幕間: グラフィーツ
はらはらと、白い薔薇の花びらが散る。
目を閉じるたびに瞼の裏側の暗闇に映るのは、あの日の歌劇場の光景だ。
伸ばされた白い手の指先から解けた魔術が雪になって煌めき、こぼれた歌声から魔術が白薔薇を咲かせる。
その日のことを、グラフィーツが忘れることはないだろう。
この命がどこまで続いたとしても。
歌乞いは、魔物が生涯でたった一度だけ得られる恩寵だ。
自分の歌を聴けばすぐさまそれが恩寵だと認識出来ると言われており、そのたった一つが得られた後は二度と歌乞いは得られない。
とは言えその歌乞いというものは、魔物達の長き生涯を贖うほどに恒久的な存在ではなく、魔物からすれば、瞬きの間に失われてしまうような儚いものだった。
人間達の中では職業として定着している歌乞いの契約は、契約した魔物への願い事という名目でその魔物の力を得られる契約だ。
それが魔術的な契約である以上、願い事をする度に大きな魔術が動き、契約した魔物の階位に合わせてその人間の命を削る。
魔物がどうしようとも、人間がどう狡猾に回避を画策しようとも、それは変えられない世界の理で、魔物に願い事をすればするだけ、歌乞いは命を削り落としてゆく。
そして、殆どの場合は、その契約を交わしてから数年あまりで歌乞いが命を落とすのだ。
(だから、お前は運がいい…………)
グラフィーツのたった一人の歌乞いは、その歌声で魔物を屈服させる事で、結果的に契約を結んでいる。
つまり、この手から愛する男を救い共に帰る事こそをその前提とした行為の顛末であるが故に、その願いは歌乞いの契約より前のものとして認識され、彼女の命を削りはしないのだ。
手放すことが前提の契約であるが故に、サラは契約した魔物に縛られる事もない。
(だが彼女は、自分も共に帰りたいのだと言葉にして願うことはしなかった………)
ただ愛する男の解放を願っただけの稚拙な交渉をした、魔術もろくにない橋の向こう側の愚かな人間は、それが成されれば自分達は共に帰れるのだと無垢にも信じていたようだ。
そう考えかけ、果たしてそうだろうかと思案する。
バンルに、アーサーが自分を見捨てるように説得して欲しいと頼んだサラは、その時にはもう静謐な眼差しで自分を見捨てていた。
(……………であれば、最初から自分は帰れないのだと理解していたのかもしれない……か…………)
だからこそ、歌声の持つあまりもの力にその身が魔術に書き換えられてゆくことに怯えることもなく、サラはあの舞台の上で見事に最後まで歌い切ったのだろうか。
であれば、これはただ、グラフィーツが最初からそう決めていただけなのだ。
もし彼女が、自分を屈服させる程の歌を歌ったのなら。
そうして、かつては公爵位であったグラフィーツを、魔術も持たないあのちっぽけな人間が捕らえてみせたのなら、大したものだと褒めてやり、拍手の一つでもくれてやってアーサー共々橋の向こう側に返してやろうと。
自分にはそれで充分だと信じ、万が一にでも自分の歌乞いなどというものに出会えたのなら、それは何とも愉快な暇潰しになると考えていたのは、どこ迄だっただろうか。
予感はあったのだ。
一目見た時から、なぜかあの瞳とあの声は心を震わせた。
そうだ。
最初から、どこかで予感はあったのに。
ふうっと息を吐き、指先に絡めた白い髪の毛に一つ口付けを落とす。
艶やかな髪は、まだ魔術が潤沢に宿り、ふくよかな薔薇の香りがした。
魔術を削ぎ落とした部分では、白い髪色が淡く金髪に見え始めた部分もある。
やがてその全てを手放し、グラフィーツの歌乞いは身に宿した白から解放されるのかもしれない。
