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日本のバスケを世界に  作者: ウッチー339号
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第4Q 練習場所ゲットだぜ!!

こちらに来てから3ヶ月が過ぎた。毎日欠かすことなく練習を続けてきた。成果がでているかどうかは分からないが、心なしかハンドリングが良くなってきている。ディフェンスフットワークも良くなってきている気がするが、相手がいないから何ともいえない


さて、どうしたものか



「たぁーくんおはよう」

担任のあおい先生が声をかけてくる



「先生おはようございます」

あいさつを返す


「昨日はありがとうね。助かっちゃった」



昨日のことというのは騒がしいクラスメイトを落ち着かせて先生の話を聞くように促したことだ。



こちらに来てからバスケだけではなく、こういった先生たちのフォローもするようになった。

というのも、曲がりなりにも保育教諭を8年間していたのだ。この仕事の辛さを誰よりも分かっているつもりだ。前の世界線でここの先生たちにはお世話になったのだ。だからこんな形でも返していけたらと思う。



それにこの担任の葵先生、新任ですぐにやめてしまった先生だ。だから同業者として手を差し伸べたくなるのだ


「僕に出来ることなら大丈夫だよ。先生が僕たちのために色々頑張ってるの見ているからね。自信を持って」


「本当にありがとうね」

先生は目頭を押さえソソクサと移動してしまった。




やりすぎちゃったかな?でも、このくらいじゃないと伝わらないからな



「たぁーくんおはよう。今の話きいてたよありがとうね」

園長先生が話しかけてくる



「園長先生おはようございます」



「たぁーくんのおかげで最近は先生たちも見違えるようだよ。僕としても、何かお礼がしたいんだ。今度新しいおもちゃを買おうとしているんだけど何がいいかな?」



「バスケットボールとおもちゃのバスケットリングがいいです」



「分かった。じゃあ買ってくるね。今日のお昼には使えるようにするからね」



「やったぁーーー!!ありがとうございます」


こうして、バスケットボールとリングが園に設置された

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