を飛ばした。

 続いて妹の舞香も同様に、姉の目の前で洗体される。佐藤の指先がもたらす執拗な刺激は、彼女の未熟な抵抗を容易く打ち砕いた。舞香は甲高い嬌声を上げながらその身を震わせ、幾度も絶頂の波に呑み込まれていく。佐藤は椅子に座ったまま、呆然自失とする二人を促して湯船へと入らせた。

 続いて、美咲と咲希が招き入れられた。

 咲希は、湯気の中で露わになった佐藤の「雄としての証」を目の当たりにし、思わず息を呑んだ。

(……なんて、大きいの……)

 数日前、森の中で自分を襲おうとした田中健太のモノ。あの恐怖と共に視界をよぎった汚らわしい感触とは比較にならない。佐藤のそれは、太さも長さも、そして放たれる威圧感さえも圧倒的で、畏怖すら感じさせた。美咲もまた、田中の粗暴さを知る一人として、佐藤の持つ「本物の力」の象徴を、熱い吐息を漏らしながら見つめていた。

 佐藤は美咲の身体に石鹸の泡を滑らせ、執拗に双丘の尖端を丹念に洗う。秘められた蕾をも容赦なく清めるが、美咲の身体は過敏に反応し、溢れ出す蜜が石鹸の泡を溶かしていく。美咲も佐藤の猛りに手を添え、陶酔の表情でその熱量を上下に激しく扱いた。

 最後に咲希の洗体だ。佐藤は彼女の幼さの残る肢体を泡で包み、首筋から胸、そして足の付け根までを丁寧に、だが支配的に洗っていく。咲希は佐藤の手のひらの熱さに翻弄され、指先が触れるたびに快感に撃たれ、湯船に浸かる前に美咲と共にその場で悦楽の深淵へと突き落とされた。

 四人の女たちが全員、湯の温もりと佐藤の手技によって先に果て、放心していた。だが、佐藤は一度も放出することなく、冷徹に彼女たちの反応を観察し続けていた。

 それにいち早く気づいた咲希が、足元で跪き、一生懸命に奉仕を始めた。その健気な姿に、美咲もハッとして浴室を飛び出し、脱衣所で身体を拭いていた金井姉妹を呼び戻す。

 再び浴室に集結した四人。そこには、濃密な奉仕の空間が広がっていた。

 咲希が佐藤の前に跪き、小さな口を精一杯に使ってその熱量を包み込む。綾香は佐藤の右の胸元を、舞香は左を、競い合うように舌先で愛撫する。佐藤の両手の指は、左右に控える姉妹の秘部を奥深く執拗に責め立てた。美咲は正面から佐藤に舌を絡め、溢れる雫を甘美な蜜のように飲み干す。

 やがて、咲希が自らその剛直を自身に受け入れようと試みる。だが、それを見た美咲が優しく彼女を制した。

「咲希ちゃん、待って。あなたにはまだ早いわ……それに、あなたの『初めて』は、こんな場所じゃなくて、ちゃんとしたベッドの上がいいわ」

 まだ純潔を守っている咲希への配慮に、彼女は頬を染めて場所を譲った。

 佐藤が座ったままの状態で、美咲は豊かな臀部を彼に向け、ゆっくりとその怒張を最奥へと招き入れていく。

「あ……ああぁっ……! すごい……入って、くる……っ!」

 その巨大さに甘い嬌声を響かせながら、美咲は壁に手をつき、自ら腰を動かして佐藤を翻弄した。左右では綾香と舞香が、喘ぎながらも舌先で佐藤を責め、美咲の動きを助ける。咲希は、その淫らな光景を見つめながら、佐藤の口元に自らの胸を押し当て、桃色の蕾を差し出した。

 やがて、極限まで高まった佐藤の熱量が、美咲の最奥へと一気に解き放たれた。

「あ、あぁぁぁーーっ!」

 美咲は再び訪れた強烈な衝撃に白目を剥き、激しく身体を反らせて絶頂を迎えた。佐藤がゆっくりと引き抜くと、彼女の秘部からは情欲の証が溢れ出し、太ももを伝って湯船へと滴り落ちる。

 佐藤が放出を終えた瞬間、女たちは阿吽の呼吸で動き出した。

 綾香と舞香の姉妹は、佐藤の身体に付着した情欲の痕跡を、自らの舌と手を使って丁寧に「お掃除」していく。その献身的な姿は、まさに主人に仕える忠実な下僕そのものだった。

 そして咲希は、佐藤の口内に残る熱を共有するように、その内側を優しく、かつ熱心に掃除し、最後の一滴までを自らの一部として受け入れていった。

 ひとしきり奉仕を終えた後、佐藤は女たちの潤んだ瞳を見渡した。

「お湯を張り直してやる。あとは四人で気の済むまで入っていろ」

 佐藤はスキルを使い、汚れた湯を排して新たに熱湯を複製し、再び極上の温湯で浴槽を満たした。

「失礼する」

 そう言い残して佐藤が浴室を出ると、残された四人は顔を見合わせ、至福の吐息を漏らした。

 そこからは、外界の地獄を忘れさせるような贅沢な時間が流れた。

 四人は交代でシャンプーとトリートメントを丁寧に行い、指通りが戻っていく髪の感触に涙を浮かべた。その間、他の者は湯船に浸かって芯まで体を温め、再び体を洗い、また湯船に浸かる。

「……生きててよかった」

 美咲の呟きに、皆が深く頷く。

 女の入浴が長くなることを承知していた佐藤は、脱衣所にさらなる「恩賞」を準備していた。人数分のボディクリームと、火照った体に染み渡る冷えた水分だ。

 清潔な香りと、潤いを取り戻した肌。

 この「無限の湯」は、アパートにおける絶対的な階級の壁となった。一度これを知った女たちは、もはや二度と、一階の泥濘へ戻ることなど考えられなくなっていた。

 排水管を伝い、微かな水音と女たちの笑い声が、1階の天井へとじわりと染み込んでいく。

 102号室の古びたソファ。陽菜は田中健太に跨り、狂ったように激しく腰を振っていた。乱れた髪が田中の顔に触れ、滴る汗が重なり合う。階上から漏れ出した微かな石鹸の香りに、陽菜は狂乱の最中で無意識に鼻を動かし、束の間の清涼感を求めて顔を歪めた。

 その傍らで、香織は虚ろな瞳で天井を見上げていた。

 上下から逃げ場なく嬲られ、凌辱される肉体。彼女の意識は、石鹸の香りが漂う「あちら側」の平穏にはもう届かない。

 田中は陽菜の腰を乱暴に掴みながらも、その視線は彼女を通り越し、天井のさらに先、佐藤のいる空間を呪詛のように射抜いている。

「くそ……佐藤の野郎……何やってやがる……ッ」

 自らの不潔さと、手の届かない輝きへの苛立ち。田中の嫉妬の炎は、目の前の二人の女を蹂躙することで辛うじて形を保ちながら、静かに、しかし激しく燃え上がっていた。

 嫉妬の渦は、外気へと漏れ出した微かな香りに導かれ、次なる悲劇を呼び寄せようとしていた。

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