サラの母親が遺したという、家に憑いた人外者との契約の証の白でもあったが、幸いにも、その守護が剥がれたところで再び獲物にされることはないだろう。
(……………多分、サラはあの家には帰れないだろうな)
歌劇場であれだけの魔術を咲かせ、グラフィーツの歌乞いは、その殆どを人間ではないものに書き換えられかけていた。
後もう少しでも深く落ちれば戻れなかったところだが、こうして引き戻してみても、一度資質を置き換えた事で失われたものは戻らなかった。
ただ一度でも人間の領域を外れたものは、二度と同じ場所には戻れないという魔術の理がある。
あちら側ではどうだか知らないが、神隠しや取り替え子という言葉があるようなので、その辺りも同じ仕様ではあるまいか。
恐らくサラは、二度とアシュレイ家の呪いに付き纏われない代わりに、生まれ育った家と血族との繋がりを断たれることになるだろう。
それを知れば、このまだ幼い歌乞いがどれだけ絶望するだろうとひやりとしたが、一度はその身を投げ打つ覚悟を決めた女なのだ。
アーサーがいれば、持ち堪えてみせるだろう。
グラフィーツからしてみれば、手を離した先でよく分からないものにサラを損なわれずに済んでせいせいしているが、とは言えその先を自分が見ることはない。
アシュレイから切り離されることを考慮して最初に向こう側に戻す際には同行する予定だが、アーサーに引き継いだ後は、グラフィーツはこちら側に戻るつもりでいる。
魔術で存在を繋いでいるグラフィーツが向こう側で暮らせるのは、せいぜい一年弱が限界だろう。
例え自身の恩寵がそこにいて、数百年程度はくれてやるつもりがあっても、入れ物に魂を移しただけの状態ではずっと橋の向こうにいることは出来ないのだ。
(………………そうか。それっぽっちのものなのか)
悪戯に指先に巻き付けていたサラの長い髪が、はらりと落ちる。
眠っているサラの横に落ちたその髪を見下ろし、やっと手に入れた恩寵を手放すことについてもう一度考えかけ、馬鹿馬鹿しくなってすぐにやめた。
グラフィーツは、この人間に、あの歌声に相応しいだけのものをくれてやると決めていた。
(…………まずは家だが、橋の向こうでの人間の暮らしには、身分を証明する書類が必要なのだったか。その手配も含め、橋を渡ったらやるべき事は多いな……………)
だが、サラ一人が橋の向こうで生きてゆけるだけの基盤を整えてやるのには、ひと月もあれば事足りるだろう。
魔術の希薄な橋の向こう側であれ、魔物として培ってきた経験や、向こう側で過ごした際に調べておいたことを加味し、尚且つジャンパウロという人間の体を入れ物にして増やしておいた財産を使えば向こう側の人間の驚くべき短さの一部を賄ってやることくらい容易いものだ。
とは言え、一流の教育や舞台に立つ為のドレスやコンクールなどを回る費用を必要とする音楽の道で生計を立てたいのなら、途中からは自分の才能に自分を養わせる必要はあるかもしれない。
だが、サラは、良家の娘ではあるが生活を傾ける程の贅沢好みだとも思えない。
出来る限りのものを残してやり、後は本人にそれをどう使うかを選ばせよう。
(そうか……………、お前は他の魔物達の歌乞いよりも、ずっと長く生きるのか…………)
ふと、そんな事に気付けば、それまで凝っていた不快感のようなものはもろもろと崩れ落ちていた。
「…………俺の運も良かったらしいな。……………生涯ただ一度きりの恩寵でもある歌乞いを得られる魔物はそう多くはない上に、俺の階位ともなれば、通常の契約であれば、…………お前の命は半年も保たなかっただろう」
寝台の端に腰をかけ、眠っているサラの頬をそっと撫でる。
こちら側の人間ではないのだから当然とも言えたが、これだけ魔術稼働域が低いのだから、この体や魂は普通の歌乞い達よりも遥かに脆い。
