メルヘンなシンデレラ
「今日のお話は、『シンデレラ』ですよ。」
せんせいは、いいました。
いつも、1じかん目が始まる前に、よみきかせのじかんがあります 。
ゆみちゃんは、今日は少しだけ、眠たい。
でも、となりに、かっこいい、かずきくんがいる。
ねたりなんてしたら、嫌われちゃうから。
「シンデレラは、おきさき様とおねえさまに、いじめられていました。」
かわいそう・・・。
「シンデレラは、舞踏会に、行かせてもらえませんでした。その時です。魔法使いがやってきて、綺麗なドレスを催し、カボチャを馬車に、ネズミを馬に、そして、騎手に、変えてしまいました。」
おばあさんは、いいました。
「夜の12時の鐘が鳴ったら、魔法が切れるの。それまでに、帰ってくること。いいね。」
・・・。眠たい。
あれ!?
ここ、どこ・・・?
左をみると、きれいなカボチャの馬車がありました。
ゆみちゃんは、綺麗な白のドレスを着ていて、ガラスの靴を、履いていました。
魔法使いのおばあさんも、立っていました。
「ほら。舞踏会が始まるから、早く。」
ゆみちゃんは、カボチャの馬車に、乗って、お城へと向かいました。
お城には、王子様が、いました。
おうじさまは、とてもかっこよくて、きれいで、由美ちゃんと王子さまは、恋に落ちました。
2人でおどり、中庭に行って、たくさん、お話をしました。
しかし。
その時です。
12時の鐘が、鳴ってしまったのです。
『夜の12時の鐘が鳴ったら、魔法が切れるの。それまでに、帰ってくること。いいね。』
先生のその言葉を、由美ちゃんは、思い出しました。




