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木漏れ日と星空
昼下がりは2人とも空きコマなの。なんでかっていうと、2人ともおんなじ授業をとっているから。芝生のすこし高台には、木があって、そこの下に2人座って、隣同士、魔導者を読みながら、木陰で目を瞑って。
前の授業の疲れが意外と溜まっていたみたい。私たちは肩を寄せ合いながら……。
……気づくと、空には星が降っていた。
「流星群?」
そう、眠気まなこのルミが私に尋ねる。
「……多分、そうなのかも。この星に、願えば、かなうのかな。絶対に、かなわないような、そんな、そんな願いも」
あの日。
森で迷い込んでいた私の元に駆け寄った白馬の王子様。
あれ以来、素顔を見ることはなくて。
素顔を、見ることは、なくて……
一粒だけ。
一粒だけだよ。
涙が、零れ落ちた。
「ベルなら、大丈夫だよ」
ルミはそう言って、私を抱きしめてくれたの。