たった一つと見付け出したその恩寵を、この手で喰らい尽くして殺さずに済むのであれば、それはきっとグラフィーツ自身にとっても幸いなのだろう。
魔物は、本来はひどく狭量だ。
それでも誰にも渡せないからと、多くの魔物達がたった一つの恩寵をその手で壊してきた。
けれど、そうする事が出来ないという縛りを自ら作った事で、グラフィーツは、この脆弱な人間を生きたまま逃してやれる。
勿論、あの程度の稚拙な約定など幾らでも覆せるし、それをせずとも、魔術に転じかけたサラの治療を途中でやめてしまえば、壊れてなくなるまでの短い時間くらいは手元に置いておけるだろう。
橋の向こうの人間だ。
どれだけ守護を切り分けてもせいぜい一年程度で壊れてしまうとしても、最期まで自分のものだったという満足を得ることは出来た筈なのに。
だが、それは出来なかった。
どうしても、出来なかったのだ。
あれだけの歌声でこの心を打ちのめした、たった一人の恩寵を、そんな風に壊してなるものか。
これは、グラフィーツの恩寵なのだ。
「……………せんせい?」
ふっと、瞼が震えてサラが目を覚ました。
雪深い国の湖のような青い瞳には、寝惚けているのか甘えにも似た奇妙な信頼が滲んでいて、その傲慢にも思える命の委ね方に胸が軋んだ。
ああ、多分これが執着なのだ。
こんなにも何も持たない脆弱な生き物が自分を屈服させることはもう二度となく、こんな風に自分を見上げる者がこれから現れる事はないだろう。
そして、既にたった一人を決めたグラフィーツが、他の誰かにそれを許すことも。
こうして自分を見上げている歌乞いは、気の遠くなるような長い時間を生きてきたこの身の、最初で最後の恩寵なのだから。
「……………熱は少し落ち着いたか」
「…………ふぁい。………首筋や頭も、痛くありません」
「この三日間は体調の変化の揺り戻しが来ると話したが、眠れる夜があるのなら眠れるだけ寝ておけ」
「……………せんせいも」
「その呼び方はやめろ」
「……………グラフ?」
その声がこの名前を呼ぶ事が、あと何回しかないのかを知っているのかと、心の中で低く呟く。
であれば、無駄にせずに都度名前を呼ばせるくらいの事は、正当なグラフィーツの取り分ではないか。
その一つ一つを、生涯忘れる事がないように。
グラフィーツは、多くの魔物達のように、自分の歌乞いを喪う事で狂乱したり崩壊することもなく、きっと、手を離してやったこの人間の歌声をこれから何度も思い出すだろう。
目を閉じれば、何度でもあの歌劇場での光景が蘇る。
あれだけの歌声に身を委ねるのは、一度きりで充分だし、あのような舞台はもう二度とないだろう。
残っている方の手で頭を撫でてやれば、眠そうに目を瞬いていたサラは、すうっと眠りについた。
その穏やかな寝息を聞いているだけで、どんな美しい王宮で享楽の限りを尽くし、泣き叫び慈悲を乞う聖女を砂糖に変えた時よりも安らかな夜だと思えるのだから、恩寵とは言うべくして語られたものなのだろう。
窓の外は静かな雨が降っており、この区画の死者の国の気候は晩秋と初夏を行ったり来たりする。
元々は地上にあったが戦乱などで失われた街や国の写しを切り張りしたのが死者の国だ。
サラを人間に戻す為の拠点として、グラフィーツは、歌劇場の近くにあった屋敷を売り払ってこの家を買った。
特赦日の後は、目を覚ましても時折記憶が混濁することもあったサラの療養も兼ねて、立地はいいが路地裏と街並みしか見えないあの屋敷ではなく、大きな公園のある通り沿いのこの家にしたのだ。
色付いた木々や噴水などが見える窓からの景色を、案の定サラはとても気に入り、起き上がれるくらいに足が動かせるようになると、飽きずに窓から外を眺めてはあれこれと質問をする。
