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第4話ーどーして!そーーーなるの!?

どうして村の子供達が皆が皆まで優秀なのか…

「ヨーテモさん、貴方が単独でハイオークやオーガ、ゴブリンロードとその集落の撃破、他にも…Aランク相当の、いえ多分それ以上の実力を有している事をギルド本部マスターも周知しています。だからって、貴方以外の有力な子供達までがその水準を満たしているとは思えません!」

ギルド派遣職員がヨーテモをたしなめる。


「ヨーさんがオークの群れとかゴブリン集落、その他の色々を蹴散らしたからガジュマル村が出来た、それはシュリのお偉いさんにもわかってんしょ?」ナギが短気を起こしそうになる。

「私達の武技や魔法の水準って、ウチナーの他の大人たちと比べたらどれくらいなの?」セチャーンは冷静に職員に問いただす。


「多分各自がCランク相当の実力は満たしてる。」狩を終えて帰宅したチョスがいつのまにかツキジとメイリンを連れて出張所に居た。


「そうですね。一度だけ私も同行させていただきましたが、個々人の単独能力としてはおそらく…Cランク相当を。そしてパーティ戦力としては既にBランククエストを達成出来る水準にはあると、私個人は思います。でも前例のない飛び級です。一度シュリに持ち帰り、マスターと相談させていただきます!」


妥当な判断であろう。通常大人たちの多くは一生を賭してCランク止まりで生涯を終える事がままあり、一部のセンス良く技量に長けた者だけが到達するのがBランクであり、Aランク冒険者とは国防を担うウチナー最強と言われる各部隊指揮官クラスにしか居ない。件の大敗より以降、人族にはSランク冒険者が居ないのだ。


ガジュマル村の朝は早い。村に迎えた子供達は必ず朝活と言われる武技の訓練をこなす。訓練を終えた者から順に、農業に林業、漁業などの仕事に就く。昼は村人全員が集まりご飯を食べて、残した仕事を早めに終わらせる。夕方前には皆が仕事を終え、それから寝る前に、ヨーテモに見出された個々人の適性特技系統の訓練をする。

村の子供達が普通ではない事、異世界冒険譚を大量に読破したヨーテモにすれば、他者を効率よく育てる事は容易かった。



「ワコク」世界にある魔法は、一般的には大きく分けて4種類、火、水、風、土である。また、光と闇属性、もあり、その全てに該当しない無属性の魔法も古の魔法として認識されている。

ヨーテモが使ったフライ、皆に渡してある魔法の小袋に使われている亜空間収縮魔法や、まだ村の子供達にも教えてない長距離転移魔法などがそれにあたる。

また、以前に披露していたファイヤープラスなどの魔法こそは、既存の術式に加筆してあるオリジナルだったりもする。


「とにかく!まだ貴方達はEランクなんです!全員の引率、村の開拓までの討伐含めた功績で、ヨーテモさん個人こそはCランクですが、まだ勝手な事はしないでください!貴方達は異例なんです…人族の希望になるはずです!」派遣職員の綺麗なお姉さんは真剣な目で訴えると、反論異論の隙を与える事なく足早にガジュマル村からシュリへの帰路につく。

ヨーテモはなんだか生き急いでますねw

遊び心が足りない気がします。皆まで茨の道へといざなわれ、危険承知でスパルタを受けるのは…

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