今も窓から見えている夜の公園には、サラが天使のようだとすっかり気に入っている雨降らしと泉の妖精の像が、死者の国では淡くしか光らない月結晶を入れた街燈に照らされてぼうっと浮かび上がっていた。
(橋を渡れるようになる迄に、死者の日が二度はあるな。……………最初の死者の日には、あの夏闇の竜と、ウィームの王子だった使い魔がこちらに来るだろうが、二度目は向こう側に出してやってもいいかもしれない……………)
サラの魔術可動域での滞在は危ういので、一時的に守護を強めてやる為に、グラフィーツの魔術を切り分けてやればいい。
そう考えて、では何が最も効率がいいだろうかと思案した後、人間を伴侶にする魔物達が相手の体を整える為に贈っている魔物の指輪を思い出した。
指輪の形に凝らせた魔術を浸透させる目的は変わってくるが、一時的な措置としては使えそうだと頷き、早速自分の体から紡いだ魔術で指輪を作ることにした。
さあさあと、雨音が窓を叩く。
雨足を強めた夜半過ぎの雨に、窓には外の灯りが淡く滲んだ。
部屋に置いたピアノは、弾けばサラが喜ぶので死者の国で購入したもので、グラフィーツは、これまで生きて来た日々で弾いてきたよりも多くサラの為にピアノを弾いていた。
部屋の片隅には、サラの歌声で咲きこぼれた薔薇を一輪も残さずに摘んできた花篭があり、結晶石化しているあの日の白薔薇が柔らかな夜に光に煌めいている。
ふと視線を向けると魅入られてしまいそうな美しさだが、魔物達の中には、そんなものと引き換えにして、片手を取り戻す機会を投げ打つのは愚かだと笑う者もいるだろう。
だが、その清涼な美しさに目を細め、充分な対価ではないかと唇の端を持ち上げる。
唯一無二の恩寵である歌乞いが、その魂から咲かせた貴色の白薔薇で義手を作るのだ。
これ以上の腕など、得ようがないではないか。
今回の事に巻き込まれる迄は、あわよくば橋の向こうの、それが叶わなくてもこれぞという良質な聖女の砂糖を食べて失った腕を取り戻すつもりだったが、そうして獲物を探すのは勿論のこと、特赦日の舞台で特別な治癒魔術の貸与を願い出るのもやめてしまった。
自分の歌乞いの咲かせた白薔薇の義手を得られるのだから、他の聖女の砂糖を食べて取り戻した腕に何の価値もない。
(勿論、サラが歌乞いである以上、聖女としての資格を満たしてはいるのかもしれないが……………)
グラフィーツの歌乞いは、その力を得る為に歌い魔物の慈悲を願う聖女ではなく、自らの力で災いを退ける為にこの魂を屈服させた歌乞いになったのだ。
人間達の興した教会組織では、歌乞いは一律に聖女とすべしという信仰もあるようだが、グラフィーツは後者の歌乞いを聖女だとは思わない。
「…………お前を砂糖になんぞするものか。惜しいからな」
そう微笑みかけ、ぐっすりと眠っているサラの髪を撫でてやり、淡い白紫色の結晶石から削りだしたような華奢な指輪を目の前に持ち上げた。
初めて作ったにしては、なかなかのものだ。
向こう側を訪れる死者の日にはこれをつけてやり、本物の橋の向こう側を見せてやろう。
あちら側にしかないものを食べさせてやり、アーサーの為にと願うだろうウィームの王宮を見に連れてゆこう。
砂漠の中にある宝石林檎の森に、竜の眠る湖も。
死者の国の門が開いている、ほんのひと時のその時間の限りを、本来なら砂糖の魔物の歌乞いとして得られる筈だったあの美しい世界を堪能させてやるのだ。
そうして残した足跡を、いつかグラフィーツは辿るのだろうか。
それとも、それは遠い過去だと割り切り、心の奥底に沈めてしまえるのだろうか。
「……………失ってみないと、わからんな」
そう呟き、やれやれと苦笑した。
驚く程に初めての事ばかりだ。
だが、そうして動かしてみる心の動きは、不思議と古くから根付いていたように身に馴染んだ。
(いつか……………)
今はまだ、あの歌劇場の夜からひと月しか経っていない。
けれどもいつか、グラフィーツはこのたった一人の恩寵を手放し、それは確かにあったのだと知りながらもそれを失う。
せめてもの救いは、実はそれなりにアーサーという男を気に入っていた事だろうか。
こちらを楽しませるには不安定さが目立つが如何にも人間らしく、けれども魔術師としての質を持つあの人間とも、橋の向こうの人間にとってはそれなりに長い時間を共に過ごした。
契約をしてやった時から自分でも酔狂だなと考えていたが、どこぞで見殺しにすることもなく、砂糖にしてしまわずにあの日々を終えたのだから、珍しく気に入ったのだとは思う。
「……………むぐ」
なにやら寝言にもならない声を発し、サラが寝返りを打った。
儚げで清廉な外見に似合わず、この人間は寝相はあまり宜しくない。
小さく溜め息をついて頭を撫でてやれば、また、すとんと深い眠りに落ちたようだ。
手がかかってならないが、それもまた新鮮とも言えた。
橋の向こうからこちらに帰る頃には、自分は一体どんな事を思うのだろう。
やがて月日が経てば、橋のこちらと向こうの繋がりは薄れ、在らざるべきものとしてその記憶は朧げになってゆくのかもしれないが、白薔薇から作った義手が残る限り、グラフィーツがこの歌乞いを忘れる事はない。
(サラがこの契約を忘れぬよう、俺も向こう側に何かを残しておいた方が良さそうだな…………)
作ってやった指輪をそのまま持たせる事も考えたが、魔術が殆どないあの土地では、形があるものは消えてゆく度合いが早い。
であれば、名前でもくれてやるかと考えると、思っていた以上にしっくりときた。
どうせ向こう側に戻った後には、真っ先に、身分を証明するものを整えてやる必要があるのだ。
手を加えてそこに自分の名前を残せば、それは即ち守護にもなる。
繰り返し声に出し、その音を刻む魔物の名前は、一種の詠唱にも似た効果であちら側に根を張り、グラフィーツの歌乞いに橋の向こう側でのことを忘れさせないくらいの働きはするだろう。
だからどうか、覚えていてくれ。
その最期を見届けられない契約の魔物のことを、どうかせめて。
「サラ、」
静かな声でその名前を呼べば、ぐっすり眠っているグラフィーツの歌乞いは、小さく瞼を震わせた。
「あの夜のお前は、素晴らしい歌声だった。……………いい舞台だった」
橋の向こう側にあった魔法は、優しいばかりのものではなかったとグラフィーツの歌乞いは言う。
それならばグラフィーツは、そんな橋の向こう側からやって来た魔術に魅入られ、それを失う愚かな魔物なのだろう。
目を閉じれば、劇場いっぱいの喝采を浴びるサラの姿が見えたような気がした。
その歌声が瞼の裏側の暗闇に白い薔薇の花びらと雪を降らせ、この魂を揺さぶるように響き続ける限り、グラフィーツは歌乞いを得たことを後悔はしないだろう。
そんな歌乞いから贈られた銀のスプーンで砂糖を食べるのも、なかなかに愉快な日々に違いない。
いつか、橋の向こう側から彼女が喪われても、たった一人の恩寵がそこに居たことを、グラフィーツはずっと忘れないだろう。
「ジョーンズワースの魔術師と雪白の歌姫」の物語にここまでお付き合いいただき、誠に有難うございました。
最終話は、グラフィーツの目線の幕間のお話となりました。
まだお話としては拾える要素もありますが、サラ達だけの時間も含み残しておきまして、本日で完結とさせていただきます。
2019.6.28




